| タイトル | ： Re: 資産性所得を含め合課税 |
| 投稿日 | ： 2009/01/29(Thu) 10:36 |
| 投稿者 | ： 考察者Ｋ |
管理人さん 回答ありがとうございます。ｍ(__)ｍ
> ▼個人所得には給与の他に株の儲けや配当や金利や土地の売買の儲けなど資産性所得が含まれているのです。
> この資産性所得課税が低率の分離課税、１０％〜２０％地方税を含む、と低率なのです。
つまりは、すでに所有している「資産（土地・固定資産等）」には目を向ける必要はなく
流動性の変動資産を総合課税すれば、解決するとお考えなのでしょうか？
> 総合課税なら資産家は最高税率、貧乏人なら税金はかからない、
> 生活が困って先祖の狭い土地を売っても、大資産家と同じ税率なのです。
先祖代々の土地とは、住んだりとか、農地として利用してこそのことで、田舎捨てて都会で暮らしていて、荒廃させておいて、先祖代々の土地とかではないのでしょうが、結局は「持っている者は持たざる者より有利」という考え方でしょうか？
現在では、日本の庶民の大部分は「持たざる者」だと思われます。
総合課税にしても、「すでにある金融・固定資産に目を向けないと駄目」なような気がしますが、どうなのでしょう？
管理人さんの主張ですと、努力した者が「重い負担を背負う」と言うことになりますので、多くの人が「適当に流す」という生産性を考えるようになり、日本の生産性は低下して、日本全体が貧乏になる可能性があるのではないでしょうか？
基本的に社会主義諸国の失敗は、その点にあったと言われていますよね。
自由主義的に努力した者が努力に見合った報酬を受けるという部分を崩して、極端な累進制を入れてなおかつ高い生産性を維持しようとしたら、国が管理して強制労働的に尻たたきするしかないのではないでしょうか？
> 要は個人金融資産が増えないような制度が必要なのです。国の借金は全て個人金融資産に振り代わっているのです。
確かに、今までは「そのような部分があった」のでしょう。現実に国には借金が積み上がり、国家破産の危機も懸念される状況です。
それは、多くは「国が国民のワガママに媚びた」という結果でもあるのでしょうが、これからは「国民のワガママ」には注意していく必要もあるのでしょう。管理人さんは利己主義的な主張などはされていませんよね？
それはさておき、確かに、今までの政治は駄目だったのでしょうが、その駄目だった政治のシステムを利用して蓄財された「今ある財産」は、放置するのが適切と思われるのでしょうか？
> ▼アメリカのマイナス所得税のある、税額控除の税制は貧乏人に優しい税制ですよ。
先のレスにも書きましたが、では、なぜ、スラム街があるのです？
米国というのは「インディアンという日本と同じ黄色人種を駆逐して建国された国」であり、先進的な思想の国でもあり、多くの良心的な人も暮らしていますが、色々な問題も抱えている国です。
管理人さんは、仮に言葉の壁等の問題がなければ、米国に住んだ方が幸せと思いますか？
多分ですが、最初のレスから判断すれば、そうは考えていないと思われますが、それならば「税制の一部だけを取り出して、優しい国と評価する」のは正当な行為だと思われますか？
> 日本では社会保険料の実納付額は高額所得者より低所得者が多いのです。
> 「社会保険料の財源はこれだ」
> http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/984.htm
まあ、リンクには色々とデータが書いてありますが、米国と日本では、所得の人口分布割合も違うでしょうし、様々に違う面があるでしょう。なんせ、国が違うのです。
１人の億万長者と９９人の貧困者という人口分布の国と
９９人の裕福な人と１人の貧困層という人口分布の国で、同じ税制が取り入れられると思われますか？
何度か書いていますが「あるデータ」だけをピックアップして、「日本国民多くは井の中の蛙」とか書いて、自分の意見は絶対に間違いはないと「思い込んでしまって良い」のでしょうかね？
Ｋは★阿修羅♪に巣くっている「憑き物落としの呪い士」ですから、気に障る表現があったらご容赦してくださるようにお願いしておきますね。