うなされていたら…ライルの場合

うなされていたら…ライルの場合

日時： 2023/01/02 17:01
名前：健
参照： http://　: ライルはジュリアの家の前で呆然としていた………あの事件の後、そのまま焼け焦げて崩れた彼女の実家。そこから……

「ヨクモ…ワタシヲキシニシタナ………」

「オマエノセイデ……ワタシタチハシンダノヨ…」

「オマエモ、コイ……」

ライル「ひ！！」

後ずさると……中島達がいた。

「ヨクモ、オトウトヲコロシタナ…」

「オマエナンカシンジルンジャナカッタ……」

ライル「ち、ちがう！ぼくは……捨て駒にするつもりで選んだんじゃ…！！」

修作「ウソヲツクナ……」

デビー「アナタハハハオヤトオナジダ……」

ゲイリー「ワレワレヲコロシタ……！」

ライル「！！ち、ちがう！ぼくは……ぼ、ぼく………は…」

場所が変わり……どこかの屋敷？有紗がいたが……いや、レイやクリスタル、優衣、エレーナもいて

「…流石ライル殿下のお気に入りの女達だ。これほどの上玉には早々お目にかかれぬ。」

有紗「はい……もっと、どうぞ。」

レイ「ライル様より、素敵です。」

優衣「あんな人より、ずっといい…」

クリスタル「なんで、あんなお子様に拘ってたのかしら…」

エレーナ「次は、妹も一緒にあげますね。」

五人とも、貴族の男に抱かれて完全に従順になって……

ライル「っ！！！！」

ライルは飛び起きた。その瞬間、顔に柔らかな感触が……

優衣「ライル様、大丈夫ですか？」

ライル「優衣………っ、なんて夢だ。」

そうだ………脇を見ると、有紗達も全員いた。酷い夢だ……

クリスタル「ジュリアや、処刑した人達のことを呼んでましたよ？」

有紗「私たちもですけど……」

レイ「まさか、どこかの悪い貴族に抱かれたとか、殺された夢を見たの？」

ライル「っ！！」

エレーナ「あたり、ですか……」

すると、五人がかりでライルの顔を抱きしめて、胸で包み込んだ。

有紗「大丈夫だから……ここにいるから。」

レイ「もう一度、どうぞ？」

クリスタル「1回と言わず、朝まで…」

エレーナ「沢山、あげるから……」

優衣「怖かったんでしょ…？」

ライル「……ああ。」

眠る前にあれだけしたにも拘わらず、ライルは五人を再度抱いた。正に、夜が明ける寸前まで

ゲイリー「全く、ルーカス殿下みたいなことを…」

ライル「ぐ……」

結局、五人とも起き上がるのすら困難になって、今日一日は休ませるが理由を聞いて流石に全員が同情と呆れの混じった感想をぶつけた来た。

ゲイリー「大体、我々まで殺されて呪われるとはどういう夢ですか？」

雛「勝手に殺さないでよね……」

フェリクス「……毎回そんな調子では我々も困りますから。カウンセリングを受けましょう？」

涼子「って、この人に合うカウンセラーがブリタニアにいるの？」

ライル「涼子に同意だ……ジュリアの事件で何人叩き出したと思っている？」

ゲイリー「ですね……殿下との相性が壊滅的に悪すぎる。貴方のようなタイプに合うカウンセラーを探すのは、黒の騎士団の相手をするより難易度が高い。」

※現実的に考えて、ライルのような国の方針に疑念を抱くタイプと合うカウンセラーを探すのは非常に骨が折れそう。

後、もしかしたらマリーもライアー時代のオルフェウスとこんな感じだったのかも。

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Re: うなされていたら…ライルの場合 ( No.1 )

日時： 2023/01/06 08:24
名前： Ryu

カウンセラーにカウンセラーが必要になる光景が簡単に想像付きそう

Re: うなされていたら…ライルの場合 ( No.2 )

日時： 2023/01/06 11:09
名前：健
参照： http://　

ゲイリー「殿下、怒りませんから戦場と女の方でなんとかつなぎ止めてください。カウンセラーがあてにならない以上は他に手がありません。」

雛「まるで息子の悩みに四苦八苦する親父ね。って、もっと重症な息子がいたか。」

修作「ん？」

Re: うなされていたら…ライルの場合 ( No.3 )

日時： 2023/01/19 20:19
名前： ＪＩＮ

フィリア「あらあら」

Re: うなされていたら…ライルの場合 ( No.4 )

日時： 2023/01/20 00:26
名前：健
参照： http://　

こっちでは貴族主義ブリタニア至上主義というライルが一番嫌いなタイプのフィリア、例えルーカスの騎士とあの女の紹介がなくとも本能で拒否していたかも。

Re: うなされていたら…ライルの場合 ( No.5 )

日時： 2023/01/20 07:10
名前： ＪＩＮ

ああ浅薄。の一言。

ディアナもだが、要するにライルの雌犬どもがどいつもこいつも似たり寄ったりの媚びたイエスウーマンばかりで飽き飽きだから、ああいう変化や起伏も付けてみたくなるって次第。

前にも言ったように、自分が彼女を気に入ってる一番の理由は、相手がルーカスであっても内心では別に媚びてるわけではないし、いざとなったら平気で見捨てるつもりって点。

それに比べれば差別主義がどうのなんてのはどうだっていいくらいに。

それでこそ最後の決定版であるレイのドラマにも重味と必然が加わってくるはずだと。

それもあってこっちのレイはライルが助けなかったら処刑される所だった兇状持ちにまでしてみた。

そして最初はとにかくフィリアなんてもんじゃない喧嘩や暴言の売りまくり。

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