Re: 試練IF もし『彼』が限界を迎えてしまったら? ( No.1 ) |
- 日時: 2024/08/23 21:19
- 名前: JIN
- 斬利との最後の場面は欠かせないでしょうね。
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Re: 試練IF もし『彼』が限界を迎えてしまったら? ( No.2 ) |
- 日時: 2024/09/07 23:03
- 名前: Ryu
- (蓬莱島・黒の騎士団本部・医療棟)
騎士団隊員向けに用意された医療棟、そこをある一人の騎士団幹部が歩いていた。
傍目には普通に歩いている様子ではあるが、その人物の内心は焦燥で満ちていた。
そしてある一室の前に立ち、ドアをノックする。
「どうぞ」
斬利「失礼する」
入室すると、その部屋にいたのは既に到着していた香凛とベッドに横たわった星刻。
星刻の容態は息使いが安定している事から、小康状態である事が伺えるが意識は戻っていない。
斬利「……ここまで来てしまったのか、星刻」
香凛「医療班の見解では、もう投薬で誤魔化すのも限界だと…」
斬利「現状星刻の事を知っているのは?」
香凛「我々中華勢の中でも極一部です。ただこうなった以上、星刻様の身体の事を隠し通すのは不可能でしょう…」
斬利「そうだな…」
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Re: 試練IF もし『彼』が限界を迎えてしまったら? ( No.3 ) |
- 日時: 2024/09/07 21:56
- 名前: JIN
- ゼラート「…星刻の容体はそれほど悪いのか」
ネルゲ「ええ。おそらくは次の出撃が最後でしょう」
ゼラート「…」
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Re: 試練IF もし『彼』が限界を迎えてしまったら? ( No.4 ) |
- 日時: 2025/05/06 09:09
- 名前: Ryu
- 神楽耶「やはり本当の事だったのですか」
斬利「はい、数年前から星刻は肺病を患っておりまして…当時の情勢(大宦官が幅を利かせていた)的に病という弱みを掴ませない為、香凛や雷鋒といった極一部の人間のみにしか明かされていませんでした」
神楽耶「それは当時立場上彼と対立していた貴方も入っているのですか?」
斬利「……薄々気付いてはいましたが、はっきりと明かされたのは大宦官粛清後の事です。当時は互いに最低限の接触に留めておりましたので」
神楽耶「…」
斬利「治療するとしたら、長期入院は避けられない状態です。当然そうなれば対外的にも総司令不在を知らしめる事になりますが…」
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Re: 試練IF もし『彼』が限界を迎えてしまったら? ( No.5 ) |
- 日時: 2025/05/07 19:50
- 名前: JIN
- ゼラート「非情なようだが、こちらにとって肝心なのは、彼の容態が持たないようなら、その後釜と後継体制がどうなるかだ。それによって我々の今後も変わる」
ネルゲ「その辺についても。抜かりなく」
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Re: 試練IF もし『彼』が限界を迎えてしまったら? ( No.6 ) |
- 日時: 2025/05/07 20:35
- 名前: Ryu
- 順当に考えるなら、総司令の後任は藤堂一択でしょうか。
実力実績知名度的に彼以外の候補がいるのかって。
で、藤堂の後任の統合幕僚長は斬利が、斬利の後任の参謀長官は香凛が再就任、香凛の後任の総司令官付補佐官は千葉か、あるいは騎士団の中堅処から抜擢な感じになるかなと。
それこそ『奪還』から黒戸を出すとか。日本解放戦線出身な分藤堂とも面識は既にありそうですし。
黒戸云々はさておき、これらはあくまで自分の中で順当に考えた星刻離脱後の主要役職ですが。
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Re: 試練IF もし『彼』が限界を迎えてしまったら? ( No.7 ) |
- 日時: 2025/05/09 20:32
- 名前: JIN
- ゼラート「形式的に藤堂をトップに据えるにせよ。実質的な権力を握るのはホームグラウンドの中華系だ。斬利は有能だが、本来はあくまで別派閥だ。素直に奴の指示に星刻派が従うか?」
ネルゲ「幹部クラスはともかく。中堅層に不安が無いとは言えませんな」
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