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タイトル2011年10月23日 例会報告
記事No3
投稿日: 2011/11/04(Fri) 19:12
投稿者朝霧博士
2011年10月23日 例会企画 「まったく、●学生は最高だぜ!!」
担当:朝霧博士
参加者:imjy,K.K.,九州人(4R途中から),ク,S.S.(2R途中から),SL,XXX,サルタヒコ氏(ゲスト)
優勝者:XXX
ウィニングアンサー:強いて言うなら“向津具半島”(後述)
賞金:1円(紙幣)

※本企画に於いては得点を表す単位として、“p(ポイント)”で企画全体を通じた得点(ドライバーズポイント)で、“点”で各ラウンド内でのみ通用する得点を表すものとする。
※小数点以下の端数が発生した場合、一律切り捨てとする。

1R 「●学生がやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」
要するに“ペーパー”。全30問+近似値問題。制限時間は10分。正解数+(1問目からの連続正解数)÷3 がドライバーズポイントとして加算される。また、近似値誤差最小の人に3p。

アニメ『ロウきゅーぶ!』の主題歌が流れている間に、惑わされずに解けば良いだけの簡単なお仕事です(笑)
近似値の最小誤差は約50%、最大誤差 約500%という、なかなか見当が付かない題材だったようですね。

2R 「鉄板マスター」
要するに“指慣らし”。20問限定3○2×。勝ち抜け順>○が多い>×が少ない>1Rの点数が低い>脱落順で順位を決める。上位から20p,17p,15p,13p,11p,9p,7p,5p。

実力者から順に勝ち抜けるという順当な流れだったように思える。

3R 「君の蕾に恋してる」
要するに“ラントロ”。原則として曲名を答えるが、問題によっては作品名(ドラマ等)でも可とする。4○1休、最終問題誤答は○を1つ減らす。勝ち抜け順>○が多い>×が少ないの順で順位を決める。上位から30p,26p,23p,20p,17p,14p,11p,8p。同順位は折半。

「トッカータとフーガ」→「鼻から牛乳」の順で出題するのは、朝霧にとってはいつものこと。
途中、誤爆してs倍速で再生されるという事故が起こったが、影響は無いと判断し、そのまま出題(2回目はちゃんと等速で再生された)。因みに、予備問題(というか今回の没問)は6曲あったから、差し替えも可能だった。

4R 「自由への併走」
要するに“ジャンル別”。5ジャンル×各7問ある。各ジャンルとも1点を持って始め、正解すればそのジャンル+1点。誤答の場合、6巡目までは2休、7巡目ではそのジャンル−1点。ジャンル点数の積が77点を超えたら勝ち抜け。0点になるか、通算4×で失格。勝ち抜け順>点数が多い>×が少ない>失格順で順位を決める。ポイントは3Rと同様。同順位は折半。
ジャンル(出題順):糸島市,島田紳助,色,鉄道駅,八百科辞典

“ジャンル:糸島市”が市民有利な展開になるのは想定の範囲内(企画者も糸島市民)。
当日は何度も断ったが、“ジャンル:島田紳助”は引退会見前に完成していた(1問は差し替えたが)。
“ジャンル:色”は割と順当なものばかり。
“ジャンル:鉄道駅”は、何も知らなくても普通に分かる問題群(勿論、駅名を知っていれば有利…かも)。
“ジャンル:八百科辞典”の荒れ具合は言わずもがな。

5R 「明日に架けるパス」
要するに“実際に読んでみようクイズ”。1Rの近似値誤差が小さい順に5問ずつ問い読みをする。正解が出れば1点、読み間違えなければ1点、正解者には2点。点数が多い>正確に読めた問題数が多い>正解数が多い>誤答が少ないの順で順位を決める。ポイントは3Rと同様。同順位は折半。

比較的盛り上がったのがこのラウンド。
早く押すことで、“正確に読めた”ボーナスが入り、正解できずに点が入らない(即ち、問い読みのみ点数獲得)という展開も。“間違って読ませたところで押して正解する”という戦略案も出ていたようだ。
XXX「葡萄牙(ポルトガル),墨西哥(なんとか),新西蘭(かんとか)のうち、欧州にある国はどれでしょう?」←これもまた戦略的読み方?

6R 「転生への階段」
要するに“1問多答”。1分間で与えられたテーマ(漢字,言葉)を幾つ書けるかを競う。各問題で点数最下位の者が脱落する。脱落が遅い順に順位を決める。ポイントは3Rと同様。

正誤判定用の電子辞書の電源が入らないというハプニングが起きたが、企画者用メモに書き連ねたものを中心に判定。後日判明したのは、単に電池切れだったらしい(が、一応釈明すると、数日前には半分程度は残っていた筈)。
ルール上、2人以上が同時に脱落することもあり得るし、実際に起こった。また、ラスト数秒で書けた1個が勝敗を分けることが何度もあり、最終戦もそうだった。

7R 「ハードに火をつけて」
要するに“総当たり”。正解したら誰かに勝ち、誤答すれば誰かに負ける。勝つ/負ける相手は自由に選べる。各対戦とも一方が2勝すれば決着。問題が尽きた時点で1勝0敗であれば勝利、1勝1敗や0勝0敗は引き分け、0勝1敗は敗北とする。
7R開始前の時点での順位を基に、以下のようにドライバーズポイントに加算する。
 自分より上位の者に勝った場合:+7p
 自分以下の相手に勝った場合:+4p
 引き分けだった場合:両者に+1p
全ての対戦が終わるか、限定問題数の半分を消費し終えた時点で1セット目終了とする。2セット目は、1セット目終了直後のドライバーズポイントを基に、上記と同様のポイントを加算する。

自分の前後の順位との関係が重要である為、誤答した際は“離れた順位の者に負けたことにする”という戦術が取られた。また、これによる漁夫の利で、下位2名が7p獲得を連発。
このラウンド開始時で3位〜5位が4p差以内に集中し、この部分が特に混戦となった。最終結果では、1位が2人、3位が2人となり、最後まで1pを巡る熾烈な戦いが繰り広げられたことが窺える。

決勝 「僕の夢は君の夢」
要するに“50問限定早押し&ボード”。 ※全員参加で行う
先ずは早押しを行い、正解すると+5点、誤答すると−1点。早押し誤答の場合、誤答者を除く全員がボードで解答し、正解なら+2点。スルーの場合、全員がボードで解答し、正解なら+1点。但し、7Rまでのドライバーズポイントの合計が3位以下の者は60−順位×5問しか早押しに参加できない(ボードは最後まで可能)。
50点先取で優勝。複数人が同時に50点以上に到達した場合、若しくは全50問消費し終えた場合、点数が多い>予選の順位が下位の順で優勝者を決定する。

早押し権が全50問保障されていない為、押せる最後の問題(またはその手前)では大胆な押し方も見受けられた。特筆すべきはK.K.の4連続正解(20点獲得)だろう。
最終的に優勝したのはXXXだが、彼が最後に正解したのは“向津具半島”。早押し権を失い(この時点で48点)、最後の5問はボードに専念となった。早押し誤答により、ボード正解で50点到達のチャンスもあったが失敗。最終問題がスルーとなり、このとき2位だったサルタヒコ氏が46点だった為、優勝は確定。ヤマ勘で答えた3択の“向津具半島”が決定打という、勝負強さを垣間見た瞬間だった。

細かいミスは幾つもあったが、それを何とかカバーできたから良しとしよう。
総じて、企画者としても充分楽しめたかと。特にアンサイクロペディア(4R)と5Rは(笑)
というワケで、お疲れ様でした。