トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
狂戦士の誕生日
日時: 2022/07/05 23:13
名前:

七月七日はライルの誕生日なので

ライル「誕生日……あの女が豪勢なのをするからトラウマしかない。」

良二「当ててあげます。ご生誕おめでとうございます、程度ならまだしもこれを機に我が娘と……なんて貴族共が群がってきていた。」

遠い目のライル「あたり……ああ、軍学校時代にバカがグラビア雑誌のプレゼントしてくれたり、クリスタルが迫ってきたりしたのがずっと楽だな。」

フェリクス「アレも大概でしょう……」

セヴィーナ「ちなみにお前とデビーは?」

フェリクス「まあ、無難なバースデーカードと知人に頼んで取り寄せたミニケーキです。」

ライル「他の連中なんて……あの女と同じだったんだ…」

優衣「ひ、悲惨なのね。ライル様基準では。」

涼子「いや、私らから見ても悲惨よ。祝ってくれなくて良いから、静かに過ごしたいっていってるわ。」

クリスタル「ねえ、じゃあ私達がケーキになってデンカにプレゼントするのは?」

デビー「……おまえ、その手で失敗しているだろう。」

ライル「頼む。普通に静かに過ごさせてくれ………後生だから。ああ………セラやウェルナーとケーキを分けていた、あの子供の頃の誕生日レベルが一番良かった。」

ゲイリー「さ、流石にいつもの貴族共の調整とは違う意味で、酷い。ここはご意志を尊重しよう。」

長野「イエス・マイ・ロード。しかし、後生とまで…」

有紗「………」

フェリクス「身も蓋もないことをいってしまえば、皇族である以上誕生日もそうなる定めなんですよね。とはいえ、限度を過ぎればああなるか。」

ヴァル「冗談抜きで、有紗や姉さんに夜の相手をしてもらったらどうだ?少しは安心できるだろう。」

フェリクス「それができたら苦労しないって……そういう理由でなんて嫌だ、って返されるのが落ちだから。全く、面倒くさい人だ。私に言わせれば、美点が欠点にもなっている。」

セルフィー「だからついて行ってるんじゃないの?」

フェリクス「………………ノーコメント。」

Page: 1 |

Re: 狂戦士の誕生日 ( No.1 )
日時: 2022/07/10 13:03
名前:

ライル「♪〜〜」

雛「なんか、妙にご機嫌ね。」

ライル「ああ、オレゴンのあの農場から誕生日のプレゼントが来たんだ。農場の果物で作ったジャムと、農場主からもワインやジュースをね。ま、私にとって一番嬉しいのは子供たちのバースデーカードだね。」

ライルが見せたのは、幼稚園レベルの子供が描いたライルの絵、後ろにはグロースターだ。

更にメッセージで

「またあそびにきてね。」

ライル「ああ、こういうプレゼントなら大歓迎だよ。」

雛「ご機嫌な理由は分かったわ。けど、現場でそれ持ち出して調子狂わないでよ?それで死にたくないから。」

ライル「ああ、分かってる。さて…たっぷりあるからな。厨房に頼んで、食事時に出せるように言ってある。牛乳もあるから、ジュースとの二択でね。」

雛「じゃ、お言葉に甘えるわ。って、ワインは駄目?」

ライル「だめ。」

雛「けち。」
Re: 狂戦士の誕生日 ( No.2 )
日時: 2022/07/13 21:48
名前: JIN
参照: https://www.youtube.com/watch?v=6XfHIz8hIvk

おお牧場はみどり。
Re: 狂戦士の誕生日 ( No.3 )
日時: 2022/07/13 23:44
名前:

くちずさんでたりして
Re: 狂戦士の誕生日 ( No.4 )
日時: 2022/07/19 22:42
名前: JIN

母へのトラウマという点で洒落にならない事案が進行中。

Page: 1 |