JR東日本はICカード導入前の時代に、130億円を投じてIC化すると10年で元が 取れると言っている。ということは、1ヶ月あたり1億833万円の修理代が削減 でき、同額のIC機器の償却があるということになる。
更に1日当たりでは356万円ということになる。JR東日本は2001年頃、首都圏 のおよそ350駅に自動改札機(磁気+IC兼用機)を設置していたので、おおむね 1駅に付き1万円ということになると思う。
ただJR東日本の資料を見ても、何%の乗客がICカードを利用するようになれば 元が取れるのかに付いては書かれていないが、鉄道会社の多くが80%を目指 しているところからすると、80%程度ではないかと推測する。
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