「凶狼」の正月 |
- 日時: 2023/01/06 07:41
- 名前: Ryu
- アサド「正月入ってからも大佐はあちこち出向いているが…今日は何処に行ったよ?」
ジョイド「ああ、今日は皇議長との会合って聞いたかな」
アサド「ほぉ〜改めて色んな問題にどう対処すんのかの議論ってとこか?」
ジョイド「それもあるだろうけど…チズちゃんも一緒に呼ばれているらしい。あとついでに上丹羽博士も」
アサド「それでか、秀作がさっきからイライラしてんのは」
(蓬莱島・「合衆国日本」本部・議長用執務室)
神楽耶の執務室の一角にある、客をもてなす為の簡易な茶室。
折角だからと上丹羽の提案でゼラートを茶道を経験する事となり、神楽耶と千鶴が最初に手本を見せている。
ゼラート「…」(2人の所作をしっかりと見ている。尚、姿勢も他3人に倣って正座)
手本を見せ終わり、次にゼラートと上丹羽に抹茶と茶菓子が振る舞われる。
慣れている上丹羽はスムーズに済ませたのに対し、ゼラートの方は流石にややぎこちなかったが一通りを済ませた(微妙に違う所もあったが)。
上丹羽「初体験にしてはまあまあじゃないですか?」
ゼラート「あれほどわかりやすい手本があればな」
千鶴「ふふ、秀作様もこういった体験をして戴きたい所ですけど」
神楽耶「正直全く想像つきませんね。あの狂犬が大人しく茶道の作法を守る姿が」(溜息をつきながら)
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