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『三国志』についての考察、感想
日時: 2021/06/07 19:44
名前: JIN
参照: https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/8380/1284640600/l50

これもまたなかなかに人気のある分野。

個人的には孫呉陣営が結構好きです。
メンテ

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Re: 『三国志』についての考察、感想 ( No.53 )
日時: 2021/07/23 08:19
名前: Ryu

孟達は4人の中でも特に印象が悪いイメージがありますね。

劉璋・劉備・曹叡を裏切り最期は司馬懿の電撃作戦によって討たれると。

(それでも演義では、最後の輝きとばかりに徐晃を討ち取るという大金星を挙げましたが)

ただそんな彼だが、何故か曹丕からは寵愛されていたのが一種の謎で。



そして孟達を語る上で法正達以外で話題に挙がるのは、劉封でしょうか。

劉備軍が弱小の頃から戦っており、一武将として考えるなら問題無くても劉禅の存在もあって、ある意味扱いに困る人物だった可能性は高かっただろうと。
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Re: 『三国志』についての考察、感想 ( No.54 )
日時: 2021/07/23 23:16
名前: JIN

よりによって徐晃を孟達に始末させたところにも魏の武将たちに対する演義の悪意的な物を感じますね。

あるいは関羽を最後に追い詰めた魏側の武将だったためか。

とにかく曹丕は好悪の感情が極端に激しかったとも言いますね。

一度嫌えば執念深く追い詰めたとも言いますし。


劉封については、演義では孟達との共犯関係を強調していますが、実際は仲が悪かったとも言われますね。

劉封の処刑を主張したのは、むしろ諸葛亮だったと言いますが、劉備が死ねば制御できなくなるというのが理由なら、それだけ劉封が有能で、諸葛亮の力の限界があったと見る事も出来そうで。
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Re: 『三国志』についての考察、感想 ( No.55 )
日時: 2021/07/25 18:31
名前: Ryu

曹丕の性悪エピソードは、結構ありますからね…。

(演義と正史が混合してますが)誰にどの様な事をしたのか、于禁の事を知っていれば初級、王忠の事を知っていれば中級、鮑kの事を知っていれば上級と言えるべきでしょうか、三國志検定的なノリで言うと。

(因みに自分は三國志14で初めて鮑kの存在を知りましたが)

結局40歳で亡くなってしまった事は、魏にとって痛手だったか、それとも僥倖だったのだろうか。
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Re: 『三国志』についての考察、感想 ( No.56 )
日時: 2021/07/27 22:39
名前: JIN

自分として一番執念深さを感じたのはやはり曹洪に対する追及ぶりですね。

なんとか命は取られず曹叡時代に復権出来たのは何よりでしたが。


そして曹丕として後継争いで儒徒の力を借りてしまった事も、魏王朝の進退に大きく影響してくるんですよね。
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Re: 『三国志』についての考察、感想 ( No.57 )
日時: 2021/08/07 21:24
名前: JIN

蒼天航路でも曹操に対する多くの儒徒の対抗が描かれましたが、個人的には崔エンが一番ですね。

孔融や華佗の場合は、曹操に自分が殺せるはずがないといった所があったのに、彼の場合は最初からその覚悟があったという感じだったので。
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Re: 『三国志』についての考察、感想 ( No.58 )
日時: 2021/08/07 11:15
名前: Ryu

曹丕と儒徒については、寡聞にして存じませんがどの様な事があったのでしょうか?
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Re: 『三国志』についての考察、感想 ( No.59 )
日時: 2021/08/07 21:24
名前: JIN

長子相続を貴ぶ儒徒は曹丕にとっても都合が良かったので、いろいろと便宜を図ったんですよね。

一番大きかったのは陳羣の働きで、これによって儒徒に有利な九品中正法の原型も作られていくと。
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Re: 『三国志』についての考察、感想 ( No.60 )
日時: 2021/08/08 09:29
名前: Ryu

大抵の高校世界史で学ぶであろう「九品中正法」(九品官人法)ですが、当初は「徳行」を重視していた「郷挙里選」に代わって「能力」を重視する為に…なんて言われてましたね。

でも実際は郷挙里選同様に地方の力関係が反映されやすく、結果能力より親の家柄とかが重視され「上品に寒門無く、下品に勢族無し」という言葉も生み出されたり。

結局これを基にした中国の貴族層は、唐代末期に朱全忠によって軒並み殺戮されるまで存在し続ける事になると。
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Re: 『三国志』についての考察、感想 ( No.61 )
日時: 2021/08/08 22:44
名前: JIN

曹操の「唯才主義」が次第に骨抜きにされていく過程でもあるんですよね。

司馬懿が実権を握る正始の政変も根底には九品法を巡る攻防があったと言いますから。

いわゆる人材の発掘育成も含めた、人事権を巡る攻防というわけで。
メンテ
Re: 『三国志』についての考察、感想 ( No.62 )
日時: 2021/09/11 10:26
名前: Ryu

正始の政変も結構見所多いですね。

前日譚とも言える耄碌した(フリの)司馬懿とか、司馬懿に出し抜かれるも結局決断できず、投降してしまい桓範から「曹真将軍は立派だったのに、その子であるお前ら兄弟は豚か何かか!」と罵られた曹爽。

あとは姉の助言に従い曹爽に従うも、あくまで臣下としての行動を全うした事で特に罪には問われなかった辛敞とか。
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