Re: 試練IF 初顔合わせ ( No.8 ) |
- 日時: 2024/04/27 08:29
- 名前: Ryu
- なんとなく『追憶』のベラルーシ強硬派・ロベルトを彷彿とさせる様な人物の秀満。
強い野心があって、(形は違えど)強いコンプレックスを持って、近くにそれを刺激するかの様な存在がいて、断じて無能ではないがそれだけに始末に負えない所がもう。
|
Re: 試練IF 初顔合わせ ( No.9 ) |
- 日時: 2024/04/27 10:24
- 名前: JIN
- 秀満の直接のモデルはナポレオン三世ですね。
単に一世の甥なだけでなく、実はボナパルト家の血すら無いのではないかってくらいの。
逆に一世の庶子であるヴァレフスキの方が一世にそっくりだった。
|
Re: 試練IF 初顔合わせ ( No.10 ) |
- 日時: 2024/04/28 13:24
- 名前: Ryu
- ヴァレフスキについては自分にとって「誰?」のレベルだったんですが、wikiで見てみるとそれも納得の面構え。
更にナポレオン3世と見比べてみると歴然。
「おい、アイツが例の」
「ハワイでの『戦果』か」
「しかしまあ大人しさからかけ離れてそうなのが、一目でわかるというか…」
執務室から出た秀作は、早速「実力確認」という事でイヴァンに訓練場まで案内されていた。
秀作「…」(変わらずムスっとした様子)
しばらく歩くと、2人組の男女と遭遇した。片方はイヴァンより年上っぽい男だが、もう片方は自分より年下じゃないかと思わせるような女性で何ともおかしな組み合わせだ。
?「やあやあ。お散歩ですかハクチェフ少佐」
イヴァン「まあそんな所ですかね。そちらは?」
?「まあ上への報告って事で……っと、これは失礼」
まるで申し訳なさげに、こちらに向きを正す男。動きの一つ一つを取っても、隙が無いのが自分でも薄っすらとわかる。
?「噂の『御孫様』とその連れですか。私はベンジャミン・サルデリ、不肖ながらここの中隊長を務めてましてね、こちらは副官のアニタ・ベルクソン。以後、お見知りおきを」
アニタ「ヨロシク」
秀作「…フン」
千鶴「こちらこそ、宜しくお願いします」
|
Re: 試練IF 初顔合わせ ( No.11 ) |
- 日時: 2024/04/28 13:47
- 名前: JIN
- サルデリ「どう見た?」
アニタ「野良犬でしょうね。一人だけでなら」
サルデリ「二人でなら分からんか」
|
Re: 試練IF 初顔合わせ ( No.12 ) |
- 日時: 2024/04/29 20:23
- 名前: Ryu
- 今度は3人組の女性と遭遇した。その内の一番背の低い奴は確か…
イロナ「あ…」
秀作「フン、あの時のか」
イヴァン「…そうらしいですねぇ、最早『面識有り』で済ますにはちょっとな事があった様で」
?「うわ〜、この彼が例の…うん、何か納得」
?「シア、そういうのやめなさい」
?「っと、ゴメンゴメン。ウェンディ」
胡乱げな様子で自分を見た女を、別の女が咎める様に言った。
イヴァン「今から訓練場に向かうつもりですが…アサド君やジョイド君はいますかね?」
?「はい、2人ともニコロス共々その場にいます。帰ってなければですけど…」
イヴァン「そうですか、丁度いい……では、失礼」
それだけ言って3人から離れていく秀作達。
秀作「あの3人は一体何なんだよ」
イヴァン「まずウェンディと呼ばれた栗毛の髪の女性がウェンディ・ミュラー大尉。ここのボスの副官を務める才色兼備の女性で」
秀作「同時にそういう相手かよ」
イヴァン「まあそれもありますがね。次に金髪白肌がアレクシア・エストランデル准尉。情報専門でハッカーとしての腕前もありますよ」
秀作「そいつもか?」
イヴァン「いえ、また相手は別に。で、一番背の低いのがイロナ・メルクーシン准尉。雑に言えばここの『姫』的存在ですかね」
秀作「…」
イヴァン「ま、仲良くしろとは言いませんよ。まして君みたいなのに彼女(イロナ)が近付くとも思えませんが」
秀作「…」
※まだこの時点ではアレクシアやイロナは千鶴に対しどう接するべきか、迷っている。
立て籠もり事件以前にも、整備関係で会って業務的な会話を少しした程度。ただアレクシアは「何か……スタイル凄くなってない? いやこれが本当の姿?」とは思っている。
|
Re: 試練IF 初顔合わせ ( No.13 ) |
- 日時: 2024/04/29 20:18
- 名前: JIN
- アレクシア「へえ。なるほどなるほど」
ウェンディ「なに納得してんのよ。シア」
アレクシア「なあに。やっぱ女は男を知るとってねえ」
イロナ「?」
|
Re: 試練IF 初顔合わせ ( No.14 ) |
- 日時: 2024/04/30 09:18
- 名前: Ryu
- そうこうする内に、目的地に到着した一行。
その場には何名かが鍛錬を続けていたが、来訪者の存在に多くが動きを止めて視線を向けた。
イヴァン「さて、2人は…ああ、いたいた」
目当ての人物がいたのか、その方向へ歩くイヴァンに一応ついて行く秀作と千鶴。
?「お、旦那と……おいおい、マジか」
?「…」
顔を合わせる形となったが、この2人も完全初対面ではない、何せ…
イヴァン「こっちも初対面じゃあ無いでしょうが、一応自己紹介と行きましょうか、アサド君」
アサド「チッ…俺ぁアサド・ランゲルグ。准尉だよ大尉殿」(若干投げやり気味に挨拶)
ジョイド「…ジョイド・ローク准尉。まあ、今後ともよろしく頼む」(こちらは無難な態度と言動に終始)
イヴァン「その態度はいただけませんねぇアサド君。これから専ら組む事になる相手に対して」
アサド「は?」
秀作「…おい、どういう事だ」
イヴァン「3人1組で連携して戦うのも前提に入っているという事ですよ」
※ニコロスはイヴァン達が来る少し前に帰っていった。
|
Re: 試練IF 初顔合わせ ( No.15 ) |
- 日時: 2024/04/30 19:30
- 名前: JIN
- 一瞬目を擦らせる秀作。
千鶴「秀作様?」
秀作「なんでもねえ!」
アサド「おいおい。なんて口の利き方だよ」
ジョイド「特に女性に対してはですね」
秀作「フン」
内心で苦虫をかみ潰しながら。
秀作(…なんだ。一瞬こいつらが哀沢と武石に見えた。フン。あいつらがどうなっていようが関係ねえ。俺の邪魔をするならブッ潰すだけだ!)
|
Re: 試練IF 初顔合わせ ( No.16 ) |
- 日時: 2024/04/30 19:48
- 名前: Ryu
- 年上2人組でホーネット兄弟ではなく幸也&良二を先に連想したのは意外。
まあ(黙っていれば)貴族としての品の良さを感じられる兄弟と、一見オラつき気味のアサド&基本真面目なジョイドでは秀作の脳内ではあまり結びつかないのかと。
|
Re: 試練IF 初顔合わせ ( No.17 ) |
- 日時: 2024/04/30 20:01
- 名前: JIN
- まあ三人組って呼ばれたのもあってと。
|