[1] 投稿者:管理人 投稿日時:2021/7/2 22:00 (Fri) No.200
先日「Rain」の文章書いてた時にふと思い出しました。
昔からそう思ってたんだっけ。
ただし、第二楽章のことね。
「のだめカンタービレ」で有名になった第一楽章は、とても愉快(?)な曲なので
ちと、イメージ違うし、第三楽章もカワイイというか楽しげな曲なので、これもまた
ちと違う。
でも第二楽章は、
控えめに、あくまでも静かに、ちょっと俯き加減な感じ。
決して主張しない、決して慟哭などしない、
ただそこにある仄かな哀しみと微かな希望。
そんな感じかな。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」もレイの雰囲気バッチリなんですが
あの曲だと、そもそもタイトルからして「亡き王女」って、あんまり
ピッタリすぎて、逆にちょっと引いちゃう感じもあるのですが、
この曲だと、すこし控えめな感じが、私が感じていた「綾波レイ」の
印象にとても近いかな?
Maurice Ravel 作
ピアノ協奏曲 ト長調(第2楽章)
静かな雨の夜に、
是非、ご一聴下さいませ。