今から連続で書くことを予めお詫び申し上げる。
ICカードを考える場合は、その前身となっている乗車券やカードも含めて考える必要がある。 下記の各項目はすべて定期券を除いて考える。
関東の回数券は、JRだけでなく東急やメトロを除く私鉄も、A駅〜B駅と区間が指定されて売られているため、 関西ほど重用されているようには思えない。乗越精算も差額ではなく当該区間の普通運賃の支払いだ。
したがって、定期券以外の利用者の多くは普通乗車券を使う。普通乗車券をカード化したのがイオカードや パスネットであって、更に現在のSuicaやPASMOに繋がる。各々、支払額=利用額である。
一方で東急やメトロでは関西私鉄と同等の回数券を発売している。 だからNHK「72時間」で紹介された池袋の金券屋でもメトロ券が多数売られていた。
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