零号機

シン・エヴァンゲリオン

[1] 投稿者:管理人 投稿日時:2021/6/1 14:40 (Tue) No.138

公開から2か月が経過して先日漸く見てきました。

とはいえストーリーは事前にほぼ把握した上で観劇したため、改めての特別な驚きは無かった
のですが、それでもやはりケンケンインパクトには驚かされました。組み合わせ自体はかつて
SS/FFの中でも散見されていたため、ある程度の慣れというか「上手く行きそう」な印象も
有ったので、さほどの唐突感は無かったですが、しかし、まさか公式が選択するだろうとは
予\想出来なかったです。

ただなぁ、劇中でのアスカの描写がなぁ。
なんでアスカはああいう扱い受けるんだろう。

あれもある種のキャラに対する愛情なのかもな、とも思いますが。
ホラ、好きな娘には意地悪してしまう、的な?

それはそうとして。

全体の感想としては・・・「まぁ、こんなもんなんだろうな」って感じかな?
否定的、とまでは言いませんが、でも私には世間的に言われている程「良かった、傑作だ」
って感想は残らなかったです。
むしろ「何がそんなに良かったの?」という感じかな。

確かにゲンドウとシンジが初めて向き合い、ゲンドウは「補完(?)」され、シンジもかつて
の何事も他人や状況ににヘッジしがちな、ある意味「当たり前の」男の子から、ちょっと大人
へと成長出来たみたいですし、ミサトさんも花道作ってもらったし、他のキャラも〜〜〜〜〜
以下省略しますが、それなりに各方面「オチ」は付けた感じですよね。

[2] 投稿者:管理人 投稿日時:2021/6/1 14:43 (Tue) No.139


でも、やはり碇親子で、勝手に世界の運命左右して、勝手に納得して、勝手に
「ネオンジェネシス」って、それってなんだかなぁ、って印象は拭えないですね。
また、全体にTV版の25/26話の焼き直し感が強く、作品としてはEOE(大嫌いだけど)の方が
凄みを感じる、というか評価したい気はします。

でも映像に関しての拘りは「流石だな」って思いました。
昔のような「圧倒的なカッコよさ」や「爽快感」は薄かった気がしますし、冒頭パリでの戦闘
シーンやヴンダーと他の戦艦との戦闘シーンなども私には若干「???」な感じもありました
が、少なくとも「拘り具合」は相変わらずだなって気がしました。

また例えばアスカがシンジにレーション無理やり食べさせるシーン(あそこは個人的に名場面
だと思います)とか「これをアニメでやるかぁ!!」って表\現ですよね。
なんだろ、あれ、実写でも凄い痛いシーンになるだろうけど、それをアニメでやることに
よって実写とはまた違う「リアル過ぎないヒリヒリ感」みたいなの出してるような気がしま
す。
(でもあそこのシーンは何より宮村さんが凄いですが。)

あと、ラスト前、マリが水中から起き上がるシーンだったと思うけれど、俯いた姿勢から
長い髪を空に向けて巡らせるシーン。実写やカメラ画ではよく見るシーンですが、アニメと
しても綺麗だったなぁ。
て、いうか、全体にマリってアスカやレイより作画が綺麗だった気がするのは・・気のせい?好み?僻み?(笑)

[3] 投稿者:管理人 投稿日時:2021/6/1 15:04 (Tue) No.142

で、あのラスト実写シーン。

あの部分に関しては色々考察したり解釈が可能\なのでしょうけど、私的には
映画本編ストーリーとは切り離した世界、音楽用語言うところの「Coda」、マリが迎えにきた
所までが今回の映画のラストシーンで、映画タイトルの「3.0」がここで完結、でリピート
マーク、TV本編だったり、旧劇だったり、に戻って「to」で「Coda」みたいな感じですかね。
ただし公式側にも「これが正しい解釈だぁあ!!」みたいなものは存在しなさそうな気もしますが。

カヲル/レイの組み合わせ画は、私には「カップル」というより兄弟/姉妹的に見えたの
「フーン」って感じかな?マリ/シンジも「あぁ、仲良いのね」って感じで特ににカップルと
決めつける感じでも無いし、ともかくあの場面は、昔で言う「チルドレン」達が全員別の生き
方を始めるための始発駅って意味?、って印象でした。
で、これ、庵野さんや関係スタッフにとっても「エヴァ(≒庵野さんにとっては故郷という
意味での宇部)から別の世界への旅立ち」ってことなのかな?って思ったり。

でも、だったら・・・確かに緒方さんに遣らせてあげたかった・・・
あぁ、逆に今後、庵野さん以外がエヴァ作る時の
ための余地を残すためにワザと緒方さんをあの世界に残したのかな?
う〜〜ん・・・それはそれで酷いな、ある意味。

ともかく、結論、個人的な総評として「凡作」とまでは言わないけど「傑作」っていう感は
しなかったですね。
ただし「傑作」と思えない私の感性が鈍い&古い&ダサい可能\性も十\分ありますが。(草)

でも、少なくとも制作側の「さぁ、ここから前へ進もう!」的な意欲は感じられる作品だと
思います。

※今回、貞本さん、磨砂雪氏、に代表\される旧劇の中心人物が外れ若いメンバーを多数
配置したのも、悪戯に「庵野氏との関係悪化」などと邪推するのではなく、
まずはカラーとしての「次のステップへの先行投資」的に理解するべきなんだろうな、と思ってはいますが

でもやっぱり貞本さんと脚本の榎戸さん?でしたっけ、にはいて貰えれば少し違うものになっていたかもな?と思います。

そんときは長髪レイも、死んでたかもしれないけど。(草)




[4] 投稿者:管理人 投稿日時:2021/6/1 15:08 (Tue) No.143


で、シンでのレイ、というか新劇全体でのレイ、かな?

に関しては別スレッドで。






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