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戦場IF ロンスヴォーとw-ZEROの対面…6
日時: 2020/11/25 00:44
名前:

戦闘が開始された。『ユーロ・ブリタニア』は中央突破を狙うべく戦闘にありったけの兵力を集中している。

E.U.はそれに対して盾を装備したKMFを中心にした部隊で防御を重視している。

マスカール「敵はこちらの予測通り、中央突破を謀るつもりのようです。」

バルディーニ「焦るな、ギリギリまで引きつけるんだ。」



「誰だよ、軍隊が楽なんて言ったのは!」

「来るな!来るんじゃねえ!」

クラリス「………軍隊が楽なわけないでしょうが。もう、世話が焼けるんだから!」

グロースターのライフルで進撃してくるサザーランドの足を奪い、更にリバプールも剣で足を破壊する。直ぐに敵が気づくが、部下達が砲撃してクラリスの後退を援護する。

「いやぁ!来ないで!死にたくない!!」

「イレヴンはどこで何してるのぎゃあ!」

まただ……一体、あいつらは今まで何をしてきたのだ?

クラリス「全く……これじゃあ役に立たない味方の方が敵より厄介よ。」

とはいえ、あの父の陰謀で行けなかったとはいえ、前線での出撃が少ない自分も連中をとやかく言えないか?

アキト「………」

アキトのアレクサンダは四機中、最も敏捷に動く。鈍重なリバプールの砲撃など豆鉄砲も同じだ。

ユキヤは最前列から若干離れているが、正確な狙撃で確実に一機ずつ機動力を奪っている。

ユキヤ「敵のKMFが一機動けなくなれば、その分だけ道がふさがる。」



海棠「足を潰したKMFはほっとけ?敵はどんどんお越しになるんだ。」

土田「一人一人、ダンスのお相手をしてあげたらこちらの足腰が持ちませんね。」

池田「玉の無駄遣いで良いでしょう。」



ゼラートの部隊もKMFの足を破壊して機動力を削ぐ戦法を重視している。

グロースターのランスで足を砕き、その機体は捨て置いている。

ゼラート「あの金色の機体……ヴェルキンゲトリクスはいないのか。」



ジャン「ヒュウガ様、敵は密集型の陣形で我が軍を迎え撃つ構えです。」

シン「……敵はKMFの機動力を削ぐのを重視しているのだな?」



ファルネーゼ「確かに、足を失ったKMFが増えればいずれは進撃の速度が衰える。」



ライル「だが、単純すぎる…」

懸念とは別に徐々に『ユーロ・ブリタニア』は押し込んでいく。

ライル「!?………まずい!全軍、進撃中止!」

〈殿下、今この作戦の指揮権は…〉

ライル「それどころではない!誘われたんだ!後退しろ、急げ!〉

シン「……そういうことか!『ミカエル騎士団』、全軍後退!」



ファルネーゼ「敵の狙いは我々を包囲することにある!!」



レイラ「敵の進撃が止まった……いえ、後退をし始めています。気づかれたようですが……少し、遅かったです。」

バルディーニ「よし………砲撃部隊、展開!」

後ろに控えていたパンツァー・フンメルとパンツァー・ヴェスペ及びバズーカを装備したグラスゴーやサザーランドが一斉に左右に展開する。

バルディーニ「撃て!」



デルク「弾薬を惜しむな!全滅させるつもりで撃て!」

左右と正面から一斉に砲撃が始まり、『ユーロ・ブリタニア』は後退を余儀なくされ、更にKMFが撃破される。

スザク「!………ち!」

あの男からだ。忌々しいが、このまま全滅させるわけにも行かない。中核部分のライル軍は流石に粘る。シールドのあるゼットランドを中心に一度後方に下がり、一発の火力で敵の攻勢を牽制するつもりか?


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Re: 戦場IF ロンスヴォーとw-ZEROの対面…6 ( No.1 )
日時: 2020/11/22 17:55
名前: JIN

ここは遊軍機動で相手を撹乱するかか。

まあ「世界で一番有名なイレブン」が出張っての反応も楽しみだが。
Re: 戦場IF ロンスヴォーとw-ZEROの対面…6 ( No.2 )
日時: 2021/06/23 20:02
名前: JIN

「いまの着弾はなんだ!?」

「ロングレンジのレールガン! 敵陣の後方からです!!」

「敵後方から側面に急展開する一機を確認!!」

「馬鹿な!! ここまでの急加速と急旋回で動けるKMFなど!?」

「機影を確認!! いま映像に!!」


どよめく一同。

それが情報共有の全体にも瞬く間に広がる!!


「『白兜』!?」

「あの噂の!?」

「あのイレブンがここに!?」

「ナイトオブラウンズ!?」

「馬鹿な! そんな情報は!!」
Re: 戦場IF ロンスヴォーとw-ZEROの対面…6 ( No.3 )
日時: 2022/08/18 06:49
名前: JIN

サルベージ。

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