「凶狼」の制服

「凶狼」の制服

日時： 2020/07/22 23:03
名前： Ryu: ※時期的には「新皇帝誕生」から間もない頃。

病室のベッドの上で本を読んでいるイヴァン、そこにドアをノックする音が聞こえた。

イヴァン「どうぞ」

アサド「よう、お邪魔するぜ旦那」

アレクシア「やっほ～！　具合はどうかな？」

イヴァン「まあ上々な感じですかね。この調子だとベッドの住人からは抜け出せそうで…ほう」（途中からアサド達に目を向け、彼等の変化に気付く）

アレクシア「これ、今日届いたんだ～！　そんな訳で早速着てみたのよ！」

この2人が現在身に纏っているのは、騎士団合流時以前から来ていたE.U.外人部隊時代の軍服…ではなく、新たに新調された遊撃部隊「フェンリル」としての軍服であった。

アサド「勿論旦那の分も届いたから、様子見がてら持って来た訳よ、コレ、ここに置いとくぜ」（机の上にイヴァンの分の新服を置いた）

イヴァン「わざわざどうも。因みに以前までの軍服はどうするのですか？」

アサド「ハインツ曰くいらない奴はこっちで集めて適宜『処理』するってよ。まあ持っていても意味ねぇから、ほぼ全員が手放す事になるだろうが…」

アレクシア「…ハインツの事だから、全部焼却炉行き何て事はしないだろうけどね。一部は残しておいて、後はとことん有効活用な具合に」

フェンリル用基地では、隊員が新服を随時受け取っていた。

イロナ「…これっていつから注文していたのかなぁ。そう簡単にすぐに用意出来る物じゃないと思うんだけど…」

ジョイド「多分時期的にウチ（フェンリル）がロンズウォーと袂を分かった頃じゃないですかね」

リサ「今やロンズウォーとは別物であると同時に、E.U.時代との決別を表明するという意味合いも込めて？」

ジョイド「そんな所じゃないですか？　あ、ここに但し書きが」

イロナ「えっと……『もし各部位の寸法が合わないと感じた場合は、要望記入の上事務室入り口の提出ボックスへ　ハインツ・ルンペルシュティルツキン』」

ジョイド「まあ手足の長さとか諸々あるでしょうからね」

リサ（……それと胸やお尻もね。特にイロナ、貴女は身長的にはSサイズかもしれないけど胸はSサイズ基準じゃないから！）

※服のイメージですがまあざっくり言うと一般隊員用（アサド達若手組もここに該当）はベースは騎士団仕様のそれに近く、配色は黒がメインでアクセントでダークグレー。

幹部格（ウェンディ達5人）のとなるとR2で朝比奈や千葉が着ていた服（公式サイト参照）をベースに、ズボン（ウェンディもスラックス）は黒で上着の色はダークグリーン系統の向こうに対してこっちはダークグレー系統。襟は立っていない。

隊長用（ゼラート）となると、黒系統の軍服の上からダークグレーのコートを羽織る様な感じ。（イメージ的に藤堂が近い。肩の装甲的な奴は無く襟も立って無いが）

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Re: 「凶狼」の制服 ( No.1 )

日時： 2020/07/23 20:19
名前： ＪＩＮ

特殊な立場となる秀作と千鶴については祖父母時代の旧日本軍を思わせる特別版かな。

もちろんある種の嫌味も込めての。

Re: 「凶狼」の制服 ( No.2 )

日時： 2020/07/26 11:57
名前： Ryu

※時間を少し先送りして、秀作＆千鶴合流後、満瑠加入前。

アレクシア「おはようチズちゃん！　う～ん、中々…」

千鶴「そ、そうですか？」

（千鶴の新Ver.格好は、イメージ的にセシルの軍服姿を少し弄ったかの様な感じ）

イロナ「うん！　眼鏡も掛けたら正に『出来る女』って感じがすると思うよ！」

千鶴「そんなイロナちゃん。そういうのはウェンディさんこそ相応しいと思うわ」

ニコロス「おーおーこりゃまた…」（遠目から千鶴の格好を見ている）

ハインツ「以前まではもっさり感溢れる格好に白衣でしたから、身体のラインが分かりにくかったものですがね」

ニコロス「こりゃ令嬢大佐殿と並べても遜色無いなぁ」

Re: 「凶狼」の制服 ( No.3 )

日時： 2020/07/28 22:06
名前： ＪＩＮ

ハインツ「それでも令嬢大佐との一番の違いは、やはり…」

ニコロス「『知って』るかどうか、だろ？」

秀作「フン」

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