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没スレ・妄想スレ

[1]投稿者:289◆J9f1Lk6o 投稿日:2008/12/20(Sat) 01:15 No.75  
被ったなどで没になったり、妄想話を書いてみたり、
練習として書いてみたりするスレです。

こっちで書くネタは多少はっちゃけたものでも構わないので、
ほどほどに暴れてください。(^ω^ )
[2]投稿者:「酩酊」 14スレ目の74◇DGrecv3w 投稿日:2008/12/21(Sun) 03:32 No.80  
「ひひひ!やっと捕まえたぜぇ!」
「くっ!・・・離し・・なさい!」
「ミアちゃん!・・どうしてこんなことするですか!なぞ達、ただ仲良くしたいだけですよ!」

俺の右手には茶髪の女の首元がしっかりと掴まれている。
目の前で怒気を含んだ視線を浴びせてくる緑髪の女には、返しても返しきれない大きな借りがある。
俺は苦労してそれを返しに来たというわけだ。

「仲良くぅ?俺に見事な蹴りを入れたヤツのセリフじゃねぇなぁ!」
「なっ、あ・・あれはですね!」

緑髪の女は慌てて言い訳をしようとしている。

「問答無用ぉ!!」
「がはぁっ!!」

俺は言い訳を言わせまいと徐にミアと呼ばれた女の腹に拳を叩き込む。
緑髪の女は血相を変えて女の名を叫ぶ。

「もう、やめるです!なぞ、謝るです!だから、ミアちゃんは!!」
「にげ・・て・・なぞ・・・ゲェッ!!」

俺でも先が読めるような展開をやらせてやるほど、俺は優しくない。
俺はもう一発、茶髪の女の腹に拳を叩き込む。
女は気を失ったのかぐったりと動かなくなった。

「ミアちゃん!!・・・もう・・止めるです・・。」
「あぁん?」
「お前の目的は、なぞです。なぞ、お前の言う事聞くです。ですから、ミアちゃんは!!」

緑髪の女は泣きながら懇願してくる。
俺は少しだけ気分が良くなったので、その要求を飲んでやることにした。

「そうか!ひひひ!じゃあ、早速・・脱げや!」
「なっ!!・・は・・・恥ずかしいです・・。」

なぞと名乗った女は耳まで真っ赤にしていた。
(ひひひ!そそるぜぇ!)
という訳で、俺はミアの首を掴んだ手に力を入れる。

「・・・ぐあっ・・。」
「!?」

緑髪の女は酷く慌てた顔をした後、今にも泣きそうな顔をしながら答える。

「脱ぐ・・です。」
「そうだぜぇ!さっさと脱げや!!ふひひひひ!!」

緑髪の女はどういう構造なのかはよく分からないが、地味に露出度の高い服を脱いだ。
(こいつは・・あのロリコンなら迷わず食いつきそうだぜぇw)
俺はもっとナイスバディの方が好みだが、まぁいい。
俺は女に自分が脱ぎ捨てた服を持ってこさせる。
そして、手に持っていた女を地面に叩きつけ踏みつけた。

「なっ!なぞ、ちゃんと言う事聞いて・・」
「バーカ!俺は疑い深いんだぜぇ!・・よし、手を後ろにして向こう向けや!!」

俺は緑髪の女がしぶしぶ言うとおりにしたのを確認すると、受け取った服で両手をきつく縛り上げる。
そして、蹴った。

「いだっ!!な、何するですか!!」

緑髪の女はこちらを振り向くが自分が裸なことに気付き再び背を向けようとする。
しかし、俺はそんなことを許さない。
両肩を掴まえ、俺の方に無理矢理振り向かせる。

「あの蹴りは・・痛かったんだぜぇ?」
「だ・・だから、こうしてちゃんと謝ってるです・・。」
「バカかテメエ?足りねぇんだよ!!」

俺は思い切り緑髪の女の腹に膝を突き刺す。

「ぎゃっ!!・・・げほっ!!げほっ!!」

緑髪の女は咳き込みながら蹲る。

「オラオラ!!俺の受けた痛みはこんなもんじゃなかったぜぇ!!ひひひ!!」
「がはっ!!げほっ!!ぐふっ!!あぎゃっ!!」

俺は蹲った女の腹に何度も何度も蹴りを叩き込む。
そして、最後に思い切り顔面を蹴り上げた。

「うあああっ!!」

女は仰向けに力なく転がった。

「あっ・・・ふっ・・・もう・・ゆるし・・・です・・。」

その様子を見て、遂に俺のメガトンハンマーのエネルギーチャージが完了した。
(あの男に見られてるってのが癪だが、まぁいいぜ!見たきゃみろや!!)
俺は超高速で緑髪の女に組み付いた。

「ふぇ・・・?」

―メガトンハンマー、ロックオン!!

「最後に、犯してやるぜぇ!!ひひひひ!!」

――ファイア!

「あっ?・・・ひぎいいいいいいいいいいいい!!!」

一瞬、何が起きたのか理解できていなかったのだろう。
女がその身に起きたことに気付いて、身体を思い切り反らすまでに少しの間があった。
それがまた、俺の加虐心を加速させてくれた。

「ひひひひ!!容赦しねぇぞ!オラオラオラ!!」
「いだっ!あつッ!!ヤメッ!!ですっ!!なぞっ!!壊れっ!!うあ゙っ!!」

やはり、俺のメガトンハンマーは巨大過ぎたらしい。
下腹部が見事俺のハンマーの形に盛り上がっている。
しかも、この具合・・。

「ひひひひ!!コイツはいいぜ!!処女だったなんてなぁぁ!!」
「あづっ!!いだっ!!なぞがっ!!なぞがっ!!壊れるですっ!!」

女は泣きじゃくり必死に身体を動かして抵抗している。
もっと見たくなったので、俺は更に打ち付ける速度を上げる。

「もうっ・・やめっ・・・です・・・なぞっ・・・死んじゃっ・・・ですっ・・」

緑髪の女はもう限界なのか、目の焦点が合わなくなってきている。
声に張りがなくなってきている。

「・・・な、なぞちゃん!!」
「ひひひっ!やっとお目覚めかい!ミアちゃん?」

そろそろ俺のボルテージがマックスに達しようという時に、ようやく気を失っていた茶髪の女が目を覚ました。

「貴方は!!」
「おっと!妙なマネしたらどーなるか、わかってるよな!!ひひひ!」

俺はもううわ言のように『止めろ』を繰り返す女の首を軽く掴んでみせる。

「ぐっ!・・・貴方、絶対に許さない!!」
「ひひひ!!まぁ待ってろや!!コイツの後、お前も特別に犯してやるからよぉ!!」

俺は最高速度でハンマーを打ちつけ始める。

「ふひひゃはぁぁー!!!」

俺は女の最奥でその全てをぶちまけた。

「あ゙っ、あづうぅぅぅ!!!溶ける!!!なぞ、溶けるですぅぅぅ!!!ひぎぃぃぃぃ!!」

女は思い切り身体を弓なりにしならせ、そのまま気を失った。

「ひひひひ!!次は、お前だぜ!みーあーちゃーん!!」――――

・・・この狂気に満ちた世界で、彼はただ一人圧倒的な至福の中にいた。
しかし、その様子を伺い知ることができる者は誰一人居ない。

――なぜなら、これはあくまで’彼の中だけ’の話なのだから。

@後書き
どうも、妄想スレということでモッヒーが気絶中に見ているであろう夢を書いてみました。
ついでに、エロ練習も・・しかも他人様のキャラで。
申し訳ないです。妄想スレと言うことで大目にみていただければ幸いです。(^^;
[3]投稿者:「素手で頑張ったで賞(何」 14スレ目の74◇DGrecv3w 投稿日:2008/12/24(Wed) 06:55 No.93  
【C−1:X4Y4/井戸の近く/1日目:朝】

「くっ!貴様、あの男の手の者か?!」
「ふふふ、・・違うわ。」

此処は朝露の滴る、草木に満ちた森。
そこに、2つの影が舞う。

「では!何の目的で!」
「目的?決まってるわ・・・。」

2つの影はもつれ合うように舞う。
そこに、何かが空を切る音が混じる。

「・・・あなたを、壊すためよ。ふふっ」

動きを止めた2つの影が対峙する。

「私を壊す・・だと!貴様!よもやあの男の戯言を信じているとでも言うのか!?」

セミロングの女が叫ぶ。

「あはははは!!・・・ばぁか!あんなの、誰が信じるというの?」

ショートカットの女が笑いながら答える。

あの男、キングリョーナの言葉『最後の1人になれば願いを1つ叶えて元の世界に戻してやる。』はいわば殺し合いをさせるための撒き餌である。
十中八九、あの男はそんな約束を守るつもりはないだろう。
この程度のこと、少し考えれば容易に想像がつく。
誰の差し金かは分からないが、私をこんな場所へと連れ込んだあの男を許すわけには行かない。
(・・・必ずや討ち取ってやるぞ。)
セミロングの女、風香がそう心に決め、生き残るための行動を開始したのはつい数分前のことだった。
その矢先、目の前に対峙しているショートカットの女が問答無用で斬りかかってきたのだ。

「・・ならば、邪魔立てするな!私はあの男を討ち取る!」
「うふっ。それなら大丈夫、あの男も私が壊しといてあげる。だから・・・」

ショートカットの女、サーディは悪戯な笑顔で答える。
その両手には剣が握られていた。
確かに、大きさから見れば片手でも十分扱える物だ。
しかし、普通は相当の熟練者で腕力のある者でもなければ、両手に剣を持ってもまず使いこなせない。
(・・普通はそう、よね。)
サーディの手にしていた剣は、まるでナイフのような扱いやすさだった。
何か特別な力が宿っているのか、直視していると例えようのない吐き気を催す。
(それさえなきゃ、素晴らしい武器なのに。)
この嘔吐感、恐らくはこの剣の宿る力に”悪魔”が反応しているからだろう。
(コワセコワセハヤクコワセ、コノツルギフユカイダ。)
”悪魔”はさっきからずっと、うわ言のように繰り返している。
正直、うるさいからさっさと黙らせたい。そんな折、彼女に出会ったのだった。

「・・安心して壊れてよ!血の薔薇を咲かせて見せてよ!!ねぇ!!」

サーディは地を蹴り、風香との距離を詰める。

「断る!」

風香はサーディの連続斬りを紙一重で避け距離を離す。

「なんで?あんたは、あんたなら・・・」

(彼女からはとても濃い血の匂いがする。私と同じぐらいに・・・)
サーディは風香から血の臭いを嗅いでいた。
恐らく彼女も私と同じくらい、今まで沢山の他人を壊してきたのだろう。そう感じていた。
(・・・チガウ。)
ポツリと一言だけ、”悪魔”が呟く。
(・・そうね、違うわ。だって・・)
私はそれに答える。
(・・・ワタシノホウガ、タクサンコワシテイル!!)

「あんたなら!絶対、私好みの臭くて、汚くて、無様すぎるほど美しい血の花を咲かせられるのに!!」
「貴様のためにそんな物を咲かせてやるつもりなどない!!」

サーディの剣が大振りになった瞬間を突き、風香の拳が飛ぶ。

「つっ!!」
「なんと!?」

誰がどう見ても絶対に顔面に直撃するはずだった風香の拳。
しかし、現実は違っていた。
風香の拳はサーディの顔面を僅かに掠っただけだった。
(なんという反応だ・・。彼女は、本当に人間なのか?)
風香は驚きを隠せなかった。

「・・・血。」

一度距離を離したサーディが自分の頬に流れる血を手の甲で拭い一言呟く。

「私の・・・血・・。」

―――ドクン!!
私の中で”悪魔”が暴れだす。
(チダ!チノニオイダ!アア!ジツニイイニオイダ!!)
私の視界が真っ赤に染まっていく。
全てを飲み込む、深く、臭く、汚らしい、圧倒的なぐらいに美しい赤。
(モット!ワタシニ!チヲ!コノ、カンビデコウショウナ、カオリヲ!!ワタシニササゲロ!!)

「ふふふ・・・あはは・・・・・あはははははははは!!」
「な・・何だ!?」

突然狂ったように笑いだしたショートカットの彼女に、私は戸惑いを隠せなかった。

「あははははははは!!!・・・・奉げなさい、あんたの全て、ワタシニ!!」
「うっ・・き、貴様。」

私を捉える彼女の眼は、人間の物ではなかった。
悪魔。例えるならばそういう類の者がしていそうな眼だった。
(・・・危険だ。一度退いた方がいい。)
私の暗殺者としての勘が告げる。
私は何十年とこの勘に助けられていたのだから、今回もまず間違いはないだろう。
それに今回は仮に暗殺者としての勘が無くとも、私は撤退を考えていたはずだ。
それほどまでに、彼女の眼は・・・怖かった。

「あははハハハ!!ドウしたノ!!さっきミタイに、反撃してミナさいよ!!ほらっ!!」

サーディは狂ったように双剣を振り回す。
いくら扱いやすいとはいえ、普通の人間のそれを遥かに超えた速度に双剣は僅かだが悲鳴をあげている。

「ちぃっ!」

(くっ、何て早さだ!)
風香は何とか撤退する隙を見ていた。
確かに常識では考えられない高速乱撃だが、全てが大振りだ。
そこに必ず付け入る隙がある。風香はそう睨んでいた。
そして、その時は来た。

(・・今だ!)
サーディが一際大きくその双剣を振り上げようとしている。
これを大きくバックステップで避わして、そのまま撤退する。
(あれだけの大振りだ。次の攻撃体勢を整えるまでには少しは時間が掛かるはず!)
風香はサーディが振り上げるタイミングに合わせてバックステップを開始した。
しかし、彼女は気付かなかった。
・・・否、気付けなかった。
それは、彼女が優秀な暗殺者でありすぎたがために起きたことだった。

「がっ!!・・・な・・なにが・・?」

バックステップの最中に衝撃が走る。
風香は恐る恐る、自らの身に何が起こったかを確認する。

「がはっ!!・・・な・・なんだと・・。」

風香は膝を地に付ける。その腹には剣が刺さっていた。
あの時、サーディは振り上げるはずだった自らの剣を投げたのだ。
(な・・なんで・・。)
相手の手の内にまだどんな武器があるかも分からないのに、自ら武器を投げる。
それも、投擲用ではない剣をだ。
もし、避けられでもしたら自ら相手に武器を与えることになりかねない。
彼女の気配やこれまでの身のこなしから察するに、彼女も相当な手練。
よもや、そのことに気付かぬわけがない。
益して、私が暗殺者であることも彼女ならば感じ取れるはずだ。
世の中で暗殺者ほど、どんな隠し弾を持っているか分からぬ人種は居ない。

「うふふふ・・『何で』って顔シテるね・・。」
「!!」
「あんたの考えそうなコトぐらい・・・オミトオシってコトよ!!」
「なっ!?」

(よ・・読まれていた・・。)
その時、初めて風香は悟った。
あの時感じた勘。あれは、決して私が暗殺者だったからではない。
生物としての勘。いわば単なる生存本能だったのだ。
それに気付かなかった結果がこれだ。
授業料としてはあまりに高すぎだった。
(もはや、これまで・・か。)
私は剣を引き抜き、投げ捨てるとそのまま蹲る。

「アハハハハハ!さぁて・・・ミセテモラウワ!!」

サーディは笑いながらゆっくりと風香の元へと近づく。
途中、投げ捨てられた剣を拾う。
そして、笑いながらその狂気を風香へと振り下ろした。

「ぅああああああ!」

血飛沫が飛ぶ。
風香は地に伏せた。

「あはははハハハ!!イイ!!イイワ!!!アンタ!!ステキヨ!!!イイニオイダワ!!!!アハハハハハハ!!」

サーディは欲望の限りに、”悪魔”の命ずるがままに、その両手の剣を打ちつけた。
既に動かぬ風香がどんどん肉塊へと変わっていく。
いつしか、両手の剣からはあの嘔吐感がしなくなっていた。
(コレデイイ・・コレデモウコノツルギ・・ワタシノモノダ!!)
・・笑っていた。
サーディが、”悪魔”が笑っていた。

「また・・だ。」
風香の残骸を近くで見つけた井戸の中へと棄てた頃、彼女をある感覚が襲う。
それは途轍もなく重く、苦しく、冷たく、真っ黒なモノだった。
(まだ・・足りないの?)
思えば、初めて生き物を殺した時から確かにあった気がするモノだ。
それは生き物を殺す度に少しずつ重さ、苦しさ、冷たさ、黒さを増していた。
そして初めて人間を殺した時、ようやくこれが何なのか分かった気がした。
(・・・タリナイ。)
このモノは満たされない私の空洞。
いくら奪っても、いくら奉げても、埋まることがない空洞。
(ハヤク・・・ツギノ・・エモノヲ!)
”悪魔”が囁く。私はそれに従う。
こんな調子がもう何年も続いている。
本当に、この空洞は埋まるのか。
その前に、この空洞は埋められるのか。
そもそも、この空洞に本当はナニが足りないのか。
アルマは教えてくれない。
誰も教えてくれない。・・・邪神でさえも。
(ミツケタ・・・ツギノ・・・イケニエ!!)

「彼女こそ・・埋めて・・くれるよね?ふふっ。」
私は、あの女から奪った荷物をまとめた。
そして、必要以上に警戒されないため、仕方なく身体についた血を洗い流す。
それから私は一呼吸置き、何食わぬ顔で金髪ロングヘアの彼女の元へと向かった。
次こそは埋めるために・・。

@後書き
どうも、素手で頑張った風香の扱いが可哀想だったので妄想してみました。
ついでに、戦闘シーンの練習なんかもしてみたり・・。(^^;
サーディの設定とか勝手に追加してる予感です。
なおこの後、濡れた服でカザネと出会うわけですが「水溜りで転んだ。」とか何とか言って誤魔化します。
・・・ええ、誤魔化せますとも。(ぇ
[4]投稿者:「バトロワこぼれ話プラム編」 9スレの550 投稿日:2009/01/09(Fri) 02:46 No.133  
呼ばれてでてきてジャジャジャジャン。
ボーパルラビットの人です。

   ( ^o^)
   <(俺)>
    ) )



   ( ^o^) 煤@   誰もお前なんか呼んでねえよ!あとフリが寒いんだよ! >
   /(俺)ヽ
    ) )



誰かと思えば貴様は
 アアアア君ではないか。

   ( ^o^)           (^o^#)
   /(俺)ヽ          /(ア)ヽ
    ) )             ( (

                俺の名前はアアアアかよ!
                 あと顔はお前と同じかよ!
                  手ぇ抜きすぎだろJK。

※注:9スレの550はRクエの主人公を「アアアア」と名付けました。



気にするな。

   ( ^o^)           (^o^ )
   /(俺)ヽ          /(ア)ヽ
    ) )             ( (

                ていうか文章かけないお前が
                 こんなところに出てきて何の用だよ。



プラムが殺られたと聞いて、
 せっかくの機会なので
プラム誕生秘話でも
 語ろうかとやってきました。

   ( ^o^)           (^o^ )
   /(俺)ヽ          /(ア)ヽ
    ) )             ( (

                まあ、普段語る機会もないしな。



そもそも、もともと2面ボスは
 まったく違うデザインの
  敵にする予定だったんだ。

   ( ^o^)           (^o^ )
   /(俺)ヽ          /(ア)ヽ
    ) )             ( (

                  ほう。



カマイタチを飛ばして攻撃する敵、
 ということでもともとはまんま
  鎌イタチの姿にする予定だった。

   ( ^o^)           (^o^ )
   /(俺)ヽ          /(ア)ヽ
    ) )             ( (

            サイデザ3の試作版にも登場してるようなアレだな。



その通り。
 ところが諸事情により
  現在のような姿になったんだ。

   ( ^o^)           (^o^ )
   /(俺)ヽ          /(ア)ヽ
    ) )             ( (

            ほう。どういう事情があったっていうんだ?



俺が鎌イタチの絵を
 上手に描けなかった。

   ( ^o^)           (^o^#) セーノ
   /(俺)ヽ           (アVV
    ) )             < \




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┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛




まあ、今にして思えば
 結果オーライだったと思っている。

   (;;^o^) プスプス      (^o^ )
   /#;;※ヽ          /(ア)ヽ
    ) )             ( (

             その点については同意だな。



ロワにも出場できたし、
 製作者冥利に尽きるというものだ。

   ( ^o^)           (^o^ )
   /(俺)ヽ          /(ア)ヽ
    ) )             ( (

             実にありがたいことだな。



そういうわけで、
 最後に言わせて頂きたい。

   ( ^o^)           (^o^ )
   /(俺)ヽ          /(ア)ヽ
    ) )             ( (

             おk。一応聞いてやろう。



                   プラムの斬首死体(全裸)は
                    俺がいただく!誰にも渡さん!

                 (#^o^)      ( ^o^)
                 /(ア)ヽ   三┌(俺)┘
                  ) )       ┘ ┐



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃LP. □□□□□□□□□□□□□□□□□□ ┃┃LP. ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ┃
┃SP...□□□□□□□□□□□□□□□□□□.┃┃SP...■■□□□□□□□□□□□□□□□□.┃
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                          __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、    ''‐...
                     ..‐´      ゙          `‐..   
                    /                    \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙       .'                           ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /       正直スマンカッタ             ゙:                ゙゙゙゙゙;;;;;;
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┃アアアア「結局それが言いたかっただけかよ!」                                   ┃                                                                 ┃
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[5]投稿者:9スレの550 投稿日:2009/01/09(Fri) 02:59 No.134  
管理人289様、その他の皆様、
空気を読まずアホな話を投稿してすみません。
あと全然小説じゃなくてすみません。m(_ _)m
[6]投稿者:「キミの描く似顔絵はデタラメで。」その1 14スレ目の74◆DGrecv3w 投稿日:2009/01/09(Fri) 22:52 No.135  
「・・・私、やっぱり彼女を捜すよ。」

私の発言にルーファス、まゆこ、オーガと名乗った人物達は驚いたような顔で反応する。

「お前、殺されに行くつもりかよ?止めとけ。」
「そうですよ・・。それに、捜すと言ってもどうやって捜すんです?」
「あたし、あの人には逢いたくないよ・・。」

彼らの反応は当たり前だった。
しかし、私は引き下がるつもりは無かった。

(私は確かに、誓ったんだ。彼女と向き合うって。)

彼女がまゆこに襲い掛かった時、私は躊躇った。
『魔力が残っていなかった。』と言えば聞こえはいい。
しかし、仮に魔力が残っていたとしても私は躊躇っていただろう。
躊躇った本当の理由は、彼女が怖かったからだ。
三度感じたあの全身を貫く圧倒的な殺意と狂気は、思い出すだけでも身の毛がよだつ。

(誓ったはずなのに・・・私はまた、逃げたんだ。)

もしあの場で私が逃げずに誓いを果たしていたとしても、何も変わらなかったかもしれない。
むしろ、簡単に振りほどかれたという結果だけみれば、何も変わらなかったのは確実だろう。
だからと言って、自ら立てた誓いを破っていいワケがない。
『彼女と一緒に行く』という約束を破っていいワケがない。
もしこのまま、彼女と別れる道を選べば私は私でなくなる。

(だから・・今度こそ、絶対に向き合ってみせる!)

私は少しだけ強く拳を握り、そして次の言葉を待つ彼らに向けて口を開く。

「大丈夫。『ついて来て』なんて言わないよ。・・私、一人で行く。」
「えっ!?」

彼らは一斉に驚きの言葉を漏らした。

「確かに、どうやって捜せばいいかも分からない。」

彼らは固唾を呑んで私の次の言葉を待っていた。

「・・・でも、それでも私は彼女を捜しに行きたいんだ。」

しばしの静寂が辺りを包んだ。
私はただ静かに、彼らの反応を待つ。

「・・・分かりました。此処で別れましょう。」

最初に口を開いたのはルーファスだった。

「貴女が何故、そうまでして彼女を捜したいのか僕には理解できません。」
「ですが、僕に貴女の行動を止める権利もないですし、無理に引き止めるつもりはありませんよ。」

大筋同じ意見だったのだろう。まゆことオーガは黙って彼の言葉を聞いているだけだった。

「・・・ありがとう。」

私は立ち上がり皆に軽く一礼をして扉へと向かう。

「それから。」

私は扉の前で振り返りながら、彼らに再び話しかける。

「もしこの先何処かで彼女に出会った時、彼女に襲ってくる様子がなかったら・・・彼女を受け入れてあげて。」

私の提案は彼らにとってある程度予想していたことらしい。
特に目立った反応を見せず、私をじっと見ていた。

「凄く勝手なお願いだってのは分かってる。だから、無理にとは言わないよ。」
「・・・分かりました。努力はしてみましょう。」

ルーファスが真剣な表情で応える。

「お姉さんがそこまで言うってことは、ホントは良い人なんだよね?じゃあ・・怖いけど、あたし頑張ってみる。」

まゆこもルーファスに続いて応える。

「・・気が向いたらな。」

一人残る形となったオーガは、不機嫌そうにそっぽを向きつつ応える。

「・・・本当に、ありがとう。じゃあ、私。行くね。」
私は笑顔で軽く手を振ると扉を開け、彼女が最後に向かった方へと向かった。
[7]投稿者:「キミの描く似顔絵はデタラメで。」その2 14スレ目の74◆DGrecv3w 投稿日:2009/01/09(Fri) 22:53 No.136  
―――あれから、どれぐらいの時間が過ぎたんだろう。
もう何日も前のことだったようにも、ほんの数時間前のことだったようにも思える。

「・・・やっと、逢えたね。」

私は今、捜していた人物と対峙していた。
綺麗だった緑色の髪は誰の物ともしれない血の色に染まり、可愛かった衣装は見るも無残な姿になっている。
全身の様々な傷跡から、彼女の辿ってきた道のりの険しさが窺い知れた。

「なぞちゃん。」

彼女はやはり、あの時と同じ圧倒的な殺意と狂気を持って私を迎えた。
私はその激流の中で息が詰まりそうな思いに駆られる。
膝が笑い出し、服に脂汗が滲むのも感じられる。

(私は・・”彼女”に負けない!必ず、彼女を取り戻してみせる!)

「マジックロッドよ。私に、力を―!」

私は自身の弱気を振り払うようにマジックロッドをきつく握り締め、魔力を開放した。
暖かい光に包まれ、全身に力が沸いてくるのを感じる。
私の様子を見て、流石の彼女も驚いたのか少しだけ後退し身構えていた。

「・・・貴女は、私が止める!」

私の声が合図となったのか、彼女は地を蹴り一気に距離を詰めてきた。

「くぅっ!?」

私は彼女の飛び蹴りをロッドで受け止める。その衝撃で私は少しだけ地を滑る。

(動きを捉えるのが精一杯だなんて・・何て速さなの!?)

変身によって、私の感覚は普段よりも数段研ぎ澄まされている。
それでも動きを追うのが精一杯と言うことは、彼女は人間の限界を遥かに超えた速度で動いていることになる。
あの出鱈目な身のこなしはどうやら瞬間移動の類ではなかったようだ。

(だとしたら・・彼女は・・・。)

あくまで彼女は普通の人間だ。
あんな動きに何時までも身体が耐えられるとは思えない。
恐らくあれからずっと戦い続けていただろうから、長引けば長引くほど彼女の命が危ないだろう。

(早く止めないと!)

私は一瞬脳裏をよぎった最悪の事態を振り切るように地を蹴り、彼女に向かってロッドを突き出す。
私の突きを身を捩ってかわした彼女はそのまま手に持っていた剣を突き出してきた。
私は彼女と同じように身を捩ってかわす。一瞬、私と彼女の距離がぎりぎりまで近づく。

(・・・えっ?)

私はその時、今の彼女には不釣合いな物を見つけていた。
返り血と戦傷で全身を隈なく穢されているにも関わらず、それだけはあの時のままだった。

(あの時の・・クローバー・・・?)

あれから、結構な時間が経ったはずだ。
今の彼女にとって、髪に挿したクローバーなど何の意味も無い。
どこかで取れているか、残っていたとしてもボロボロになっているはずだ。
しかし、実際はあの時のまま残されている。
これはもう、彼女が意図的に守っていたとしか言いようがない。

(・・・もしかすると・・彼女は・・・)

「・・・しまっ!?あぐぅっ!!」

私が思案に暮れている隙を彼女が見逃すはずが無かった。
気付いた時には既に彼女の膝が私の腹に突き刺さっていた。
その反動で私は後方へと吹き飛ぶ。

「がはぁぁっ!」

吹き飛んだ私よりも早く回り込んだ彼女の、前方宙返りからの踵落としが私の肩甲骨の辺りに深々と刺さる。
肺の中の空気が全て外へ吐き出され、私はそのまま地面へと叩きつけられた。

「ぐふぁぁっ!?・・・かはっ・・・。」

地面へと叩きつけられた私の背中に彼女はそのまま膝から着地した。
背中からミシミシと嫌な音が聞こえ、私の意識がごっそりと削り落とされるのを感じた。
ぐにゃぐにゃに曲がる視界に、彼女が私の前に着地する様子が映る。

「はぁっ・・・ひゅっ・・・ぁぁっ・・・くぅ・・。」
(まだ・・倒れるワケには・・・彼女は・・・彼女が・・・私を待っている・・!!)

私は歯を食いしばり、マジックロッドを強く握り直して立ち上がろうと四肢に力を込める。

「がぁっ!?」

その矢先だった。私は彼女にロッドごと手を思い切り踏みつけられたのだ。
チャキリと彼女が私の頭上で、逆手に剣を構える音が聞こえる。

(私じゃ・・・助けられない・・のかな・・・なぞちゃん――!!)

私はぎゅっと目を閉じた。しかし、予想していた衝撃は来なかった。
変わりに暖かい液体のような物が降りかかる衝撃と、荒い吐息が聞こえてくる。
その中に混じって微かに私を呼ぶ声、私は恐る恐る目を開けた。

「なっ・・・何やってるの!?」
「あっ・・・ミア・・・ちゃん・・。」

目を開けた私に飛び込んできた光景。
それは、彼女が自らの腹に深く剣を突き刺している様子だった。

「『あっ・・ミアちゃん・・』じゃない!何をやっているの!?早く止めなっ・・」
「ダメですっ!!」

私の手から足をどかしゆっくりと後退する彼女は叫んだ。
私は何とか近づこうと軋む身体に鞭を打ち立ち上がろうとする。

「”これ”は・・・なぞの大切な・・・友達を・・いっぱい、傷つけたです・・・。」

彼女は息苦しそうに喋る。

「だから・・・なぞは・・・”これ”を・・許さない・・です・・。」
「”これ”・・って!なぞちゃんはっ・・」
「なぞは”なぞ”です!!”これ”は・・・なぞじゃないです!!」

彼女の顔が真っ青に染まっていくのが分かる。

(このままじゃなぞちゃんが!なぞちゃんが!!)
「もう・・いいから!!・・・止めて!!なぞちゃん、死んじゃうよ・・!!」

私は激しい吐き気や身を焼くような激痛も気にせず立ち上がり、歩み寄りながら必死に懇願する。
しかし、彼女は聞き入れようとはしなかった。

「なぞ・・元々居なかった・・です。」
「えっ・・?」
「なぞは・・”これ”の記憶だったです。・・だから、今までは・・”これ”の身体・・”これ”の声・・です・・。」
「何を・・・言っているの?」
「今、こうしてる今は・・ホントに・・なぞは、”なぞ”です。」
「ホントにって・・なぞちゃんは”なぞ”ちゃん・・でしょ?」
「今やっと・・初めて・・なぞの身体・・なぞの声で・・ミア・・・ちゃんと・・話してる・・・です。」
「・・と・・兎に角!止めて!もう、喋らないで・・死んじゃうよ・・。」

私は彼女の言うことがまったく理解できなかった。
しかし、そんなことはどうでもよかった。
兎に角、一刻も早く止めさせないとこのままではレイズでも治療ができなくなってしまう。
そうなれば、彼女に待っているのは死のみだ。

「なぞはっ!」

彼女の身体に触れようとした私を、彼女が一喝する。
私は思わず怯んでしまった。

「なぞは・・ホントのなぞのまま・・・ミアちゃんと・・一緒に居たいです!」

彼女の言葉は続く。

「だから・・・なぞは・・・”これ”を・・・」
「!?やめっ!!」

彼女の動きから、何をしようとしたのか察した私は慌てて彼女を制止する。
しかし、その制止は遅すぎた。

「殺すですっ!!」
「ダメぇぇぇっ!!」

彼女の絶叫と私の絶叫が木霊する。
彼女は自らの腹に刺した剣を思い切り引き抜いたのだ。
傷跡から吹き出るように彼女の命が飛び出していく。
彼女はそのまま膝を折り、うつ伏せに倒れた。

「・・・えっ?」

普通ならばもはや立ち上がれないはずなのに、彼女は直にふらりと立ち上がった。
これはもう、考えられる理由は唯一つ。
彼女の必死の一撃も、”彼女”を仕留めるまでには至らなかったということだ。

(それなら・・・私がやるべきは・・1つだけ!)

「・・・止めて、あげるよ。私と・・親友のために!」

”彼女”は血だらけの剣を拾い、ふらふらと私に向かってくる。
その”彼女”に私は意識を集中させる。・・狙いは、彼女の付けた傷跡。

「この想いよ、貫け!ウインドアロー!!」

真空の刃が弓矢のように”彼女”に向かって飛び、”彼女”を斬り裂いた。
”彼女”は地に崩れ落ちる。
しかし、今度は立ち上がってくる様子は無かった。”彼女”は、死んだのだ。
私は彼女の元へ歩み寄った。

「なぞちゃん!!」
「これで・・・なぞは・・”なぞ”で・・・”なぞ”のまま・・・」
「喋らないで!!くっ!レイズ!・・レイズ!!」

私は直に傍らにしゃがみこみ治癒魔法を唱える。しかし、彼女の傷は塞がる様子がない。
それでも私は諦めず、何度も唱えた。

「ミア・・ちゃん・・と・・・居られる・・・です・・・。」
「レイズ!!・・レイズ!!・・・レェェイズ!!」

私は泣きながら唱え続けていた。
尤も、既に魔力が不足していたので虚しく響いただけだったが、それでも叫び続けていた。

「ミア・・・ちゃん・・・どうして・・泣いてる・・ですか?」
「えっ!?」
「ミアちゃん・・・一緒に・・居られるのに・・・嬉しくない・・・ですか?」
「そんなワケないよ!嬉しいよ!!」
「じゃあ・・・笑う・・・です・・嬉しい時は・・・笑うです・・。」
「うんっ!・・分かってる!・・・分かってるよ・・!」

私は彼女を抱き上げ、力いっぱい抱きしめた。
彼女の微かな温かみと消え入りそうな息遣いが伝わってくる。

「なぞは・・・ずっと・・・ミアちゃんと・・・一緒・・・で・・す。」

その言葉を最期に彼女の身体から力が抜けていくのを感じた。

「・・・なぞ・・ちゃん?」

私は声をかけてみる。しかし、彼女から反応は無かった。

「・・あっ・・ああ・・・うっ・・・。」

私の感情が激流となって全身を駆け廻る。

「・・・・うわあああああああああああああっ!!」

しばしの嗚咽の後、堰を切ったように私は咆哮した。
[8]投稿者:「キミの描く似顔絵はデタラメで。」その3 14スレ目の74◆DGrecv3w 投稿日:2009/01/09(Fri) 22:53 No.137  
「・・・綺麗に、なったよ。」

一頻り叫び少し落ち着いた私は、バッグから水を取り出し既に動かない彼女の髪を洗った。
そして、彼女を静かに横たわらせ、両手を組ませた。

「さて・・あっ・・。」

水をバッグにしまおうとして、あるメモが目に留まる。

「これ・・は・・。」

キミの描く似顔絵【え】は―――

『なぞちゃん・・それ、何?』
『ミアちゃんです♪なぞの、渾身の力作ですっ♪』

「私が描いた・・絵・・。」

――泣きたいぐらいにデタラメで――

『えぇ〜、それが私ぃ?』
『うんうん、『我ながら大した出来栄えだ。』ですっ♪と、言うわけで・・はいっ♪』
『えっ?もしかして・・。』
『ミアちゃんもなぞを描くですっ♪』

「もしかして・・まだ・・持って・・。」

――私の描く似顔絵【え】も――

『可愛く描くですよぉ〜?』
『なぞちゃん・・似顔絵はウソ描いたらダメだよ。』
『ええーっ!?なぞ、可愛くないですかぁーっ!?』
『いや・・そうじゃなくて!』

「・・・あった。」

――泣きたいぐらいにデタラメで――

『うりゅうりゅぅ〜・・です。』
『分かった、分かった。可愛く描くから、ねっ?』
『やたっ♪ミアちゃんありがとですぅ♪』

「こんな・・・似てないの・・・役に・・・立たないのに・・・。」

『・・・はい。できたよ。』
『おおっ!ミアちゃんは絵が上手いですっ!』
『そ、そうかな?ありがとうね。』

――それでも、素敵な似顔絵【え】だねって――

「大事に・・・とってあるなんて・・・。こんな・・・こんな・・・!!」

『・・でも、ホントのなぞはもっと可愛いです。』
『もうっ!・・・ふふふっ♪』
『あははっ♪』

―――笑っていたね、二人して。

「―――――!!」


「・・もうこれ以上、悲劇は起こさせない。」

この狂気に満ちたゲーム、放っておけば更に悲しい思いをする人が増えるだろう。
今、この瞬間も何処かで悲劇が巻き起こっているに違いない。

「こんなゲーム・・・絶対に止めさせる!!」

私は静かに横たわる親友に誓った。
彼女は少しだけ笑ったような気がした。

「・・・だから、行くね。」

彼女の胸に私と彼女の似顔絵を抱かせて、私はその場を立ち去った。
絵の中の二人は、幸せそうな笑顔で見つめあっていた・・。
[9]投稿者:14スレ目の74◆DGrecv3w 投稿日:2009/01/09(Fri) 22:57 No.138  
@後書き
ムラムラしてやった。今は反省している。
二人には本当に申し訳ないことをした。本編では幸せにリョナられてほしい。(何

ちなみに、似顔絵の件は森に入る前ぐらいに歩きながら描いてましたということにしといてください。
なぞちゃん曰く『ミアちゃんがはぐれたら、似顔絵を頼りに捜す。』つもりだったそうです。
[10]投稿者:「リゼの幸運」その1 ロウ◆to.6KERY 投稿日:2009/01/12(Mon) 02:31 No.148  
―さて、これからどうしたものか
御朱 冥夜はそんなことを考えながら森に佇んでいた。

ついさっきまで広くて薄暗い部屋の中にいたはずだったのだが、
突然体が浮くような間隔に襲われて…気付いたら、この森の中にいたというわけだ。
俺はなぜこんなところにいるのだろう…。
だが一つだけ分かることは、考えもまとめずに動くのは危険だということ。

さて、まずは今の状況について考えてみよう。
これは殺し合いのゲーム…あの男はそう言っていた。
最後の一人になるまで殺し合い、生き残った一人だけが願いを叶えてもらい、元の世界に帰れる。
…本当に馬鹿げてる。…しかし、あまり思い出したくはないが、あの部屋で起こったことを考えると冗談ではなさそうだ。

あの爆発する首輪は俺にも、先ほど俺の近くにいた奴らにも付いていた。
この首輪のせいで、この馬鹿げたゲームに乗る奴も少なからず出てきそうだ。

明空はそんな状況でも何も考えずに歩き回りそうで怖いが…
そんな愚かなことをする兄でないことを信じるしかないだろう。

次に俺の傍に落ちていたこのデイパックについてだ。
名簿には俺の名前と、兄の御朱 明空の名前がはっきりと書いてあった。
そして、肝心の支給品は金属バットと虫除けスプレー…。
明空と違って力に自身がない俺にとっては、金属バットはあまり当たりとはいえない。
まあ…例えば銃なんか渡されても、それはそれで使いどころに困るが…。


さて、まずは明空と合流したいところだが…
最初は、見つけてくれることを信じて待つつもりでいた。
しかし疑問に思った。果たしてこんな状況で明空は俺を見つけてくれるのだろうか?と。

はっきりいって、待っていたところで明空が俺を見つけてくれる可能性は低いだろう。
地図を見る限りこの島には様々な施設があるようだ。
しかし今俺がいる場所は森の中…いくら明空だって、森を目指して歩くなんてことはしないだろう。
それにこの馬鹿げたゲームに乗った奴がもしいるとするなら、
明空だって自由に歩き回るのは困難のはずだ。


やはり俺も捜し歩いた方が、危険かもしれないが会える可能性は高くなる。
明空を待つにしても、どこかの施設で待った方がいいだろう。
だがどちらの方法を取るにせよ、問題がいくつかある。
それは、ここがどこなのかということ。そして明空が今どこにいて、どこに向かうかということだ。
俺が今いる場所は目印になりそうなものなど何もない、森の中だ。
自分の現在地の確認は後回しにして、まずはどこに向かうかを考えておくか。

地図を見ながら明空が向かいそうな施設を探す。
「……学校…」
思わずポツリと声を漏らした。
そういえば、ここに連れてこられる前に明空が言っていた。
俺たちの過ごした小学校が取り壊されてしまうから、思い出に浸りに行かないか、と。
俺も行こうとしていたのだが…。結局、行く前にこんな殺し合いに巻き込まれてしまった。
他にここ、という施設もないようだし、とりあえず学校に行ってみるとしよう。

やることは決まった。現在地の確認、その後学校を目指す。
…後は、覚悟を決めて出発するだけだ。

デイパックを背負い、金属バットを両手で構えてみる。
…殺し合いなんて、したくはない。
けれど自分の身は守らなくてはいけないし、
明空にまで危害を加えそうな奴に会ったら放っては置けない。
俺が、排除しなくては――

意を決して歩き出した、が、その歩みは数歩で止まってしまった。
後ろで、人の足音を聞きつけたから――


――――――――――――――――――――――――――


―私一人で、どうしろっていうんだろう
リゼはそんなことを考えながら森を彷徨っていた。

いきなり知らないところに連れてこられて殺し合いをしろ?
しかも帰ることができるのは最後に残った人だけ?
一つだけ願いを叶えてやる?

――冗談じゃない。
私はただ生きていたいだけ。
普通に生きていたいだけなのに。

字の読めない私にとって、名簿は全く意味がなかった。
この殺し合いにルキたちも参加しているのかは分からない。
けれどこの状況に恐怖してずっとうずくまって震えているだなんて、今の私にはできなかった。
一刻も早くルキに、ルキでなくとも殺し合いに乗ってない人に会いたかった。
だから私は支給品が果物ナイフ一つというこの状況でも、今仲間を探そうと森を歩いている。

ルキはどこにいるのだろう。
ルキもこの殺し合いに参加しているのだろうか。
思えばさっきから、ルキのことばかりが頭をよぎる。

ルキは私に会ったらどうするのだろうか。
ふとそんなことを考える。
私に会ったら……守ってくれるだろうか?
あの時、南支部の二人組みに襲われた時のように…
体を張って、私を助けてくれるだろうか?


――殺されるんじゃない?
心の闇が語りかけているかのように、そんな声が聞こえた…気がした。

――みんな生き残ることで頭がいっぱいなんだよ
まただ。ふとこの声は、私の奥に潜む臆病な私の心の声のように思えた。

――こんな状況で忌み子の私を守るなんてことはないよ
心の声は止まない。

――どうせ会った途端襲い掛かられて殺されるんだ
うるさい!

――私を守ってくれる人なんて、だれもいないよ
うるさい!!

目を硬く閉じ、耳をふさいでも声は聞こえる。聞こえてしまう。
これは私の弱い心と不安が作り出した、幻聴。
分かっているはずなのに、その暗い考えを拭いきれない。

それでも…今は立ち止まっている訳にはいかない。
仲間がいない今、自分の命は自分で守らなければならないのだ。
殺し合いに乗ってない人を探す、と決めたのは他でもない自分だ。
ならば、今自分は立ち止まっているべきではない。
私は、よろよろと歩き出した。
だが――――

「誰だっ!!」

「ひぃっ…!?」

私は突然聞こえた大声のせいで、
情けない声を上げて腰を抜かしてしまうことになった。
[11]投稿者:「リゼの幸運」その2 ロウ◆to.6KERY 投稿日:2009/01/12(Mon) 02:32 No.149  

――――――――――――――――――――――――――

「誰だっ!!」

俺は聞こえた足音の方向に向かって叫んでいた。
もしかしたらこの馬鹿げたゲームに乗っている奴かもしれない。
俺は同時に金属バットを握り締め、身構えた。
だが――――

「ひぃっ…!?」

叫んだ方向から聞こえてきたのは、
怯えた少女の気の抜けた声だった。


その後、俺は涙目で腰を抜かしている少女に
俺がゲームに乗っていないことを必死に弁明する羽目になった。

――――――――――――――――――――――――――

「…いきなり怒鳴ったことはあやまるよ。…スマナイ」
ゲームに乗っていないことを示すために
金属バットを地面に置いたまま、冥夜は言った。

「いいんです…。ちょっと驚いただけですし」
リゼは怒鳴ったことについてあまり冥夜に対して怒っている様子ではなかった。
…ただ、ちょっととは言ったものの、リゼはまだ腰を抜かした状態のままであったが。

「…そうか。
 それじゃあ、まずは情報交換といこうか。
 俺の名前は御朱 冥夜。
 このゲームには兄貴の明空も参加している。
 一応覚えておいてくれ。」

「…私の名前は、リゼです。」
ふと、リゼが申し訳なさそうに口篭った。 
「あ、あの、私字が読めないから、今から言う人が参加してるかどうか…」

「名簿で見ればいいんだな。分かった」
リゼが言い終わらない内に、冥夜はすでにデイパックの中を探り始めていた。

冥夜は参加者名簿を開き、リゼの言う人を一人ひとり確認していった。
その結果リゼのほかに、ルキ、オーガ、モヒカンという名の三人がこのゲームに参加していることが確認できた。

―ルキはいいとして、オーガやモヒカンとはずいぶん変わった名前だな―
冥夜はそう思ったが、口に出すことはしなかった。

「…これで、私の知っている人は全部言ったかな…」

「…そうか。
 …ところでさっきから気になっていたんだが…リゼ、君は…人間、か?」

「え?…あっ!!」
リゼは先ほど怒鳴られた時の驚きと戸惑いですっかり忘れていた。
自分の頭には、人間にはない二本の角が生えていることを。
あわてて手で隠すが、リゼは自分のした過ちを深く後悔した。
(やってしまった…。また、忌み子って言われて、殴られたりするのかな…)

だが、リゼにとって幸運なことが二つあった。
一つは、冥夜の住む世界で「角を持つ」ということは、リゼの住む世界と違って暴力の対象ではなかったこと。
角を持つから忌み子などという認識も、忌み子は忌み嫌われる者であるという認識も冥夜にはなかった。
そしてもう一つは、冥夜が同年代の人間よりも「冷静さ」を持っていたこと。
それはこの殺し合いという状況におかれても、
また角を持つ者という非日常的な存在に出会ったこの状況でも、ある程度の平静を保てるほどの冷静さである。

「…なんで怯えているんだ?」

「…え?えと、殴ったり、しないの?」

冥夜はその言葉だけである程度のことを理解した。
このリゼという子は、頭の角のせいで今まで暴力を受けていたということを。
もっとも角を手で隠して怯えている姿を見れば、おそらく冥夜でなくとも推測は容易であったが。

「…大丈夫だ。俺は別に殴ったりなんて、しない」
リゼの不安を拭うために、冥夜はなるべく優しく言った。

「…………」
リゼは相手の意外な態度に驚きを隠せなかったが、
本当に暴力を振るう気がないと分かると、先ほどまでの怯えた表情やしぐさを少しずつ解いていった。
リゼにとっては、自分の角を見ても忌み嫌ったり暴力を振るったりしない人間に会うのは初めてのことであった。

「まあ、角のことについては触れないでおくよ。
 見なかったことにしておく」

「…………ありがとう」

「ん。じゃあ話を続けよう。
 俺に支給された物は、この金属バットと…後は虫除けスプレーぐらいだ。
 君の支給品はそのナイフか?」

「うん。武器になりそうなのはこれだけ」
リゼは先ほどからずっと握り締めたままの果物ナイフを見せながら言った。

「後は、この甘そうなお菓子ぐらいしか…」
リゼはそう言って袋詰めのお菓子―バームクーヘンのようだ―を見せた。

「…そうか。
 …ところで、俺はこれから学校へ向かおうと思っていたんだが
 君も一緒に来ないか?」
冥夜は地図の学校の位置を指差しながら言った。

「え…?…いいの?
 私、強くないし、役に立たないし、
 足引っ張っちゃうかもしれないよ…」

「…大丈夫だ。
 俺も別に強くはないが、できるかぎり守るよ」
冥夜はリゼの頭を撫でながら、笑顔で言った。
…本人は笑顔を作るのが苦手であったが。


頭を撫でられながら、リゼは心の臆病な自分が少しずつ消えていくのを感じていた。

―この安心感は、前にも感じた気がする。
前にお姉ちゃん〔だった人〕に撫でてもらった時と、
私を南支部の二人組みから守ってくれているルキの背中を見た時…。
その時と、同じ感覚だ。

――私を守ってくれる人なんて、いないよ
今、先ほどの心の声が聞こえたなら私はこう答えるだろう。
「私にも、守ってくれる人がいる!!」と。
今まで忌み子として蔑まれ、殴られ、涙を流しても、倒れていても、
手を差し伸べてくれる人―守ってくれる人なんてほとんどいなかった私にとって、
これ以上に幸せなことはなかった。


「…もう歩けるか?」

「…うん。もうそろそろ、大丈夫」

「じゃあ、行くか。
 まずは、ここがどこなのかを把握しないといけないからな」

「……うん」


二人は現在地を探るために、まずは森を抜けることにした。
冥夜の後をついていくリゼの足取りが、心なしか軽やかであることに
冥夜もリゼ本人も、気付いてはいなかった。


【C-3:X2Y2/森/1日目:朝】
【御朱 冥夜@La fine di abisso】
[状態]:健康
[装備]:金属バット@現実世界
[道具]:支給品一式、虫除けスプレー@現実世界
[思考・状況]1 御朱 明空と合流、リゼの仲間も探す
      2 とりあえずは現在地の確認、その後に学校へ
      3 自分や仲間に危害を加える奴は始末する 
      4 リゼの角のことについては聞かない

【リゼ@リョナラークエスト】
[状態]:健康・安心感
[装備]:果物ナイフ@こどく
[道具]:支給品一式、エルデクーヘン@創作少女
[思考・状況]1 ルキと合流
      2 オーガはともかく、モヒカンには会いたくない

*それぞれの支給品及び知り合いについての情報を交換しましたが、
 それぞれの知り合いがどのような人間かについては知りません。

※エルデクーヘン:バームクーヘン型のお菓子、中にはクリームも入ってる。
[12]投稿者:「リゼの幸運」その1 ロウ◆to.6KERY 投稿日:2009/01/12(Mon) 02:38 No.150  
上げてしまったorz

リゼと冥夜が出会う話でした。
私の中でリゼは軽いブラコ…じゃなかった、ルキコンです(笑

本編でリゼは萩の狐と一緒にいますが、これからどうなるんだろうな〜と心配なロウでした。
[13]投稿者:「空と天と時々川」 14スレ目の74◆DGrecv3w 投稿日:2009/01/16(Fri) 19:59 No.157  
(落ちたら、ひとたまりもなさそうだなこりゃ・・。)

明空は今、細い山道を歩いていた。ゴツゴツとした岩肌と切り立った崖に挟まれて彼是1時間ぐらいは歩いていた。
誰に会うこともなく、この細い道を延々と歩く。
もし足元が崩れでもしたらこの身が断崖絶壁へと投げ出されるのは必至だ。
周りの風景から察するに結構な高さであることが予想できる。
落ちたら最期、まず助からないだろう。
元々慎重さが要求される作業が苦手な明空は、何時終わるかも分からない精神労働に悲鳴を上げていた。

(うえ〜ん・・冥夜ぁ〜・・代わってくれぇ〜・・・。)


(落ちたら、ひとたまりもなさそうねー・・。)

―――ほぼ同刻。
涼子は今、細い山道を歩いていた。ゴツゴツとした岩肌と切り立った崖に挟まれて彼是1時間ぐらいは歩いていた。
誰に会うこともなく、この細い道を延々と歩く。
もし足元が崩れでもしたらこの身が断崖絶壁へと投げ出されるのは必至だ。
周りの風景から察するに結構な高さであることが予想できる。
落ちたら最期、まず助からないだろう。
元々慎重さが要求される作業が苦手な涼子は、何時終わるかも分からない精神労働に悲鳴を上げていた。

(うえーん・・奈々ぁー・・代わってー・・・。)

そして、曲がり角を曲がった時。

「・・・あっ。」

明空と涼子は同時に声を出した。
誰も居ないと思っていた曲がり角の先に同じ境遇の人間が居たのである。
驚くのも無理は無かった。

(うわっ・・。確かに似合ってるけど、着てて恥ずかしくないのかこの女・・?)
明空の涼子に対する印象は良くは無かった。
彼女は確かに完璧に近いまでに鍛えられたスレンダーなボディラインをしている。
そういう意味では露出度が高く体型を強調するような服装は似合うだろう。
しかし、明空の中で理想の女性像は守ってやりたくなるような女性だ。
そんな女性は例えスタイルが良くてもそれを強調する服装は敬遠する物だと明空は思っていた。
恥ずかしげも無くあんな服装をする彼女は一人で生きて行けるだろう。

(うわっ・・。弱そー。一緒に居ても足手まとい確定じゃん・・。)
涼子の明空に対する印象は良くは無かった。
確かに普通の男性よりは鍛えられているのは、彼の体型からして明らかだ。
しかし、あくまでも平均より上程度。
トレジャーハンターとして数多の危険を掻い潜って来た身からしてみれば、その程度では決して鍛えられているとは言わない。
彼もまた、他の人間と同様一緒に居ても足手まといになるだけだろう。
やはり、自分に付いて来れるのは奈々だけだと涼子は思った。

「・・・さて、どうしたものか。」「えっ?」「はっ?」

二人の呟きが偶然にも重なった。
これには二人とも驚き、互いの顔を見合う格好になってしまった。
そして、少しだけ辺りが静まる。

「・・・先に進みたいんだけどさ。」「・・あっ。」

その静寂を破って出た言葉がまた重なり、二人は驚く。

「なんだ、分かってるじゃん。じゃ、どいて。」
「はぁっ!?どうやって!?」
「それぐらい、ググれ。」

先に口を開いたのは涼子だった。
彼女の余りにも非現実的な要求に明空は噛み付く。
この道は人が一人、岩肌に沿ってやっと通れるぐらいの幅しかない。
どけと言われてどけるワケがない。
それに、今まで自分が来た道にはすれ違えそうな場所は無かった。
戻っても無駄である以上、明空は反論する。

「そっちこそ、少し戻れよ!すれ違える場所があるかもしれないだろ!?」
「無いから言ってんだ、JK!」
「こっちにだって無いんだよ!それから『JK』とか『ググれ』とか意味分かんねぇぞ!」
「・・ええぃ!死にたくなくばそこをどけぇい!!」
「うわっ!?何する気だバカ!危ね・・・」

涼子は痺れを切らし明空に組みかかったその時だった。

――ボロり。

「・・・あ゙っ。」

足元の地面が崩れ、二人は絡み合ったまま空へと投げ出されていた。
慌てて涼子は銀色の短剣を取り出し、一か八か岩肌へと突き刺す。
純銀では無かったのか、たまたま岩盤が柔らかかったのか。
銀色の短剣は岩肌に深々と突き刺さり、涼子は落下の危機から逃れることに成功した。
しかし、それは同時に涼子にとって別の受難の幕開けとなった。

「あだだだっ!!あーた!何処掴んでる!!」
「態と掴んだワケじゃねぇよ!俺だって落ちたくないんだ!」
「いいからHA☆NA☆SE!!」
「だから、俺だって落ちたくねぇって!」

空に投げ出された時、明空は掴まる物を探して必死に手をばたつかせていた。
そして、偶然手に触れた握りやすい太さの綱のような物に、文字通り藁を掴むつもりで掴まっていた。
それが涼子が自慢しているアンダーテイルであったことに明空が気付くのは、彼女が岩肌に銀の短剣を突き刺した後だった。

「だいたい、こーいう時男キャラは『俺の分まで生きろ』とか言って自ら手を離すもんだぞ!」
「はぁっ!?そうして助けるのは最愛の親友か女性だろ!?何言ってんだよ!!」
「なんと!?オヌシ、この涼子さんに助けるだけの魅力を感じないと・・」
「少なくとも、あんたのために今犠牲になるつもりはないっ!」
「もー何でもいいからHA☆NA☆SE!」
「いでっ!バ、バカ!暴れるな!蹴るなぁ!!」

何としても振り落とそうと両足をバタつかせる涼子と、必死に掴まる明空だった。

「ってちょっおまっ何処触って!!」
「はぁっ!?あんたが勝手にぶつかってきて・・」
「アンタら。何やってんの・・?」
「・・・・・・・えっ?」

突然聞こえた第3者の声に、二人は驚いて声がした方へと視線を向ける。
そこには、水色のショートカットの女性が呆れたような顔で佇んでいた。
一瞬、幽霊か化物かと思ったがどうやら違うらしい。
彼女にはちゃんと足があるし、その足にはしっかりと地面が踏みしめられていた。
更に驚くことにその地面はこちらに向かって伸びてきている。
二人はゆっくりと地面を辿って視線を足元へと落としていく。

「・・・あっ、あった。」
二人は開いた口が塞がらなかった。
そして次第に訪れた感情は、あの必死な様を第3者に見られた気まずさと恥ずかしさだった。

「アハ、アハハハ・・な、何やってたんだろーな!?俺達!」
「そ、そうだなー!あ、ああ、離せなんて言って、スマンカッタ!ははは・・・」
「こ、こっちこそ掴んでごめんな!アハハハ・・!」

二人は態とらしい笑顔を浮かべ地面に降りた。

「なんか・・仲良さそうだけど、兄弟なのか?」
「はぁっ!?これがぁ!?」

ショートカットの女性の一言に二人は同時に反論した。
その様子に彼女は少しだけ驚いていた。

「じゃあ、双子なのか?」
「もっと、ちがぁーう!」

岩山に二人の息の合った大声が木霊した。
その様は双子と間違われても仕方ないほどにぴったりだった。

「・・・ふーん、そうだったのか。」
彼女にこれまでの経緯を必死に説明する二人は、やはり双子としか思えないほどに息が合っていた。
彼女は納得の行かない顔をしながらも無関係であることを信用してくれたようだった。

「っと、まだ名前聞いてなかったな!アタシ、川澄シノブ!」
「んっ!?あ、ああ。俺、御朱明空。よろしく。」
(ああ、そっか。名前教えれば良かったんだな・・。)
「へっ!?・・ああ、私、天崎涼子。」
(そうでした。名前教えれば良かったんでした・・・。)

シノブに突然名乗られ、二人は今まで必死に説明していたのが馬鹿馬鹿しく思えていた。
名前を教えれば、後はあの男が言っていた参加者名簿と照らし合わせるだけで無関係なことを簡単に説明できたのだ。
それに気付かないほどに慌てていた自分が恥ずかしくて二人は少しだけ俯いていた。

「で、明空と涼子はどうすんの?アタシは、先輩を探そうと思ってるんだけど。」
「ん?そうだなぁ。俺も冥夜、・・弟を探そうかな。」
「あら?奇遇ねー。私も一応妹でも探そうかと思ってたわ。」

どうやら三人とも其々探し人が居るようだ。
それなら、この場でやるべきことは決まってくる。

「そっか。一緒に行こうって誘うつもりだったんだけど、探してる人が居るんじゃ仕方ないな・・。」
「そうねー。じゃ、私はこれで。」

涼子はそう言ってそそくさと立ち去ろうとした。

「あっ!ちょっと待って!・・・って、何やってんの?」
「フゥーッ!フゥーッ!!・・お、俺の後ろに立つな!命が惜しくばー!!」

シノブが立ち去ろうとした涼子に後ろから声をかけた時だった。
涼子は素早く振り返り、アンダーテイルを庇いながら泣きそうな目でシノブを睨みつけていた。
彼女の反応にシノブは驚くしかなかったが、明空は痛いほどに理由が分かっていたので笑いそうになるのを我慢していた。

「どっかでもし、先輩に出会ったら・・」
「だが断る!」
「はっ?アタシまだ全部言ってな・・」
「兎に角断る!とぉっ!」
「あっ!ちょっと待て・・行っちまった。」

涼子は全速力で細い道を走り去っていった。
その様子にシノブはただ唖然とするだけだった。

「・・・で、先輩とやらに会ったらどうすりゃいいんだ?」
「あ、ああ。アタシが廃墟に向かったことを伝えといて欲しいんだ。」
「おう、それぐらいなら任せとけ!代わりと言っちゃ何だが、弟に出会ったら俺が町に向かってたこと言っといてくれ。」
「ああ、分かった。伝えとくよ。じゃあ、どっかでまた生きて会おうな。」
「おう、シノブも死ぬんじゃねーぞ!」

残された二人は其々の目的のため道を歩みだした。
その先に何が待ち受けているのか、それは誰も知らない。

【B−3:X1Y2/山/1日目:朝】

【御朱明空{みあか あそら}@La fine di abisso】
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]:デイパック、支給品一式、ランダム支給品0〜3個
[基本]:対主催、なるべく大勢で脱出
[思考・状況]
1.御朱冥夜を探す
2.とりあえず町に向かってみる

【天崎涼子{あまさき りょうこ}@Blank Blood】
[状態]:健康
[装備]:銀の短剣@リョナラークエスト
[道具]:デイパック、支給品一式、ランダム支給品0〜2個
[基本]:一人で行動したい、我が身に降りかかる火の粉は払う、結構気まぐれ
[思考・状況]
1.お宝を探す
2.脱出方法を探す
3.一応気が向いたら天崎奈々を探してみる

【川澄シノブ{かわすみ しのぶ}@まじはーど】
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]:デイパック、支給品一式、ランダム支給品0〜3個
[基本]:対主催、悪人には容赦しない、罪を憎んで人を憎まず
[思考・状況]
1.神谷カザネを探す
2.富永エリナを探す
3.一旦廃墟に向かいそれから合流予定地点へ向かう

@後書き
涼子さんの第2話が書かれるそうなので、応援の意味も込めて。
後、サキさんの体調が早く良くなりますようにという願いも込めて。
後、双子の兄で妄想したくなってしまったので。
[14]投稿者:「結局変身できずにすぐそばに落ちてるステッキに手を伸ばしながら力尽きる」 14スレ目の74◆DGrecv3w 投稿日:2009/01/18(Sun) 08:05 No.161  
まゆこは今、あの男に殺し合いを強要された挙句、ステッキを奪われていた。
回収は絶望的かと思っていたが、偶然出会った少女がステッキを持っていた。
まゆこの願いを素直に聞き入れてくれた彼女からステッキを受け取ろうとした矢先、突然まゆこは何者かに突然後ろから掴まれ放り投げられた。

「・・・いったぁ〜い!」

投げ飛ばされたまゆこはお尻を激しく地面に打ち付けた。
ついでに手や足も何処か擦り剥いたのかじんじんしており、何時もより若干体温が高く感じていた。

「どうしよう、ステッキがあんなところに・・。」

まゆこは自分が本当なら受け取るはずだったステッキを探した。
どうやらあの少女が現れた物の出で立ちに恐怖し、その場に落として逃げ去ってしまったらしい。
まゆこを投げ飛ばした張本人と自分との間に転がっていた。

「何とかして、ステッキを取らないと・・。」

まゆこを投げ飛ばした張本人。
それは身の丈が優に2メートルを越す黄土色の巨人だった。
一見すると人間のようだが、頭からすっぽりやたら生々しい頭巾のような物を被っており顔は分からない。
ただ、まゆこはその巨人が自分をこのまま無事逃がしてくれなさそうなことだけは察していた。
まゆこはまだ痛むお尻や両手両足に喝を入れ立ち上がる。
逃げるにしても、戦うにしてもステッキが無いと厳しいだろう。
そう考えたまゆこは、何とかしてステッキを拾うつもりでいた。

(・・・せーのっ!)

まゆこは一度深く呼吸してから心の中でタイミングを図ると、ステッキ目掛けて飛び掛った。
何となくだが流石にあんな巨体の相手に身軽さで負けることはないだろう。
まゆこはそう考えていた。

「・・・ぎゃっ!?」

現実は残酷だった。まゆこの方が確かに早く動いていた。
しかし、巨人はその体躯の割りには素早く反応しステッキ目掛けて飛び掛る彼女に近寄り蹴りを入れていたのだ。
自ら勢いを付けて攻撃を受ける形になったまゆこはその場に崩れ落ちた。
そして、目から星が飛び出したかのような感覚を覚えその場で暫く動けなくなってしまった。

「がふっ!ふぎゃぁっ!ひぎぃ!!あがぁっ!」
(痛い!痛いよ!死ぬ!死んじゃう!許して!)

巨人は地に崩れたまゆこに間髪入れず殴り掛かってきた。
為す術なく一方的に殴られ続けたまゆこは、気力と体力の殆どを削り取られていた。

「ひゅー・・ひゅー・・・かはっ・・・うぇっ・・・。」

口の中に苦い物がいっぱいに広がっていて気持ちが悪い。
目の前がコーヒーカップにでも乗っているのかと思うぐらいにグルグル回転している。

「あだっ!」

巨人は地に伏していたまゆこの足を掴み持ち上げた。

「ぎゃん!・・・げぇっ!・・・うぁっ!」

そして、まるで棍棒を打ち付けているかのような勢いで何度もまゆこを地面に叩き付けた。

「・・・みぎゃ!・・・あぅ!・・・・かはぁっ!」
(だ・・だめ・・・でも・・・もう・・・。)

まゆこはもう既に限界を超えていた。
2回目ぐらいから既に全身の感覚は殆ど麻痺しており、もはや僅かな気力で辛うじて意識を保っているだけだった。
それすらも叩きつけられ頭が激しく揺れる度に途切れそうになってしまう。
しかし、もしこのまま意識を途切れさせてしまったらその時は二度と戻って来れない深い闇に堕ちてしまうだろう。
まゆこは本能的にそう悟り、必死に耐えていた。

「あ・・・う・・・・ぁ・・・。」
(た・・・助けて・・・誰か・・・。)

まゆこは最後の力を振り絞って両手で何かを探してみる。
そして、何かが手に当たった感覚を僅かに感じた。
まゆこが手に入れようとしていたスタッフだった。
後ちょっとでスタッフを握ることができるという時、非情にもまゆこの身体は再び宙に浮く。

(そ・・・ん・・・な・・・・。)
「・・・・ぎゃあ!!・・・あ・・ぅ・・。」

今まで以上の速度で叩きつけられたのか、一段と激しく頭が揺れた。
この世の物とは思えない寒気と眠気が襲ってくる。
その責めにまゆこは耐えることができず目を閉じてしまった。

(遭難して・・・眠くなるって・・・こんな・・・感じ・・・かな・・・?)

まゆこは堕ちて逝く意識の中でそんなことをぼんやりと考えていた・・。

@後書き
>結局変身できずにすぐそばに落ちてるステッキに手を伸ばしながら力尽きるなんて展開もありだと思ってただけに。

・・・こんな感じですか?分かりません。(´ω`)
[15]投稿者:「涼子さん、騎士役{ナイト}をするの巻」 14スレ目の74◇DGrecv3w 投稿日:2009/01/24(Sat) 12:37 No.165  
森の中に少女の明るい声が響く。

「・・でねー。それでねー。・・・」

少女は最近身の回りで起きたという面白い話とやらを延々と話していた。
少女の会話相手は、それをとてもやつれた表情で聞いていた。

「まだ、続くんすか?・・・続くんですね。はぁっ・・。」

被害者とも言うべきその人が呟く。
彼女にとって、少女の話など付き合う価値を見出せなかったのだ。
少女はそんな彼女の様子も気にせず一人ではしゃいでいた。

「あのさー。キミは、『KY』って知ってるかね?」
「えっ?ケェワイ?涼子さんの髪型ってそういう名前なんですか?」
「ちっがーう!涼子さんをバカにしとるのかチミはぁー!」
「わわっ!?冗談ですよー!そんなに怒ることないじゃないですかー!空気読んでくださいよー!」
「・・・・。」
(この女、絶対知ってる!絶対知ってて態と言ってる!)

被害者、天崎涼子は彼女の切り返しにポカンと口を開けたまま黙り込んだ。
加害者、神代伊織は自分の切り返しに彼女が黙り込んだ真意を気にかけることもなく話を戻す。
天崎涼子は今、数時間前の気紛れで彼女と行動を供にする羽目になっていた。
自分で蒔いた種であるとはいえ、トンでもない芽が出たと涼子は肩を落としていた。

「涼子さんってば、元気出してくださいよー。二人ならきっと、無事に帰れますって♪」
「あの、元気がない理由が言わないで欲しいんですが。・・って聞いてませんね、この娘。」

どう見ても年下な伊織に肩をバンバンと叩かれ、涼子はガクガクと身体を揺らしていた。

( 求)身代わり 与)涼子さんの愛の篭った声援 って感じだわー・・。)

涼子の願いが天に届いたのだろうか。人が近づいてくる気配を感じた。

(身代わりハケ――――――(゚∀゚)――――――ン!!)
「あっ!涼子さん!待ってくださーい!」

突然走り出した涼子を慌てて伊織が追いかける。
そして、鬱蒼とした草むらを掻き分けた先に二人は少女の姿を見つけていた。

(良かったー!これで解放されるー!)
(わーい!男の人じゃなくて良かったー!)

ピンク色の髪とフリルの付いたドレスが可愛い少女に、二人は喜びのあまり手を取り合って飛び跳ねていた。
少女は突然現れ涙を見せながらはしゃぐ二人に呆気に取られ、言葉を失っていた。

「・・・と言うワケよ。OK?」
「ふーん。それは、災難だったわね。」

一頻り喜びを表した後、呆気に取られていた少女に涼子がこれまでの経緯を説明していた。
少女は素っ気無く返事を返す。

「つーワケで、変わってくれる?」
「構わないわよ。」
「おおー!話の分かる人に巡り合えて、涼子さんは嬉しいぞー!サーディー!」

サーディと名乗った少女が意外にも快く応じてくれたので、涼子は思わず彼女に抱きついていた。
彼女は特に抵抗する様子もなく受け止めた。

「じゃっ!私はこれで。」
「あっ!涼子さん!待ってください!」

片手を上げて挨拶をし、走り去ろうとする涼子を伊織が引き止めていた。

「・・・あーた、私のテイル{髪}を何だと思って・・」
「えっ!?えっと・・・引っ張るところ・・・かな?」
「・・・・ふーん。」
「ほ、ほらっ、長さとか・・太さとか・・丁度いいかなーって思ったりそうでもなかったり・・。」
「ちがぁぁぁーう!!」

一度ならずニ度も自慢のアンダーテイルを握られ、涼子は激怒した。
伊織はテイルを握ったまま、泣きながら何度も謝る。

「・・・で、何か用?」
「ふぇっ!?」

涼子は学習していた。
伊織が自分のアンダーテイルを掴んで離そうとしない時は、自分に用事があるのだ。
涼子は内容は分かりきっていていたが、一応聞いてやることにした。

「ゆ、許してくれるんですかぁー!?」
「許す!許すからさっさと話せ!そして、離せ!」
「うえーん!涼子さーん!ありがとぉー!!」
「わーた!わーたからもう泣くな!」
「ひっぐ!ひっぐ!・・・ぐしゅ・・。」

テイルを掴んだまま泣いている伊織を涼子が慌てて慰める。
落ち着いた伊織はようやく口を開いた。

「えっと・・はい、これ・・。」
「・・・あっ。」

伊織に手渡された物を見て、涼子はハッとしていた。
そういえば、元々この短剣が欲しくて同行していたのだ。

(危なかったわー。報酬受け取らずに立ち去ろうとしていたなんて・・。でも、意外だわー。)

涼子は貰う物も忘れて立ち去ろうとしていた自分に呆れつつも、意外とあっさり渡してきた伊織に驚いていた。

「・・・何で、意外そうな顔してるんですか?」
「へっ!?」
「私、そんな嘘つきに見えましたか!?私、約束は守りますよ!」
「・・・ごめんなさい。」
(てっきり一緒に来いと言われるかと思ってたもので・・。)

涼子は何故か激怒する伊織にとりあえず謝った。
伊織は涼子の様子に機嫌を直し笑顔を見せた。
そして、伊織は手を振って涼子を見送った。

(さて、邪魔者は居なくなったわね・・うふふ・・。)

サーディは徐にバッグの中から双刀を取り出していた。
そして、ゆっくりと伊織に近づきそれから――。


「・・・うーん、何だ!この気持ち!」

涼子は立ち止まって考え込んでいた。
貰う物は貰ったし、ちゃんと約束は果たした。
正直さっさと別れたくて仕方なかった。
それなのに、何故か伊織のことが気になっていた。

「・・・まさか!わ、私はノーマルだー!!いやぁぁー!!」

涼子は脳裏に一瞬過ぎった’恋’や’愛’と言った単語を必死に否定していた。
そして、別の理由を躍起になって探しだす。

「・・・やっぱ、あのサーディって娘、怪しいわねー。」

そして、涼子はようやく別の理由を探し当てた。
彼女は人を殺し慣れている。
涼子は彼女の気配を見つけた時から何となくそんな感じがしていたが、抱きついてみてそう確信していた。

「きゃあー!!」

その矢先、涼子は聞き覚えのある叫び声が聞こえた気がした。
涼子は慌てて周りを見回すが、付近には誰の気配も居ない。
つまり、さっき別れた二人以外の声である可能性は限りなく零だ。

「気、気のせいよねー!幻聴が聞こえるなんて、トンだお笑い種だわー・・。」

結構走ってきたはずだ、此処まで叫び声が聞こえるワケがない。
涼子は空耳と言うことで済まそうと考えた。

「た、助けてー!涼子さーん!!」
「げ、幻聴、げんちょぉ・・だってばー!」
「涼子さーん!いやぁぁー!!」
「・・・・げんちょぉ・・げんちょぉぉ・・・。」

必死に否定するが、どう考えても幻聴に思えない。
今、この付近にいそうな人間で自分のことを呼ぶ人間なんて、どう考えても一人しかいない。

「・・・だぁぁぁー!!もぉー!!五月蝿いわねー!!」

涼子は一人悪態をつき来た道を走って引き返した。


「うふふっ♪ほらっ、もっとしっかり避けないと斬っちゃうよ?」
「ひぃぃっ!ど、どうして!?私、何も悪いことしてないのに!」

サーディは態と双刀を掠らせ、伊織を甚振っていた。
その度に別れたばかりの女の名前を叫んで助けを求める彼女の反応が楽しくて仕方が無かったのだ。
そうとは知らない伊織は必死にかわしては泣き叫ぶ。
それがまた、サーディの加虐心を加速させていた。
そうしている内に、伊織が足をもつれさせて無様に転げる。
サーディの兇刃が容赦なくその背中に迫ったその時だった。

「うほっ、やっぱイイ短剣♪」
「・・・あら?」

伊織を切り裂くはずだった刃が突然割り込んだ何かに遮られた。
よく見るとそれは、先ほど別れたはずの女でその手には短剣が握られていた。

「・・・さて、此処で問題。何故涼子さんは此処に居るでしょーか!?」
「・・・・。」
「1.そこの巫女服女が心配で戻ってきた2.ついでだから身包み剥そうと戻ってきた。」
「・・・そうね、2.かしら?」

突然の二択問題にサーディはニヤりと笑いながら答える。
刃を交えたまま、出題者は正解を告げた。

「ブー!正解は・・3.短剣の切れ味をあんたで試したくて戻ってきた。よっ!」
「何よそれ。酷い問題ね、笑わせるわっ!!」

刃をなぎ払って蹴りを繰り出す涼子から、サーディは一度バックステップで距離を取った。

「わぁーい!涼子さん!助けに来てくれたんですねっ!」
「だから、違うと言って!って、あーた。何時の間に・・。」

涼子は伊織の言葉に反論しようとして振り返るが、そこにあるはずの伊織の姿はなかった。
涼子が辺りを見ると、十数メートルほど先の木の陰に隠れている彼女の姿があった。

「じゃあ、私!誰か助けてくれそうな人探してきますから、待っててくださいねー!」
「ちょっ!おまっ!!待てってコラー!!」

そう叫んで走り去る伊織を引き止めようと涼子は叫ぶ。
しかし、背後から殺気を感じて間一髪それを受け止めていた。

「ほら、余所見は禁物よ?」
「ちぃっ!」
「フラれちゃった者同士、仲良くしましょう。ねっ?うふふふっ♪」
「五月蝿い!私はノーマルだぁー!」

涼子が怒りとも悲しみとも付かない叫びを上げつつ切りかかった。
サーディはその様子をとても嬉しそうな笑顔で受け止めていた。
二人の剣戟は暫く続きそうだった・・。

@後書き
麺さん頑張れー!という意味を込めつつ、密かに自分が考えていた涼子、伊織、サーディのお話を投下しみました。
[16]投稿者:「遅れてきたバレンタイン」14スレ目の74◆DGrecv3w 投稿日:2009/02/20(Fri) 02:01 No.190  
――那廻早栗の場合。
え、えっと・・。これ!
そ、その!義理だから・・義理、だからっ・・!

――アーシャ・リュコリスの場合。
はい!これ!チョコレート♪
遅れてごめん。ホントはちゃんと当日に渡そうと思ったんだけど、色々あって・・。
ともあれ、これからもよろしくね♪

――エリーシア・モントールの場合。
過ぎてしまったし、今更渡されても・・と思うかもしれないけれど、渡しておくわ。
・・・感謝の気持ちってやつよ。

――クリステル・ジーメンスの場合。
遅れてごめんなさい、私としたことがうっかりしてたわ・・。
今更になってしまうけど、受け取ってくれるかしら?

――天崎涼子の場合。
ふっふっふっ!じゃじゃじゃじゃん!ちょこれーとー!(大山のぶ○風に)
どーせ義理1つ貰えてないんだろ?ありがたぁーく受け取ること!
あと、言っておくが・・・他意はないっ!
ホワイトデーに10倍返し期待age・・とか思ってないぞっ!

――天崎奈々の場合。
・・・義理、だから。

――神代伊代那の場合。
えっと、日頃からお付き合いして頂いてる感謝の気持ちです。
遅れてしまったことは謝りますので、受け取ってもらえませんか?

――美空桜の場合。
ほらっ!遅れちまったけど、チョコレート!
ぎ、義理だからなっ!ヘンな気起こすんじゃねーぞ?

――加賀美奈の場合。
面倒だから渡すつもりは無かったんだけど。
義理チョコの1つすら貰えてないだろう貴方のことが不憫に思えたから、仕方なく用意してあげたわ。
・・・それだけなんだから。

――神代伊織の場合。
チョコレート、遅れてごめんなさい。その・・私、男の人って怖くて・・。
でも、感謝の気持ちは伝えないといけないかなって思って・・勇気を出しました!
お礼・・期待したりなんかしてませんからね♪

――萩の狐の場合。
人間の風習とやらに付き合ってやるつもりは無かったのだが、これも相手を知る良い機会かとも思えてな。
少しばかり遅れてしまったが、受け取ってもらえると助かる。

――八蜘蛛の場合。
ほら、受け取りなさい。
人間が私からチョコレートを貰えるなんて、恐らくこれが最初で最後なのだから。

――ロシナンテの場合。
フゥハハハハー!時には敵に塩を送るのも悪くないと思えてな!受け取るがよいぞ!

――門番の場合。
ふぁ〜・・・眠い・・。それあげるから、もう寝て良いかな・・?

――サーディの場合。
ふふふっ、私からチョコレートを貰えるなんて貴方、幸せ者よ?
少し遅れてしまったけど、受け取っておいてもいいんじゃなくて?

――風香の場合。
こ、コレ!”ちょこれーと”という西洋のお菓子だ!
暗殺者の私がこのようなことをするとは、私自身が一番思っていなかったんだ!
お、遅れたのはそのせいだぞ!決して他意があったわけではない!

――なぞちゃんの場合。
ふっふっふっ・・・じゃーん!チョコレートですぅ〜♪
・・・えっと、なぞ、ホントはちゃんと当日に渡そうって思ってたです。
でも、”ほんめー”とか”ぎり”ってのが見つからなくて、なぞ、今日まで頑張って探したですけど、結局見つからなかったです。
だから、普通のチョコレートです。受け取って・・くれるですよね?

――フロッシュの場合。
ワタシがチョコレートを渡すなんて・・。と思って遅れてしまいましたが。
やはり、日頃の感謝の気持ちは伝えるべきだと思いまして、こうして恥を承知で用意させて頂きました。
受け取ってくださいますね?

――籠野なよりの場合。
はい♪チョコレートだよ〜♪
遅れてごめんね。うっかり忘れててさ・・。
まぁ、受け取ってくれるとうれしいなっ♪

――籠野りよなの場合。
えっと・・チョコレートです・・。
その、私なんかから、こんな物今更貰っても迷惑なのは十分承知しています。
もし、宜しかったらでいいので・・受け取って頂けますか?

――ロカ・ルカの場合。
ふっふーん、わたしがチョコレートを渡すタイミングを計ってて遅れたなんて思ってたでしょ?
残念賞♪単純に忘れてただけだからねっ!・・・って何よ、そんなこと偉そうに言うなって顔して。
兎に角、ちゃんとあげたからねっ!お礼、期待しちゃうんだから♪

――トゥイーティ・プラムの場合。
チョコレートあげちゃう♪だから、おニイちゃん、あたしといっぱい遊んでネっ☆

――リゼの場合。
遅れちゃったけど一応、渡しとく。
えっと・・私なんかから貰ったって嬉しくないでしょ?
捨てちゃっても・・いいから。

――榊鈴音の場合。
これ、チョコレートです。
ごめんなさい。バレンタイン、過ぎちゃいましたね。
受け取ってもらえると嬉しいな・・。

――神谷カザネの場合。
えへへっ・・遅れちゃった♪
えっと、いつもありがとう!数日遅れのバレンタインチョコ、受け取ってねっ♪

――富永エリナの場合。
・・・確かに、渡したから。

――川澄シノブの場合。
すまねぇ!組の皆の分も手作りしてたらすっかり遅くなっちまった・・。
その代わりってワケでもねぇけど、気合入れて作ったからよ(食ったら死亡フラグ)・・勘弁なっ?

――鬼龍院美咲の場合。
・・・『遅れてしまってごめんなさい。いつも有難う、これ、感謝の気持ちです。』・・よし、これでいいな・・。
・・って、うわぁぁっ!?き、聞いてたのかぁ!?
そそそそその!コレ!チョコレートだ!受け取ってくれ!じゃあな!渡したからなっ!!

――エルフィーネの場合。
おニィたん〜♪チョコレートですぅ〜♪
エル、色々と遭って用意するのに時間掛かっちゃいました〜・・。
これ・・どういう意味かはおニィたんに任せちゃう☆

――まゆこの場合。
えっと、チョコレートだよ。
男の人に渡すのちょっと怖くて遅れちゃった・・。ごめんね。

――ミアの場合。
そういえば、こうして男性にチョコレートを渡すってあまり経験がないかな・・。
そういうワケだから、ってワケでもないんだけれど遅れてしまってごめんなさい。
今更って思うかもしれないけど、受け取ってくれるかな?

〜オマケ〜
――御朱明空の場合。
ほらよっ!ヤローがヤローに渡すチョコってのも面白いだろっ?
えっ?つまらん?・・・ま、俺もそう思えてきた所だが、買って来ちまったもんは仕方ねぇさ。
受け取っとけ♪

――御朱冥夜の場合。
何故、男の俺が男にチョコレートを、しかも当日を過ぎてから渡そうとしているのだ・・。
あのバカアニキの影響としか思えないな・・・はぁっ・・。

@後書き
ごめんなさい。ロワ関係なくて。orz
まぁ、女性キャラ+2名の個性をセリフだけで表現してみる練習ということで・・(^^;
[17]投稿者:「ホワイトデーって忘れてたw・・と言う事でプレゼントをあげてみるテスト」 14スレ目の74◆DGrecv3w 投稿日:2009/03/14(Sat) 19:46 No.222  
――那廻早栗の場合。
えっ!?わ、私に!?
そ・・その・・・ありがとう!

――アーシャ・リュコリスの場合。
うーん、態々用意してくれなくても、気持ちだけでいいのに・・。
でも、ありがとネ♪大事にするよ。

――エリーシア・モントールの場合。
それを、私に?
ホワイトデー・・・ああ、そんな日もあったわね。
ありがたく貰っておくわ。

――クリステル・ジーメンスの場合。
わ、私にですか!?・・・まさか、貰えるなんて思ってなかったわ・・。
・・・えっ!?いやいや!コッチの話。
兎も角、ありがとう♪嬉しいわ。

――天崎涼子の場合。
うーん、これは・・・かなりの安モンだが『きゃー!うれしー!ありがとー!』ってやってポイントうpするべきか?
でもなぁ・・・どうせやった所で、次のプレゼントは期待できそうにないしなぁ・・・どうすっかなぁ・・。
あっ!・・・・えっと・・・『きゃーうれしーありがとー!(棒読み)』

――天崎奈々の場合。
私に?・・・仕方ないから・・・貰っとく。

――神代伊代那の場合。
私に、ですか?
有難う御座います!大切にしますね♪

――美空桜の場合。
おおー、ホワイトデーのお返しか。感心感心♪
じゃっ、ありがたく受け取っとくぜ♪

――加賀美奈の場合。
わ、私に?・・・貴方、いったい何考えてるの?
私を・・どうしたいのよ?・・・でも・・ちょっとだけ・・嬉しい。

――神代伊織の場合。
ええっ!?私にプレゼント!?
わぁー!これ、欲しかったんだぁー!!うれしいー!ありがとー!
また来年も・・欲しいなぁ〜・・。

――萩の狐の場合。
ほほぉ、殊勝な心がけだな・・。
人間にも礼節を弁えている者が居るとは少々意外だった。
ありがたく、受け取らせていただこう。

――八蜘蛛の場合。
ふふふっ!命乞いのつもりかしら?
・・まぁ、物を献上されるのは悪くないわね♪

――ロシナンテの場合。
なっ!?なんのつもりだ!?おお!お前!私をそのような物で懐柔して、ナニをするつもりだぁ!?

――門番の場合。
うーん・・・貰ってあげるから・・・寝てもいいかな・・?

――サーディの場合。
私にそれを?・・・アハハハ!面白い人ね!
お礼にたっぷり、虐めてア・ゲ・ル♪

――風香の場合。
そ、それを私にだとぉ!?き、貴様!何のつもりだ!!
まさか、それには爆弾か何かが仕込まれてたりとかするんじゃないのか!?
・・・ま!・・・まぁ!なんだ!特別に、貰ってやろう!

――なぞちゃんの場合。
わぁ〜♪プレゼントですか〜♪
プ・レ・ゼ・ン・ト。・・う〜ん!素敵な響きです♪
なぞ、プレゼント大好きです!なぞ、これからもいっぱいプレゼント欲しいです!
・・・くれる、ですよね?

――フロッシュの場合。
それをワタシにですか?・・・ああ、今日はホワイトデーでしたね。
では、ありがたくいただきます。

――籠野なよりの場合。
わっ!プレゼント!?嬉しいなぁ〜♪
ホワイトデーにプレゼント貰ったのって初めてだよー、ありがとねっ♪

――籠野りよなの場合。
わ、私に・・ですか?その・・・なよりと・・・間違えてないですか?
本当に・・私で・・いいんですか?・・・えっと・・ありがとうございます。

――ロカ・ルカの場合。
プ、プレゼントですってー!?・・・まさか、私がプレゼントを貰える日が来るなんて。
ありがとう!大切にするよ!
・・・で、いちおー確認しておくけど、後で『間違いでしたー』なんて言わないよね?

――トゥイーティ・プラムの場合。
プレゼント〜!うれし〜!うれし〜!でも、遊んでくれるともっとうれし〜なっ☆

――リゼの場合。
・・・ナニ、考えてるの?
私なんかに・・・その・・・プレゼントなんて・・貰う資格なんてないのに。
ホントに・・・貰っていいの・・?信じて・・・いいの・・?

――榊鈴音の場合。
えっ!私にですか!?
えっと、その・・私、こういうのあんまり経験ないから・・。
兎に角、ありがとう!嬉しいよ!

――神谷カザネの場合。
わぁ〜!プレゼントだぁ〜!ホワイトデーにプレゼント貰ったのって初めてだよー♪
ありがとう♪大切にするネッ♪

――富永エリナの場合。
・・・ホワイトデー・・だったわね。・・・ありがとう。貰っておくわ。

――川澄シノブの場合。
おおっ!態々すまねぇな♪
大切にするよ!ありがとなっ!

――鬼龍院美咲の場合。
プ、プレゼントだって!?
そ、その・・なんだ・・・えっと・・ほら!あ・・・アレだ!
あ・・あり・・・ありが・・・うぉぉぉー!(走り去る)

――エルフィーネの場合。
エルに!?うれしい〜♪
おニィたん!ありがとっ♪

――まゆこの場合。
えっ!わ、私にプレゼント!?
そ、その・・えっと・・ありがとう♪大切にするネ♪

――ミアの場合。
わ、私に・・ですか?・・ありがとう。
えっと、私、こういう経験はあんまりないから、他に気の利いた言葉がいえなくて・・・ごめんなさい。

〜オマケ〜
――御朱明空の場合。
プレゼントだって!?マジかよ!ヤローからでもプレゼントが貰えるとテンション上がるな!
まっ、可愛い女の子からだったらもっとテンション上がるけどな。

――御朱冥夜の場合。
・・・君は、俺にそれを渡してナニがしたいんだ?
そういうのは、明空にでも渡してやってくれ。アイツなら、きっと泣いて喜ぶと思うぞ。
[18]投稿者:「相克−アンフェアー・ペイン−」その1 14スレ目の74◆DGrecv3w 投稿日:2009/06/02(Tue) 19:34 No.287  
「――それで、桜ってば。・・・あっ、桜は私の友達です。」
「・・・そう。」

私と伊予那は、あれから廃墟に向かって歩いていて、もうじき森の出口が見えるであろう場所まで歩いていた。
道中、彼女は私に色々と話しかけてくれた。
最初は、言葉も途切れ途切れで、内容も天候や森の様子と言った簡単な内容であった。
しかし次第に会話内容が深い物へとなっていき、今や思い出話にまで発展していた。
私は彼女の思い出話に短く相槌を打ちながら彼女の隣を歩く。

(・・・よほど、心細かったのね。)

私の反応は、お世辞にも面白味のある物とは言えないはずである。
それでも彼女は、私に懸命に色々話しかけては時折笑顔を見せていた。

「(エぇーリぃーねぇーえぇー・・・。)」
「(・・・分かってるわよ。)」
「(まったく・・・。文武両道、容姿端麗なキミの唯一にして最大の欠点だよ・・・。)」

今のイリスの表情は恐らく呆れ顔だろう。
とは言え、こればかりはすぐにどうこうできる問題でもない。

「・・・あの。」
「なに?」
「煩かった【うるさかった】・・・ですか?」

やはり、私の反応が気になっていたらしい。
彼女は小さな声で私に問いかけてきた。
彼女の表情はとても不安そうで、私の反応如何【いかん】では泣き出してしまいそうな様子だ。

「・・・そんなことはないわ。」
「そうなん、ですか。・・・それなら、良かったです。」

彼女の顔に安堵の色が浮かぶ。
それから、一息おいて彼女が再び口を開いた。

「そうだっ♪ このまま私ばかり喋っているのもなんですし・・・。エリナさんのこと、聞きたいなっ♪」
「私のこと・・・?」
「はいっ♪ 自分のことばかり一方的に話し続けられたら、うんざりしてしまいますしね。」
「私は別にそんなこと・・・」
「それにっ! 私はエリナさんのこと、色々と聞いてみたいです。」

私に迫る彼女の瞳は爛々【らんらん】と輝いていて、私に拒否権がないことを誇示していた。

「(YOU、話しちゃいなYO。)」
「(・・・話すって、なにをよ。)」
「(ナニって、そりゃぁ・・・ハヤト君との馴れ初めとかぁー、ハヤト君とのあまぁーい生活とかぁー、ハヤト君との・・・)」
「(お祓いのこと・・・)」
「(・・・すみません、調子乗りすぎました、許してください、お姉さま。)」

イリスとの中身のないやりとりを終えた私は、一旦間をおいてから話し始めた。

「そうね・・・。好きな食べ物は・・・って、これはさっき話したわね。」
「はい、えっと・・・”ソースカツ丼”でしたよね。」
「・・・そうよ。」
(本当は、アイツの好きな食べ物だけど・・・。)
「(アタシ、”カツ丼”は卵とじの方が・・・)」
「(・・・黙ってて。)」
「(ふぁーぃ・・・。)」

正直、私が話すような内容なんてない。
いや、正確に言えばある。
あって当然、私は彼女よりも長く生きているのだから。

(何を話せば・・・彼女が喜んでくれるのかしら?)

今までの会話内容から察すれば、本当に何の変哲【へんてつ】もない、それこそ昨日一日の出来事でも良いのだろう。
兎に角、彼女は私と会話をすることで気を紛らわせたいのだ。
少しでも今の現実に目を向ければ、不安と恐怖で心が折れてしまいそうなのだろう。

(だからこそ・・・迷うのよね・・・。)

私が今、彼女にしてあげられることは、少しでも長く彼女が現実を忘れられる話をすることだ。
彼女の思考は今までの会話から何となく、想像がついている。
とは言え、会ってまだ1日すら経ってない。
ゆえに、私の想像である確率は決して高くはないだろう。

「(ほらー、さっさと話しちゃった方が楽になるよー?)」
(・・・会ってもう何日も経つのに、いまいち思考が読めないのも居るしね。)

私は迷った末、とりあえずこの前知った雑学を話すことにした。
それ故に、私は不覚にも見落としてしまった。
後数歩で、この森の出口であることを。
遮蔽物【しゃへいぶつ】の少ない平地では、彼女の知覚外から攻撃される可能性が高まることを。
そして、此処が彼、キング・リョーナの用意した『盤面』であることを。
[19]投稿者:「相克−アンフェアー・ペイン−」その2 14スレ目の74◆DGrecv3w 投稿日:2009/06/02(Tue) 19:36 No.288  
「そうね・・・。蜘蛛の糸って・・・」
「(――エリナッ!!)」
「(っ!?)」
「――きゃぁっ!?」

イリスの叫び声にイヤな予感を感じた私は、咄嗟に彼女に覆い被さる様にして飛び掛った。
突然の行動に彼女は素っ頓狂な声をあげて倒れ込む。
それとほぼ同時に響く発砲音と、右腕の激痛。

「くっ・・・!!」
「エ、エリナさんっ!? ちっ、血がっ!?」
「伏せてっ!!」

私は首飾りを防弾ガラスに変化させ、発砲音のした方向へ立てた。
その直後、私の予想通りに2発、3発目の発砲音が聞こえ、私の右肩を掠めた物と同じ物がガラスに着弾した。
私は右肩を押さえながら、弾丸の飛んできた方角を確認する。
すると、50メートルくらい離れた所のくさむらに、発砲をした犯人の気配を見つけることができた。
恐らく森の出口付近で身を潜め、無用心に森から出てきた者を狙い撃つ作戦だったのだろう。
流石のイリスでも、遮蔽物に囲まれた所に息を潜めている者、それもかなりの手練を見つけ出すのは難しいはずである。

「(すまない。アタシとしたことが、ギリギリまで気付けなかったなんて・・・。)」
「(・・・詳細は?)」
「(・・・女性が一人だけ。でも、生気ってのを全く感じない。後、息が少し乱れてるのと、僅かに血の臭いを感じる。)」
「(負傷中、ってことね。)」
「(多分そう。・・・後、銃は左手に持ってるみたい。それっぽい熱を感じる。感じ的には・・・拳銃かな。)」
「(利き腕は右手で、右手を負傷中と見てよさそうね。)」

私は先の3発の着弾箇所と発射間隔の長さから、彼女が右利きであると予想した。

(でもあの距離から利き腕じゃない腕で、この正確さだなんて・・・。もし、利き腕で撃たれてたら二人とも今頃・・・。)

イリスですら不意を突かれるほどの相手、それも恐らくは私が知る射撃の天才少女と同等以上の正確無比な射撃能力をもった相手だ。
相手が負傷中であることは、運が良かったとしか言いようがなかった。

「(しかし、思考がイマイチ読めないわね・・・。)」
「(うん。フツー、負傷中なら大事を取って仕掛けないと思うんだけど・・・。アタシらをナメてるのか、はたまた”本能の赴くまま”ってヤツなのか・・・。)」

イリスの言う通りである。
少なくとも私ならば、大人しく身を潜め傷の回復を待っているだろう。
利き腕を負傷しているのならば尚更【なおさら】だ。
そして、相手は私達を格下と見ているワケでもなさそうである。
もし、本当に格下だと思っているのならば、初弾はもっと引き付けてから撃つだろう。
拳銃は基本的には狙撃に向かないことぐらい、あれだけ上手に扱えるのならば知っていてもおかしくはないはずだ。
それなのに、あの距離から初弾を撃ったと言うことは、あれ以上近づかれたら撃つ前に気付かれるかもしれないと考えたからだろう。
格下を相手している時の思考にしては、現状では慎重過ぎると言わざるを得ない。

「(・・・前者では、なさそうな気がするわ。)」
「(奇遇だね。アタシもそう思う。)」

殺人狂は私に銃弾を防ぐ術があることを見抜いたのか、くさむらからフラりと立ち上がった。

(なっ・・・まだ、子供じゃないの・・・!?)

身を晒した殺人狂の姿を見て私は驚愕した。
既に何度か戦闘をこなした後のせいか、服はボロボロで身体中ドロと埃と血に塗れていた。
しかし顔立ちや緑色の束ねられた髪は、年端も行かない少女の持つあどけなさを確かに醸し出していた。
とてもではないが、私には彼女が本能の赴くままに全ての生き物を殺めようとする殺人狂には見えなかった。

(でも、私達を殺そうとしているのは事実だわ。・・・可哀想だけど、殺されるワケにも、殺させるワケにもいかないわっ!)
「伊予那。」
「血がっ! 血がぁっ!? エリナさんっ!! はははやくっ! きゅっ! キューキューシャですっ!! って、此処じゃ電話ががっ!?」
「伊予那っ!!」
「――はひぃっ!?」

私は完全に混乱している伊予那に喝を入れる。
伊予那は突然の喝に竦み【すくみ】あがった。

「いい? 私が合図をしたら、来た道を走って太い木の陰に隠れてて。」
「えっ!? ででっ、でもっ!! エリナさんっ!!」
「私は大丈夫、必ず迎えに行くから、待ってて。・・・分かった?」
「で・・・でっ・・・・・・はい・・・。」

私の気配から、これ以上の問答は無意味だと悟ったのか。
彼女は私の申し出を渋々承諾した。
私は笑顔で短く謝罪して、幼き殺人狂の様子を再び確認する。
彼女は銃は効かないと判断したのか、既に銃の代わりに蒼い剣を手に持っていた。
此方の出方を窺っているのだろう。
ゆっくりと、しかし真っ直ぐに此方へ近づいてきていた。

(・・・多分、できるわよね? ・・・いいえ、できて貰わなくては困るわっ!)

私は、いつも戦う時に使っている得物のイメージを強く意識した。
SFに出てきそうな大型自動拳銃のような見た目で、引鉄の前には銀杏の葉のような形の刃が1枚ついたそれは”マジックガンナイフ”と言う。
詳しい内部構造までは知らないが、私が扱ったことのある得物でアレ以上に使い慣れた物は見つからない。
この首飾りは大雑把なイメージでも具現化してくれる、そういう代物であることに賭ける他はなかった。

(・・・とりあえずは成功みたいね。)

私は左手にいつも持っている得物に近い重みを感じ、一先ずは具現化されたことに安堵した。
これで、少なくとも近接戦闘だけはこなせるだろう。

(撃てるかどうかは・・・引いてみるしかないわねっ!)
「――行きなさい、伊予那っ!」
「――はっ、はいっ!!」

私は立ち上がりながら、伊予那に合図をする。
彼女は私の指示通り、森の中へと走って行った。
その様子を一瞥【いちべつ】し、すぐに私は敵対する彼女の方へと意識を向ける。
そして、左手のマジックガンナイフらしき物を突き出し、狙いも付けずに引鉄を引いた。
直後に感じる軽い反動と、聞きなれた乾いた音。

「撃てたっ!? それならっ!」

私は間髪居れずに引鉄を引き弾幕を張った。
しかし、彼女は緑色の髪を揺らしながら、とても人間業とは思えない出鱈目【でたらめ】な軌道で弾丸を回避する。
気が付いた頃には、彼女の間合いまで私は接近を許してしまった。

「なっ!? 消え――」
「(上っ!!)」
「くっ!!」

私は頭上から振り下ろされる蒼い剣閃をマジックガンナイフの剣身で受け止めた。
彼女自身の持つ腕力に全体重、それから自由落下運動によって生じたエネルギーが全て合わさった衝撃が私の身体を襲う。
私はその凄まじい威力に左腕が痺れる感覚を覚えるも、奥歯を噛み締め耐えた。

「・・・なっ!? がふっ!!」

彼女はその一瞬の硬直を見逃してはくれなかった。
着地してすぐに懐へと飛び込み、私の無防備な腹へと蹴りを突き入れてきた。
内臓が全て吐き戻されるような感覚に私は思わずその場に蹲りそうになり、慌てて後退って体勢を整えた。

「くぅっ・・・!!」

私は彼女の追撃を振り切るために、マジックガンナイフを数回咆哮させた。
彼女は足元へと飛んできた弾丸を飛び退いて避ける。
私はその隙に右手で蹴られた部分を押さえながら、弾幕を張り距離を稼ぐ。

「(大丈夫エリナッ!? アイツ、動きがメチャクチャすぎるっ!! ホントに人間なのっ!?)」
「(宇宙人でも・・・驚くことはあるのね・・・。くっ・・・。)」
「(・・・もし人間だとしたら、あんな動きを続けてたらじきに身体が限界を迎えるよ! そこまでして、”本能の赴くまま”に戦うなんて!)」
「(・・・なにか・・・ありそうね。)」

どんなに鍛えてあろうとも、何の代償も払わずあんな出鱈目な軌道をずっと続けていられるほど、人間の身体は丈夫ではない。
出鱈目な軌道の描ける身体能力の代わりに支払う代償は決して安いものではないはずだ。
しかし彼女は、その代償を支払い私を殺そうとしている。
彼女にはそこまでしても殺人狂であらねばならない理由があるのだろう。

(どんな理由があるかまでは分からないけど・・・。殺されてあげる理由にはなりえないわっ!)

彼女は再び出鱈目な軌道で距離を詰め、今度は真っ直ぐ飛びかかってきた。
袈裟懸けに振り下ろされる蒼い剣を左手のマジックガンナイフの剣身で受け止める。
彼女はその反動を利用し、左腕一本だけでバック転をするようにして蹴りを繰り出してきた。
私はイリスの忠告を頼りにそれをかわし、バック転中の隙を狙って発砲する。
しかし、彼女は片腕だけとは思えない力で地を押し高く飛び上がって回避した。
間髪居れずに着地の隙を狙って撃つも、蒼い剣で全て斬り落とされてしまった。
[20]投稿者:「相克−アンフェアー・ペイン−」その3 14スレ目の74◇DGrecv3w 投稿日:2009/06/02(Tue) 19:37 No.289  
(――弾切れっ!? なにもこんな時にっ!!)

そもそも、具現化できただけでも御の字の代物だ。
いつ弾切れを起こしても文句は言えない。
分かってはいたが、あまりの間の悪さに私はつい悪態をついてしまった。
彼女は弾切れを悟ったのか、真っ直ぐに距離を詰めてきた。

(こうなったら、一か八かよっ!!)

私は彼女に向かって突撃しつつ、左手のマジックガンナイフを投げつけた。
彼女は驚く素振りも見せず蒼い剣を外へ薙ぎ払ってマジックガンナイフを撥ね退ける。

(――来なさいっ!! もう一丁の、私の武器っ!!)

マジックガンナイフは本来二丁でワンセットの武器で、イメージしたのも二丁セットの物だ。
しかし私は今まで、左手用のしか具現化していなかった。
つまりうまく行けば、残りの右手用のマジックガンナイフも具現化できるはずである。
世の中がそんなに甘くないというのは分かっているつもりだが、その甘い偶然に頼らざるを得ないのが現状であった。

(来たっ!? ・・・ホントに便利ね、コレ。)

今相対しているのが、人間の枠から遥かに逸脱した化物であるという不幸の埋め合わせか。
私の楽観的極まりない推測は見事的中し、私の左手にもう一丁のマジックガンナイフが具現化された。
流石の彼女も、今し方薙ぎ払ったはずの武器が再び目の前に現れたのには動揺したようで、一瞬動きが鈍った。
私はその隙に懐へと飛び込み、マジックガンナイフで外へと薙ぎ払った。
反応の遅れた彼女は慌てて蒼い剣で受け止めるが、勢いを殺しきれず蒼い剣は彼女の手元を離れ宙に舞った。

(残念だけど・・・貴女を生かしておくと危険なのよっ!)

私は弾切れであると思い込んだままの彼女が、追撃を避けるためそのまま飛び退くと思って射撃準備に入る。
その時であった。

「(来るよエリナッ!!)」
「――なっ!? うぐっ!!」

私の予想に反して彼女はそのまま突撃し、私の喉元に何か黒い棒を突き入れていた。
もし先端が鋭利な物であったら、この時点で私は死んでいただろう。
突き入れられたのは先端が平たく、円状の物であった。

(ゆ・・・油性マジック・・・!?)

私は黒い棒の正体を知り、衝撃で吹き飛ばされながら愕然とする。
油性マジックと言えば、本来は単なる文房具であり武器ではない。
そんな物までこうして得物として使うとは。
私は彼女の戦闘に賭ける、凄まじいまでの執念を垣間見た気がした。

「うわっ!?」
「(エリナッ!!)」

私は彼女にそのまま押し倒されてしまった。
彼女の体重が全身にかかり、私は少し息苦しさを覚える。
しかし彼女に今、得物はない。
私は息苦しさに耐え、マジックガンナイフでの反撃を試みた。
とは言え彼女も辺りは既に想定済みだったようで、私の左腕を左手で押さえつけてきた。

「くっ・・・!! この、離しなさ――ぃぎっ!!?」

私が左手の拘束を振りほどこうと力を注いでいた時であった。
突然、彼女の顔が私の眼前まで近づいたかと思うと、喉に激痛が走り同時に息苦しさを感じた。
彼女が私の喉元に、肉食動物のように噛み付いてきたのだ。
彼女の噛み付きはやはり人間の物とは思えない強さで、どんどん私の喉元へと突き刺さってきている。

(食いちぎられるのが先か、窒息するのが先か・・・どちらにしても、このままではっ!!)
「あっ・・・がっ・・・・・・ぅっ・・・く・・・・・・ぁ・・・ぁぁ・・・っ・・・!!」
「(エリナぁっ!! ・・・くっ!! アタシはっ・・・アタシはぁっ・・・!!)」

私は藁にも縋る【すがる】思いで、唯一自由な右腕を使うことにした。
とは言え、彼女の人知を超えた身体能力の前に、右腕一本でどうこうできるはずもない。
そうとは知りつつも、私は彼女を引き剥がそうと頭に右手をかけようとした。
その時である。

「・・・・・・ぇっ!?」

その光景は、私が望んでいた光景である。
正直、絶対に見ることのできない光景だと思っていた光景である。
その光景が、今私の目の前に広がっている。
その光景とは――。

(どうして・・・彼女、私から離れたの・・・!?)

今目の前に広がっている光景は、私の喉元から彼女が離れ、彼女の上体が僅かに起された光景であった。
しかし、その光景が広がる理由が全く検討がつかない。
私の右手が頭に触れた程度で、彼女の行動に支障があるとは思えない。
それなのに、彼女は私の右手を避けるために、態々噛み付きを中断したのだ。
私は唖然として呆然と彼女を見つめてしまった。

「(――なにしてるのっ!! 早く反撃してっ!!)」
「――っ!!?」

イリスの今までで一番大きな罵声に私は我に返り、彼女に持てる力の全てを賭けて頭突きを繰り出した。
彼女も頭突きは警戒していなかった様で、私の頭突きは彼女の額に直撃した。
私はグラつく意識に鞭をうち、彼女が怯んだ隙を突いて左手のマジックガンナイフで薙ぎ払った。
彼女は私から飛び退くようにそれをかわす。
私は横たわったまま、彼女に向けて引鉄を引いた。
意表を突いて飛んできた弾丸にも関わらず、彼女は相変わらずの身体能力でそれをかわす。
そして、地面に突き刺さった蒼い剣を手に取り、再び飛び掛ってくるかと思いきや・・・。

「・・・に、逃げた?」

彼女はそのまま、森の中へと飛び退いて行き、再び姿を現すことはなかった。
私は伊予那を狙いに行ったのかと思った。
しかし、伊予那がすぐに私の元へ泣きながら駆けつけてきたので、そうではないと知り私は安堵の溜め息を漏らした。

「――本当に良かったですぅっ!! エリナさんが殺されちゃうんじゃないかって思って、私っ、私ぃぃっ!!」
「・・・どうして、ちゃんと逃げなかったのよ。」
「えっ! あっ! ・・・っと、・・・ごめん、なさい。」
「・・・・・・まぁ、いいわ。」

私は隣で泣きじゃくる伊予那の頭を優しく撫でた。

(・・・あの出来事さえ起きなかったら、間違いなく二人とも・・・。)

私はまだ激しい痛みを残す喉元の噛み跡を軽くなぞる。
彼女の不可解な行動がなければ、確実に私は殺されていただろう。
そればかりではない、私は今の戦闘で右腕を負傷し、手の内を全て晒してしまった。
そのくせ、相対した彼女のことについて、絶望的なぐらいに情報を掴めなかった。
対する彼女は、この戦闘で油性マジック一本しか消耗していない。
もし再び何処かで相対することになった場合、私は今度こそ為す術なく彼女に殺されるだろう。
私は悔しさと怖さで胸が埋まっていくのを感じ、奥歯を噛み締めた。

「(・・・思い詰めたらダメだ。エリナ。)」
「(分かってる・・・。)」
「(今のキミは、あくまで・・・)」
「(分かっているわっ!! ・・・・・・ごめん。)」
「(・・・いいんだ。アタシも言い過ぎた。)」
(・・・謝るのは、アタシの方だ。情報支援すら満足にできないんじゃ、アタシは・・・煩いだけの役立たずじゃないかっ!!)
「・・・エリナさん?」
「・・・なに?」
「あの・・・そろそろ、行きませんか?」
「・・・そうね。此処に長居をするのは危険だし、早めに離れましょう。」

私は伊予那に支えられる形で立ち上がると、廃墟を目指して再び歩き始めた・・・。

【B−4:X1Y2/平地/1日目:午前】

【富永エリナ{とみなが えりな}&アール=イリス@まじはーど】
[状態]:右肩負傷、喉元に深い噛み跡、疲労困憊、魔力十分
[装備]:運命の首飾り@アストラガロマンシー(首から提げて、服の中にしまっている)
[道具]:デイパック、支給品一式
ハロゲンライト(懐中電灯型)@現実世界(電池残量十分)
巫女服@一日巫女
[基本]:対主催
[思考・状況]
1.伊予那との約束に従って廃墟に一度向かう
2.再び森を通って伊予那と商店街に向かう
3.アクアリウムに向かう

※伊予那はキング・リョーナが用意した『偽合流ポイント』に行かせるための罠だと思っています
※何かあったら伊予那を守るつもりです

【神代 伊予那{かみしろ いよな}@一日巫女】
[状態]:健康
[装備]:ベレッタM1934(弾数 7+1)(安全装置未解除、説明書には撃ち方までは書いてなかったことにします)
[道具]:デイパック、支給品一式 
9mmショート弾30発
SMドリンク@怪盗少女
[基本]:桜と生きて帰る
[思考・状況]
1.エリナについていく
2.桜を探す
3.銃は見せて脅かすだけ、発砲をする気はないし撃ち方も知らない

※名簿を「美空 桜」までしか見ていません。
※エリナから霊的な何かの気配を感じ取っています
※何かあったらエリナを守るつもりです

【B−4:X1Y1/森/1日目:午前】

【なぞちゃん@アストラガロマンシー】
[状態]:右肩に銃弾(右手使用不可)、記憶が回復
[装備]:アイスソード@創作少女
    ハンドガン@なよりよ(残弾2)
    四葉のクローバー@現実世界(頭に装備)
[道具]:デイパック、支給品一式(食料6食分)
    たこ焼きx2@まじはーど(とても食欲をそそる香ばしい香りのする1ケースに8個入りの食べ物)
    クマさんクッキーx4@リョナラークエスト(可愛くて美味しそうな袋詰めクッキー)
[基本]:記憶回復によりマーダーに変化
    (記憶喪失時は対主催、皆で仲良く脱出)
[思考・状況]
1.ゲームに参加
2.ミアとの遭遇は避けたい

※使い方が分かる現実世界の物は多いようです。
※エリナの武器”マジックガンナイフ”の特性について完全に把握しました。
[21]投稿者:「もうすぐ七夕、なにを願う?」 14スレ目の74◇DGrecv3w 投稿日:2009/06/29(Mon) 00:14 No.350  
――那廻早栗の場合。
んっと・・・お母さんと、仲良く暮らせますように・・・。

――アーシャ・リュコリスの場合。
えーっと、お仕事増えますように、かな。
あ、でも、できれば増えない方が世の中としても、私としても平和でいいんだけどねー。
あはは・・・。

――エリーシア・モントールの場合。
そうね・・・。
世界平和とか大それたことも願ってみたいけど、とりあえずは身の回りに厄介事が飛び込んでこないことかしら。

――クリステル・ジーメンスの場合。
世界中の魔道書が欲しいわね。
・・・って、祈っても貰えないのは分かってるけど。

――天崎涼子の場合。
世界が平和で、人類がいつまでも発展していきますよーに。
・・・と、願うとでも思っていたのかぁーっ!
ギブミーお宝っ!
これしかないっしょっ!
ナッハッハッハッハッ♪

――天崎奈々の場合。
・・・姉さんを(主に性格面を)なんとかして。

――神代伊代那の場合。
えっと・・・皆で仲良く暮らせますように、ですね。
ちょっと、大きすぎちゃったかな・・・?

――美空桜の場合。
そうだなぁ・・・。
もっと沢山冒険してみたい、だろ。
美味しい物を食べたい、だろ。
学校の宿題がなくなって欲しい、だろ・・・。
・・・あっと!
大事なの忘れてたっ!
・・・伊代那と、ずっと一緒に居たい。

――加賀美奈の場合。
・・・そ、その・・・パパと、一緒に・・・。
だっ・・・だいたいねっ!
なにを願おうと私の勝手でしょっ!?

――神代伊織の場合。
んーっとぉ・・・。
・・・あっ!
巫女さんとして一人前になりたいですっ!
・・・って、願ってなれるもんでもないですよねー・・・うーん、憂鬱です。

――萩の狐の場合。
下らん風習だな・・・。
だがまぁ、付き合ってやるのも一興だな。
そうだな・・・。
我々魔王軍の恒久的繁栄を望んでおくか。

――八蜘蛛の場合。
そうねぇ・・・。
こんな下らない風習が無くなるよう、全ての人間を食らい尽くせますように、かしら?
うふふっ♪

――ロシナンテの場合。
強いヤツを倒して糧にする!
それが私の唯一にして最大の願いだっ!

――門番の場合。
ん・・・寝てるの・・・邪魔されないこと・・・。
じゃ・・・そいうことだから・・・おやすみぃ・・・。

――サーディの場合。
そうねぇー・・・。
もっともっと、恐怖と絶望に満ちた世界にしたいわっ♪
アハハハハッ!!

――風香の場合。
そうだな。
もっと暗殺者としての腕を上げ名声を得たい、だな・・・。
まぁ、そんなこと願ってるヒマがあるなら修行しろということだが。

――なぞちゃんの場合。
願い事・・・うーん・・・・・・えーっと・・・・・・んーっ・・・・・・zzZ
――なっ、なぞっ、寝てないですっ!!
願い事考えてたら寝ちゃったとかじゃないですっ!
信じてくれること、願うですっ!!

――フロッシュの場合。
そうですね・・・。
封印のほこらがいつまでも静かで、一日中本を読んで過ごせますように・・・でしょうか。

――籠野なよりの場合。
お姉ちゃんが元気なら、私は満足だよっ♪

――籠野りよなの場合。
・・・なよりが、元気なら。

――ロカ・ルカの場合。
合格、合格、合格、ゴウカク、ごうかく、GOUKAKU、・・・今年こそ神官見習い脱出・・・。
・・・・・・えっ、あっ!
・・・せっ、世界平和だよっ!!
まったくっ、し、神官として当たり前じゃんっ!
ワハハハッ!
・・・・・・はぁっ。

――トゥイーティ・プラムの場合。
えーっと、えーっと!
みんな、あたしとあそんでっ☆

――リゼの場合。
・・・お姉ちゃん、どこ?
・・・後、いい加減、モヒカンとか・・・死ねばいいのに・・・。

――榊鈴音の場合。
オカルト仲間が増えたら嬉しいなぁー。

――神谷カザネの場合。
んっと、皆仲良く楽しく暮らしたいなー♪
あっ、あと、アリアちゃんといつまでも一緒にいたいですっ♪

――富永エリナの場合。
・・・全て世はことのなし、かしら。
まぁ、平和が一番ってことよ。

――川澄シノブの場合。
そーだなー・・・。
じい様が元気になってくれると嬉しいな。

――鬼龍院美咲の場合。
そうだな、私が一日でも早く一人前の組長になれるといいのだが・・・。
・・・って、そんなことは願うもんじゃないよな。
頑張らないと・・・。

――エルフィーネの場合。
美咲を私だけのものにしたい。
・・・なーんてねっ♪
冗談よ、じょーだん。

――まゆこの場合。
んーっと・・・そんな急に聞かれても・・・困っちゃうなぁ。
うーん、やっぱり、皆で仲良く楽しく過ごしたい、かな。

――ミアの場合。
・・・世の中に、私みたいな戦士が居なくなるといいなぁ。

――えびげんの場合。
んーと、新しい兵器が欲しいなぁ。
なんか凄い大量の弾丸をばら撒けたりするヤツとか。
あと、このメイド服いい加減飽きてきたし、別の制服も欲しいかなぁ・・・。

――登和多初香の場合。
すまないね、そんな非科学的な事象、ボクは信じてないんだ・・・。
でもまぁ、それでも願うとするのなら。
・・・父さんを殺した者達を、必ず追い詰めたい。

――ナビィの場合。
人外も人間も精霊も仲良く暮らせる世界にしたい・・・っ!

――オルナの場合。
ユグドラシルがいつまでも健やかに成長していきますように・・・。

――エマの場合。
えっとぉ、ナビィ達と一緒に居たいですっ♪

――カナリアの場合。
ナビィ様ぁー私といつまでも一緒に居てほしいですぅーっ♪

――リネルの場合。
勿論、永遠の若さよ。
・・・まぁ、ある意味、もう叶ってるけどね。
うふふふっ・・・。

〜オマケ〜
――御朱明空の場合。
そーだなー・・・。
可愛い妹系彼女もほしーし。
バスケとかサッカーのスター選手のサインもほしーな。
・・・おっと、そーそー、忘れるとこだったぜ。
冥夜のヤツがもう少し明るくなってくれるよーにっ!
・・・そーすりゃ、俺も少しは安心できるってもんだぜ。

――御朱冥夜の場合。
・・・新しいPCが欲しいな。
あと、そうだな。
あのアニキが、もう少し考えてから行動することを覚えてくれると嬉しい。
・・・ま、俺が隣に居てやればいいだけだから、今すぐじゃなくてもいいけどな・・・。
[22]投稿者:「質問してみよう!その1:好きなテレビ番組は?」 14スレ目の74◆DGrecv3w 投稿日:2009/07/24(Fri) 04:13 No.383  
――那廻早栗の場合。
・・・わ、私・・・テレビとか・・・みないから・・・。

――アーシャ・リュコリスの場合。
えーっと、この前見たヤツなんだけど。
なんだったけなぁー、人が自由に空を飛んでたり、一瞬で移動してたりして面白かったなぁー・・・。
私も一度、空を自由に飛んでみたいな♪

――エリーシア・モントールの場合。
朝の情報番組・・・って、面白味のない回答よね。
ごめんなさい。

――クリステル・ジーメンスの場合。
経済情報番組が好きなんだけどね。
この前アーシャに無理矢理付き合わされた番組も、実はちょっとだけ、気に入ってたり・・・。
・・・って、このこと、彼女には内緒よ。
こんなこと知られたら、また付き合わされるもの・・・。

――天崎涼子の場合。
ふっふーん♪
涼子さんは多忙だから、テレビ番組なぞに現を抜かしているヒマはないのだっ♪

――天崎奈々の場合。
・・・・・・波動砲、撃ってみたい。

――神代伊代那の場合。
うーん・・・クイズ番組とか、手品の番組とかが好きですね。
後、桜と一緒に見る番組は、全部好きかな・・・。

――美空桜の場合。
伊予那と一緒に見る番組は全部好きだなっ♪
特にホラー番組を見てる時に伊予那をからかったりするのが好き♪

――加賀美奈の場合。
流行のドラマは一応見てるけど・・・。
特に好きな番組ってワケじゃないわね。

――神代伊織の場合。
えーっ・・・好きな番組って言われてもなぁー・・・。
ウチには、テレビがないからなぁー・・・。
・・・あっ!
前に見た番組は面白かったよっ!
『どこかでーどこかでー何かがあーれーばー♪』って歌で始まるアニメだったけなぁ・・・。

――萩の狐の場合。
そうだな・・・。
この前見た時代劇とやらは意外と面白かったぞ。
確か・・・ヤジキタ珍道中とかなんとか言ってたような・・・。

――八蜘蛛の場合。
そうねぇ・・・。
前にみたバライティ番組とやらは、人間が作った物にしては中々楽しませて貰ったわ。
なんて言ったかしら・・・確か、「だいじょぶだぁ」とか付いてたような気がしたわね。

――ロシナンテの場合。
格闘技の中継とやらだな!
強者達の戦う姿はいつ見ても素晴らしい!
その強者達を・・・打ち滅ぼせたらと思うと・・・!

――門番の場合。
んっと・・・うるさくない番組ならなんでもいいや・・・。
じゃあ、そういうことで・・・おやすみ・・・zzZ

――サーディの場合。
報道番組ね。
人々の恐怖と憎悪、醜悪な欲望に塗れた凄惨な事件を聞くたび、ぞくぞくするのよ・・・ふふふ・・・!!

――風香の場合。
暗殺者の私には、そんな物に現を抜かしているヒマはない!
・・・だ、だが・・・その・・・なんだ・・・!
す、”すぱいあくしょん”というジャンルの番組には、さ、参考になる部分もある・・・!
べべ、別に好きだとかいうワケではないぞっ!!

――なぞちゃんの場合。
料理番組ですっ♪
おいしそーな料理がいっぱいでてきて、なぞ、見てるだけでも幸せになるですっ!
あと、旅番組も好きですっ♪
いろんなとこの、いろんな料理がいっぱいでてきて、なぞ、とっても幸せになるですー♪

――フロッシュの場合。
ワタシは、読書の方が好きですからね・・・。
強いて言えば、小説が原作のドラマを見るぐらいでしょうか。

――籠野なよりの場合。
んー・・・音楽番組かな・・・。
これなら、お姉ちゃんと一緒に楽しめるしねっ♪

――籠野りよなの場合。
なよりが本当に好きな番組を見て、楽しんでる風景を想像してますね・・・。
なより、私に気を使って普段は音楽番組を見ているみたいですが、本当は恋愛ドラマとか、冒険アニメが大好きなんですよ。

――ロカ・ルカの場合。
やっぱり、冒険活劇でしょ!
あーあと、剣と魔法のファンタジーってのもいいなぁー!
熱血スポコン物ってのもいいねっ!

――トゥイーティ・プラムの場合。
テレビきらぁーい!
だってぇ、うるさいダケなんだもぉーん!!

――リゼの場合。
ミステリー系の番組かな・・・。
・・・な、なによ、その『似合わねー』みたいな反応っ!
わ、私だって、頑張れば分かりますよーだっ!

――榊鈴音の場合。
断然、オカルト番組!!!
最近あんまりそういう特番やってくれないんだよねぇー・・・。
あと、ホラー番組なんてのもいいねっ!

――神谷カザネの場合。
『月に代わってぇーっ』ってヤツが好きだったよ!
そういや、今じゃあ私があのアニメの主人公みたいに変身して戦ってるんだよねぇ・・・。
その内、『それゆけ魔法少女☆神谷カザネちゃん』なんてタイトルで、アニメ化されちゃったりしないかなっ!?
ワクワクッ!!

――富永エリナの場合。
・・・検証番組とかかしら。

――川澄シノブの場合。
『燃える正義の! 怒りを込めて! 世界の平和の! 糧となる!』とかなんとかいう前口上がカッコよかったなぁ。
後、ミサっちが無言で置いていったメタルヒーローとかいうジャンルの特撮も、見たらハマっちまったぜ♪
しかも、変身後の姿に似てて、驚いたよ・・・。
リトに聞いたら『偶然の一致』だとか言ってたけど、もしかしたら、リトってああいうの好きだったのかな?

――鬼龍院美咲の場合。
若さってなんだ?
・・・振り向かないことさ!

――エルフィーネの場合。
そうねぇ・・・『渡る世間はなんとか』ってのが結構好きよ。
まぁ、美咲がずっとメタルヒーローとかいうジャンルの特撮ばかり見てるせいで滅多に見れないんだけど。

――まゆこの場合。
このまーちっ、だいすきぃー♪
・・・って歌で始まってた番組が好きだったよ♪
私の住んでる町にも来て欲しかったなぁー・・・。

――ミアの場合。
えっと・・・私、そういうのってあまり詳しくないから・・・。
ごめんね・・・面白くなくて。

――えびげんの場合。
進化する兵器とかいう番組ねっ!
やっぱり、兵器はいいわぁー♪

――登和多初香の場合。
・・・・・・ぷ・・・ぷり・・・きゅ・・・。
ボッ、ボクはテレビ番組なんて見ている時間があるならば、勉強に費やしているよ!

――ナビィの場合。
ナショナルジオグラフィックぅー♪
自然って映像で見るのもいいなー♪

――オルナの場合。
100年以上も生きてると、どんな番組見ててもすぐ飽きてしまうわね。
・・・でも、タイムボカンとかいうアニメは今でも好きよ。

――エマの場合。
うーん・・・料理番組かな!
見てるとお腹が減っちゃうのが欠点だけどね・・・。

――カナリアの場合。
ナビィ様が見てる番組なら全部好きですぅー♪
というかぁー、ナビィ様を見てるのが好きですぅー♪

――リネルの場合。
・・・ローマの休日。

〜オマケ〜
――御朱明空の場合。
スポーツ中継だな!
特にサッカーとかバスケのはアツい!

――御朱冥夜の場合。
朝の情報番組だな。
といっても、毎日の日課だからなんだが・・・。
[23]投稿者::「質問してみよう!その2:夏休みの季節です。休日の過ごし方は?」 14スレ目の74◆DGrecv3w 投稿日:2009/07/25(Sat) 18:04 No.384  
――那廻早栗の場合。
休日の過ごし方って・・・聞かれても・・・。
家でずっと過ごしてる・・・としか・・・。

――アーシャ・リュコリスの場合。
んー・・・剣や魔法の練習かなぁ。
少しでもサボっちゃうと腕が鈍っちゃいそうで・・・。
後、予定があえばだけど、クリスやエリーに付き合ってお買い物に行ったり、温泉に行ったりしてるよ。

――エリーシア・モントールの場合。
休日でも有事に備えて待機するのが騎士の勤めよ。
でもまぁ、予定があえばアーシャやクリスに付き合ってるというか、付き合わされてるというか・・・。
後、最近は前よりも頻繁にルーファスに会いに行ってるわ。

――クリステル・ジーメンスの場合。
そうね・・・天気が良ければアーシャやエリーとお買い物や日帰り旅行に行くわよ。
そうでもしないとあの二人、休日でもいつも通りお仕事してるんだもの・・・。
・・・全く、アーシャといい、エリーといい、年頃の乙女が月月火水木金金で働いてちゃ勿体ないってのに・・・。

――天崎涼子の場合。
そんなこと聞かれてもなー、私は毎日が休日みたいなモンだからなー・・・。
”働きたくないでござるっ!!”精神で、手っ取り早く稼げるトレジャーハンターやってるしー。
まっ、休日の間にお仕事やるって楽しいなっ♪ ってことでおk?

――天崎奈々の場合。
・・・トレジャーハンターに・・・休日ないから・・・。

――神代伊代那の場合。
そうですね・・・桜と一緒に過ごしてますよ。
桜ったら、私が居ないとすぐ危険な所へ行っちゃうんですもの・・・。

――美空桜の場合。
伊予那と一緒に遊んでるよ♪
伊予那は私が居ないと寂しがるだろうしね。

――加賀美奈の場合。
その・・・パパと・・・一緒に遊んで・・・。
・・・べっ、別に人が休みの日になにをしていようが関係ないでしょっ!!

――神代伊織の場合。
何処かへ遊びに行ったりとかはしてないよ。
巫女修行にお休みは・・・疲れた時以外はないのだー♪

――萩の狐の場合。
文字通り、休息を取っているぞ。
後はそうだな・・・装備の手入れをしているな。

――八蜘蛛の場合。
私に休日なんてないわよ。
来るとしたら、魔王軍が完全勝利を手にした後かしら。

――ロシナンテの場合。
私に休日などない!
そんなヒマがあるのならば強者を打ち滅ぼすために修行をしているからな!

――門番の場合。
休む・・・日・・・おやすみぃ・・・zzZ

――サーディの場合。
装備の手入れや日々の修練の仕上げをしてるわよ。
より確実に恐怖と絶望を手に入れるためにね。
ふふふっ♪

――風香の場合。
暗殺者に休日などという物は存在しないのだが・・・。
そうだな・・・修行にも休息は必要だな・・・。
検討しておこう。

――なぞちゃんの場合。
キュージツ・・・です・・・か?
・・・はっ!
新しい食べ物のことですねっ!?
なぞ、食べ物は大好きですーっ♪
なぞ、キュージツって食べ物、食べてみたいです!

――フロッシュの場合。
出かけるワケにも行きませんから、読書をしてますね。
・・・はぁ。

――籠野なよりの場合。
お姉ちゃんと一緒に散歩してるよっ♪
自然のある公園とか、空気が奇麗で気持ちいいんだ♪

――籠野りよなの場合。
なよりが散歩に連れて行ってくれます。
自然に囲まれた場所に二人でいるととても心が安らぐのです。

――ロカ・ルカの場合。
人々の平和を守る神官(見習い)のわたしに休日など存在しないっ!
・・・って、なによその『お前の頭の中はいつも休日みたいなもんだろ』って反応はっ!!
失礼しちゃうなぁっ!

――トゥイーティ・プラムの場合。
キュージツ??
そんなのどうでもイイから、あそボっ☆

――リゼの場合。
・・・休みたくても・・・あそこじゃ休めないから・・・。
・・・モヒカンなんて・・・死ねばいいのに。

――榊鈴音の場合。
オカルト番組見たり、心霊スポット巡りをしたりしてるよ♪
今度一緒にどうっ?
いい心霊スポット、教えるよ♪

――神谷カザネの場合。
シノブちゃんやエリナさんとお買い物に行ったりとか映画を見に行ったりとかしてるよー。
後はアニメとかバライティ番組見たりとか、漫画読んだりとかしてるかなぁ。

――富永エリナの場合。
・・・炊事洗濯をして、カザネに付き合ってたら終わるわね。


――川澄シノブの場合。
拳の練習はサボったらマズいから、休日でもやってる。
後は、先輩とエリねえと一緒に出かけたり、ミサっちと会ったりしてるかな。
それと、組の皆に会いに行ったりしてる。
・・・っと、コレは先輩やエリねえには内緒だぜ。

――鬼龍院美咲の場合。
エルに付き合うか・・・シノブに付き合うか・・・。
それか録画してある番組を見てるぞ。

――エルフィーネの場合。
エルはー・・・美咲ママと一緒にいるのが好きー♪
でもって、くすぐったりー、ペロペロしたりー、xxxxしたりー・・・ふふふ・・・ふふふふ・・・!!

――まゆこの場合。
家でゆっくりとしてるよ。
あんまり、外にでて遊んだりとかは好きじゃないんだ・・・。

――ミアの場合。
森や草原を散歩してるよ。
小鳥の囀りを聞いたり、草木の香りを嗅いでると気持ちが安らぐからね。

――えびげんの場合。
新しく買った銃の試し撃ちとか、ロケットランチャーとかの整備とか、新兵器の設計とかしてるよ。
それか兵器カタログを読み漁ってたら一日があっと言う間だねっ♪
で、特にお勧めなのが兵器カタログッ!
その中でも今月の『月刊・THE新兵器』第147ページの4項目の・・・
(以降、兵器について1時間ほど延々と語られましたが、都合により省略)

――登和多初香の場合。
・・・・・・ゆ・・・・・・遊園地に・・・その・・・。
ボッ、ボクには休日なんてあってないような物だからねっ!!
嗚呼、優秀であることは罪だねぇーっ!!
・・・・・・はぁっ。

――ナビィの場合。
草原でごろごろしてると気持ちいいよ♪
それと、木陰でお昼寝もいいなぁー・・・。

――オルナの場合。
ナビィの御守が忙しくて、休みたくても休めないわね・・・。
まぁ、森で小鳥の囀りとか聞いてるわね。
後は、温泉とやらにも興味があるから、今度行ってみたいとは思ってるわよ。

――エマの場合。
草原でナビィ達と遊んでお昼寝して、一緒にご飯を食べてたら一日がすぐに終わっちゃうよ。
後、魚とか捕まえるのも楽しいよっ♪

――カナリアの場合。
ナビィ様が一緒なら私、一年中休日みたいに幸せですーっ♪

――リネルの場合。
ふ・・・休んでる暇があるのならば、若い女を捜してるわよ。
そうしないと・・・いけないからね・・・。

〜オマケ〜
――御朱明空の場合。
冥夜と一緒に外でスポーツしてるぜっ♪
冥夜のヤツはそーでもしねぇとずっと家に篭ってるかな。
もしかすっと、俺が居なかったらカビとか生えてるんじゃねーか?

――御朱冥夜の場合。
兄貴に付き合わされて外で運動をしている。
まぁ、俺はどうにも運動を敬遠しがちだからな・・・。
適度な運動は大切だし、その点に関して’だけは’、兄貴に感謝している。
[24]投稿者:「質問してみよう!その3:最近、密かに興味を持ってることは?」# 投稿日:2009/08/05(Wed) 02:10 No.385  
――那廻早栗の場合。
えっと・・・その・・・。
か・・・格闘技・・・とか・・・。

――アーシャ・リュコリスの場合。
そうだなぁー・・・。
あっ、そういえば、この前素敵な木彫りの人形を見かけて、掘り方を聞こうかなって思ってたんだよね。
よしっ、今度ヒマができたら聞きに行ってみようっと♪

――エリーシア・モントールの場合。
そうね・・・。
最近趣味で彫ってる木彫りの人形用の題材を探すことかしら。
無心に彫ってると、中々いいストレス解消になるのよね・・・。

――クリステル・ジーメンスの場合。
自由に空を飛べるようになる魔法の研究ね。
・・・まぁ、この前アーシャが振ってきた話題なんだけど。
確かにできたら便利そうだと思って、仕事の合間を縫って少しずつ調べてるのよ。

――天崎涼子の場合。
うーん、そうねー。
プロの雀士とか面白そう!
『ククク・・・悪いな、頭ハネだ。』とか言ってみてー!

――天崎奈々の場合。
・・・・・・・・・園芸。

――神代伊代那の場合。
実は、食べ歩きをしてみたいなって思ってます。
お行儀が悪いのは知ってます。
でも遠巻きに見ていると、なんだか楽しそうで・・・。

――美空桜の場合。
その、なんだ・・・。
化粧とか、ちょっとやってみたいなーって思ってる。
わっ、私だっていちおーは女なんだぜっ!
ちょっとぐらい、キョーミ持っても・・・いいじゃねーか!

――加賀美奈の場合。
編み物ね。
それで、マフラーを編んで・・・その、えっと・・・。
べべっ、別にその後はどうしようと勝手でしょっ!

――神代伊織の場合。
えっとねー。
教会のシスターさんのお仕事に興味があるよ。
一応、”しょーばいがたき”なのかもだけどねっ。

――萩の狐の場合。
・・・実は、絵画鑑賞とやらに興味があるのだ。
魔界には絵画と呼べる物がなかったからな。

――八蜘蛛の場合。
恋愛感情とやらかしら。
うまく利用できれば、人間どもを更に苦しめられる気がするもの・・・。

――ロシナンテの場合。
・・・ぬ、ぬいぐるみをだな・・・。
あ、集めるんじゃなくて、作って・・・みた・・・・・・っぬうおおおー!!
私にはっ、強者と戦うこと以外に興味のあることなぞないっ!!

――門番の場合。
んと・・・枕・・・選び・・・zzZ

――サーディの場合。
・・・・・・猫を、飼ってみたいわね・・・。

――風香の場合。
・・・お、おしゃれを・・・。
あ、暗殺者だって身形にはそれなりに気を使うものなんだぞっ!

――なぞちゃんの場合。
んと、えと、です・・・。
その・・・”キョーミ”ってなんですか?
なぞ、”キョーミ”ってなにか知りたいです!
だから、なぞ、調べに行くですっ!

――フロッシュの場合。
人並みにおしゃれをして、化粧をして、恋をして・・・。
そんな生活を送ってみたいですね。

――籠野なよりの場合。
えっと・・・お医者さんになるには、どうすればいいのかなって。
私が頑張って・・・おねーちゃんの眼を、直してあげたいなって・・・。

――籠野りよなの場合。
聞えてきた音から、それがなにかを想像していくことですね。
最近は正答率もあがってきているんですよ。

――ロカ・ルカの場合。
脱、ひんぬーの方法・・・脱、ひんぬーの方法・・・脱・・・。
・・・べべべっ!!
別に、あたし胸のサイズとか気にしてないもんねーっ!!

――トゥイーティ・プラムの場合。
キョーミ?
なにソレー、あたし、しらなーい☆

――リゼの場合。
んと・・・花を・・・育ててみたい・・・。
花は私を独りに・・・しないから・・・。

――榊鈴音の場合。
うーん・・・。
オカルト以外にあまり興味がないからなぁー・・・。
しいて言えば、霊媒師の人って普段どんな生活をしてるのか見てみたいなぁー。

――神谷カザネの場合。
漫画を描いてみたいなって思ってるよ。
変身少女!アリアちゃんってタイトルにしようかなーって思ってるんだ♪

――富永エリナの場合。
・・・言ってしまったら”密か”じゃないわ。

――川澄シノブの場合。
そうだなー・・・。
音楽活動とか、ちょっとやってみたいなっ!

――鬼龍院美咲の場合。
その・・・なんだ・・・。
身長・・・伸ばす方法とか・・・・・・。
し・・・知ってたら、教えろっ!

――エルフィーネの場合。
・・・美咲のこと以外、興味なんてないわ。

――まゆこの場合。
えっと、ケーキ屋さんのお仕事ってどんなことやってるのかな?
わたし、大きくなったらケーキ屋さんで働いてみたいなー。

――ミアの場合。
んと・・・料理かな。
戦うこととその訓練ばかりで、そういうこと、あまりやったことがないんだ・・・。

――えびげんの場合。
本物のメイドさんのお仕事とかちょっと気になるわね。
『お帰りなさいませーご主人サマー☆』なんちゃって!

――登和多初香の場合。
ボ、ボクには研究と復讐以外に興味のあることはないよっ!
・・・こ、恋をしてみたいとか・・・考えてないよっ!

――ナビィの場合。
薬草の作り方とか知りたいかなー。
・・・むっ、『クラゲ頭には無理だろ』って顔してるなっ!
ふんだっ!
見てなよっ、きっと身に着けて見せるからねっ!!

――オルナの場合。
一度でいいから・・・も、燃えるような・・・恋を・・・。
べっ、別に、なな、なんでもないわ!
100年近く生きていると大概のことには興味を傾け終わってるし、今更興味のあることなんてっ!
・・・はぁっ。

――エマの場合。
格闘技とか、ナビィ見ててカッコイイなーって思ってたりするかな。
って、まぁ一応できないこともないんだけど、やっぱ弓の方が使いやすいかなって今までロクに訓練してなかったんだよね。
今度、ナビィに稽古をつけてもらおうかなっ?

――カナリアの場合。
んっとぉー・・・私ナビィ様以外にキョーミないですっ。
ごめんなさーい。

――リネルの場合。
ふっ、美と若さの追求だけで手一杯よ。

〜オマケ〜
――御朱明空の場合。
実はパソコン通信ってのちょっと面白そうだって思ってるんだよな。
つーワケで、今度、インターネット買ってみるつもりだぜ。

――御朱冥夜の場合。
一人旅とやらをしてみたいな・・・。
いつに実行するかは分からんが、計画はしてるんだ。
[25]投稿者:「質問してみよう!その4:軽く自己紹介してください。」 14スレ目の74◆DGrecv3w 投稿日:2009/08/06(Thu) 04:15 No.386  
――那廻早栗の場合。
く・・・那廻・・・早栗です。
14歳です・・・。
その・・・私もう・・・特に、話すこと・・・ないよ・・・。

――アーシャ・リュコリスの場合。
私、アーシャ・リュコリス!
ギルドからの依頼で魔物退治とか、警護とか、探し物とかをしてるんだ。
年頃の乙女がそんなことやってるなんて勿体ない・・・とかたまに言われるけど、辞めるつもりはないかな。
私、この仕事が好きだからっ♪

――エリーシア・モントールの場合。
エリーシア・モントール。
アレスティア王国軍、4番隊副隊長よ。
・・・以上よ。

――クリステル・ジーメンスの場合。
魔法研究所の研究員、クリステル・ジーメンスよ。
・・・って、これでお終いじゃあ簡単すぎよね。
そうね、最近食べた緑と黒の縞々模様の果物・・・確か、西瓜と言ったわね。
アレは中々、美味しかったわ。

――天崎涼子の場合。
ふっふっふっ・・・。
激しい・・・(中略)・・・伝説のトレジャーハンター!
スーパートレジャーハンター、略してSTH!
花も恥らう19歳の乙女、天崎涼子さんたぁ私のことだー!
どーだ、恐れ入ったかー?
かっかっかっ♪

――天崎奈々の場合。
・・・天崎、奈々。
『もう、一言』?
・・・・・・メンドイ。

――神代伊代那の場合。
えっと、神代伊代那です。
14歳です。
よく、ライトノベルとか漫画とかを読んでます。
後、ドラマも好きでよく観てます。

――美空桜の場合。
美空、桜!
14歳の夢見る乙女ってヤツだっ♪
なに、乙女ってガラじゃねーってか?
それもそうだなーっ!
アハハハッ・・・っておいコラァッ!

――加賀美奈の場合。
加賀美奈、15歳。
と、これでいいでしょ?
私、自己紹介って嫌いなのよ・・・。

――神代伊織の場合。
私、神代伊織だよっ♪
上中里の『神』に、八代亜紀の『代』に、異人館の『伊』に、織物の『織』だよっ♪
いちおー、立派な巫女さんになるため、只今絶賛修行中って感じなんだっ♪
よろしくねっ!

――萩の狐の場合。
萩の狐。
魔王軍の三将軍の一人だ。
・・・これ以上、語る必要はあるまい?

――八蜘蛛の場合。
魔王軍三将軍が一人、八蜘蛛様のことを知らないですって・・・?
・・・呆れて物も言えないわね。
この機会に覚えておくといいわっ。

――ロシナンテの場合。
フゥハハハハーッ!
誇り高き魔王軍三将軍の一人、炎のロシナンテとは私のことだっ!

――門番の場合。
・・・門・・・番・・・zzZ
好きなこと・・・昼寝・・・zzZ
得意なこと・・・寝ること・・・zzZ

――サーディの場合。
サーディよ。
年齢は・・・ご想像にお任せするわっ。
後はそうね・・・お気に入りの小物は、サイコロね。
たった6つの数字で、無限大にもある他人の可能性を決定してしまう。
その傲慢さに、ゾクゾクきちゃうのよっ・・・!

――風香の場合。
暗殺者はみだりに自分のことを名乗ったりしないものなのだが・・・。
仕方ない、特別に名乗ってやろう。
風香、歳は24前後だったのは覚えているが、忘れてしまった。
以上だ。

――なぞちゃんの場合。
なぞ、ですっ♪
歳は・・・えっとぉ、16歳だったと思うですっ!
お絵かきとかー、お花さんを見てたりとかー、子供達と遊んだりとかするのが好きですっ♪
後、お友達を沢山作るの好きですっ♪
だから・・・、なぞとお友達なるですっ。

――フロッシュの場合。
カーラマン・フロッシュと申します。
今年で22歳です。
代々、封印のほこらを守る家系の長女として、日々精進しております。

――籠野なよりの場合。
私、籠野なよりっ!
14歳の学生だよっ!
んと・・・好きな教科は、体育かなっ♪
後、英語。
まぁ、あんまり成績は良くないんだけどね・・・。

――籠野りよなの場合。
・・・籠野、りよなです。
その・・・・・・私、あまり自己紹介とか、したことがなくて・・・。
ごめんなさい。

――ロカ・ルカの場合。
ふふふっ・・・未来の大司祭、ロカ・ルカとは、なにを隠そうわたしのことっ!
色々あって昇級試験不合格食らっちゃってるけど、なーに、2年くらい計画通り!
オールオーケー、ビーオールライト、気にしてないわっ♪
・・・気にして、ないんだからねっ!
・・・・・・ホント、なんだからっ!

――トゥイーティ・プラムの場合。
プラムだよー☆
”ジコショーカイ”なんて、やめてぇー・・・。
あたしとあ・そ・ボッ☆

――リゼの場合。
私・・・リゼ・・・。
まぁ・・・忘れてくれて・・・いいよ・・・。
ホントは・・・私のことなんて・・・聞きたくないんでしょ・・・?


――榊鈴音の場合。
私、榊鈴音、18歳。
・・・って、なんだか、サウンドノベルにありがちな自己紹介になっちゃった。
反省反省・・・。
・・・と、オカルト関係の話なら私に任せてねっ!

――神谷カザネの場合。
私、神谷カザネ、18歳ですっ♪
一応、弓道部の部長やってるんだー。
すごいでしょーっ♪
えっへん♪
それで、好きなことは漫画を読んだり、友達とお買い物に行ったりすることかな。
あっ、お買い物と言えばこの前、シノブちゃんとエリナさんと・・・。
(以降、凡そ30分に渡り延々とお買い物に行ったことを語っておりましたが、省略させて頂きます。)

――富永エリナの場合。
富永エリナ。
見ての通り、普通の女子大生よ。
それ以上でも、それ以下でもないわ。

――川澄シノブの場合。
アタシ、川澄シノブッ!
なんとなくで入った弓道部で、カザネ先輩やエリねえと知り合って、色々と世話になってるっ。
弓道って確かに面白いって言えば面白いんだけど、けっこぉムズイんだよなぁー・・・。
それと、これは周りには内緒にしてることなんだけどさ・・・。
実はアタシ、オニガワ組組長の一人娘ってヤツなんだよね・・・。
まぁつまり、なんだ。
立派な組長になるため、カタギの世界で修行中ってヤツなんだ。
・・・このこと、特にあの二人には絶対に秘密だぜ?

――鬼龍院美咲の場合。
鬼龍院美咲、18歳だ。
4代目か5代目は分からんが、裂羅誠道会の組長の座を襲名している。
組長として皆をまとめあげていくため、日夜鍛錬に励んでいるつもりだ。
どの程度、実っているかは・・・分からないが。
・・・まぁ、よろしく頼む。

――エルフィーネの場合。
あたし、鬼龍院エルっ♪
裂羅誠道会の組長、鬼龍院美咲の一人娘なのっ♪
後、美咲ママを苛める悪ぅーいコは、エルが蜂の巣にしちゃうから、よろしくねっ☆

――まゆこの場合。
えっと・・・あたし、まゆこ♪
っと・・・うーん、困ったなぁー・・・。
あたし、あまり自己紹介って得意じゃないんだよねー・・・えへへへ・・・。

――ミアの場合。
名前はミア。
歳は19歳。
後は・・・えっと・・・なにを言えば・・・いいのかな・・・?

――えびげんの場合。
ふふふっ・・・私の名は、えびげんよっ♪
・・・って、あら?
『ホントに名前か?』って突っ込んでくれないのね・・・。
なんか最近、このネタ外してるなぁー・・・はぁっ・・・。
あ、ちなみに本名を聞いても無駄よ。
なにせ、私自身がド忘れしちゃってるんだもの。

――登和多初香の場合。
ボクの名前は登和多初香。
・・・ヘンな名前って視線には慣れてるよ。
ボクも実は、ちょっとだけそう思ってたりするしね。
まぁ、一度聞いたら忘れない名前だと思ってよ。

――ナビィの場合。
私、ナビィだよっ♪
森とか草原とかで走り回ったりお昼寝したりして過ごすのが好きかな。
最近は、四葉のクローバーを探すのが密かな楽しみだったりも♪

――オルナの場合。
私はオルナ。
彼是もう100年以上生きているけど、エルフ族としてはかなり若い方よ。
そうね・・・人間に換算すれば、16程度かしら。

――エマの場合。
あたし、エマだよーっ!
よろしくねっ☆
好きな食べ物は蜂蜜とか!
特技は、弓かなっ。

――カナリアの場合。
私、カナリアと言いますー。
ナビィ様やそのお友達と旅をしてます。
どうぞ、よろしくお願いしますですー♪

――リネルの場合。
名前はリネル、以上よ。
・・・『他になにか一言』ですって?
はっ、そもそも名乗る必要性すら感じてないのに付き合ってやっただけ、感謝しなっ。

〜オマケ〜
――御朱明空の場合。
俺、御朱明空!
溢れる元気がウリの18歳だぜっ!
だから、”悩むよか走れ”をモットーにしてる。
長い人生、どーせなら明るく行こうぜっ♪

――御朱冥夜の場合。
御朱冥夜、18歳だ。
自分で言うのもなんだが、頭はいい方だと思ってるし、努力も惜しんだつもりはない。
長い人生、どうせならば賢く行きたいしな。
[26]投稿者:「なんとなーく。」 14スレ目の74◆DGrecv3w 投稿日:2009/08/18(Tue) 02:41 No.387   HomePage
「ふふふ・・・♪ 夜はいいわ・・・。大好きよ・・・。」

月の柔らかな光を受け、彼女は笑みを零す。

「この月の、少し力を加えたら消えてしまいそうな、儚い明かりがなんとも・・・いいわ♪」

彼女は両手をゆっくり前に翳し、宙を掬う。
そしてゆっくりと胸元に引き寄せると、狂気と恍惚を孕んだ笑みを浮かべた。
直後、掬った物を握り潰すかのように強く拳を握ると、そのままゆっくりと視線を移す。
そこには蒼い髪の少女が一人、彼女を真っ直ぐ見据えていた。
彼女は溜め息をついて、口を開く。

「ふっ・・・。私、夜は・・・嫌いだね。」

彼女は蒼いアンダーテイルを揺らし、呆れたように両肩をあげる。

「だって、こんなヤワな明かりじゃ・・・私のこの魅惑のボディがゼッンゼン、映えない。」

彼女は両手を頭の後ろに回し、身体の線を強調してみせる。
そして口元に不敵な笑みを浮かべ、桃色の短髪の少女を見据えた。
彼女は笑顔のまま、溜め息をついて口を開く。

「・・・あら、残念。あなたとは、きっと趣味が合うと思っていたのに。」

蒼いアンダーテイルの少女は、彼女の言葉を鼻で哂い、生欠伸を交えて問い掛ける。

「・・・んで、話ってまさかそれだけ?」

彼女の問い掛けに、桃色の髪の少女は口元に笑みを浮かべたまま俯く。
そして彼女は、徐に首飾りを握った。
すると首飾りが彼女の拳の中へ吸い込まれるように消える。
彼女はゆっくりと顔を上げながら拳を開くと、そこには2個のダイスがあった。
蒼いアンダーテイルの少女はその様子に目を丸め、思わず口笛を吹いて感嘆の言葉を漏らす。
彼女は慌てて咳払いをすると、再び問い掛ける。

「まさかそんな手品を見せるため、態々真夜中にたたき起こしたワケじゃないよな?」

不敵な笑みを浮かべ沈黙を続ける目の前の少女に、彼女は少し苛立ちを覚える。
彼女は態と大きな溜め息をして、意を決したような表情で問い掛ける。

「素直に言えよ、『私を殺したい』・・・ってさ。・・・血生臭い、私の次ぐらいにカワイコちゃん?」

彼女の問い掛けに、桃色の髪の少女は少し目を丸くする。

「・・・ふっ、ふふふっ・・・うふふふっ♪」

彼女は妖しく笑いながら、ダイスを握り締めた。
蒼いアンダーテイルの少女は不敵な笑みを浮かべて、ゆっくりと腰を落とす。
桃色の髪の少女は妖しく笑いながら問い掛ける。

「・・・ねぇ、あなた。ダイスって好き?」
「はぁっ?」

その意図の分からない問い掛けに、彼女は思わず唖然としてしまった。
その反応を見た少女は、一息ついて言葉を続ける。

「・・・私は好きよ。人間の無限大にある未来を、たった6つの数字で支配できる。人類史上、最も偉大で高慢な創造物ですもの♪」

彼女は快楽に打ちひしがれるように両肩を抱きしめる。

「その高慢さに・・・ゾクゾクしちゃうのっ・・・!!」

彼女の様子に暫く唖然としていた蒼いアンダーテイルの少女は、やがて溜め息を漏らす。
そして、再びゆっくりと腰を落としながら口を開く。

「私は・・・嫌いだね。この涼子さんの、無限大にある輝かしい未来を、たった6つの数字で支配しようたぁ・・・。1万年と2千年早いっ!」

彼女は不敵な笑みを浮かべて言葉を続ける。

「8千年過ぎてから、出直してきなっ♪」

桃色の髪の少女は、彼女の言葉を聞くなり夜空を見上げて笑い出す。
彼女は一頻り笑った後、そのままの体勢で呟く。

「見て・・・見たいわ・・・。」

それから彼女は、蒼いアンダーテイルの少女を見据えて言葉を続ける。

「その、『輝かしい未来』とやらを奪われた時の、苦痛と絶望に満ちたあなたの顔が見たいわっ・・・!!」

彼女は狂気と殺気に満ちた満面の笑顔を浮かべる。

「いいでショッ!? ねェッ!? いいわよネッ!? 天崎・・・りょぉぉこぉぉぉっ!!」

彼女は思い切り地を蹴り、蒼いアンダーテイルの少女との距離を詰める。

「だが断るっ!!」

彼女は蒼いアンダーテイルを揺らし、腰からナイフを引き抜きつつ答えた。
そして、桃色の髪の少女に同調するよう地を蹴った。
・・・月明かりの下、二人の少女の戦いが始まったのだ。

@あとがき
こんな展開とかしてみたいなー。ただそれだけです。
・・・ウリだけのバトロワとか、そんな感じになってて寂しい。(ノД`)
[27]投稿者:「質問してみよう!その5:サンタクロースって居ると思う?」 14スレ目の74◇DGrecv3w 投稿日:2009/12/24(Thu) 01:14 No.451   HomePage
――那廻早栗の場合。
え・・・えと・・・居ると・・・思う。
だ、だって・・・その・・・居て欲しいから・・・。

――アーシャ・リュコリスの場合。
勿論、居るよっ♪
その方が、なんというか、夢があって楽しいと思うからねっ♪

――エリーシア・モントールの場合。
・・・居たら、見てみたいわね。
って、アーシャには内緒よ?
彼女のことだからきっと、『もう、少しぐらいは夢見ようよ。』だとか言って、膨れ面をみせるに決まってるから。

――クリステル・ジーメンスの場合。
そうね。
居るかもしれないし、居ないかもしれないわ。
・・・つまり、信じるか信じないかは自由ってことよ。

――天崎涼子の場合。
ええーっ!
うそーっ!
まじぃーっ!
しんじらんなーいっ!
サンタクロースの存在信じていいのは、小学生までだよねーっ!

――天崎奈々の場合。
・・・居るんじゃない?
・・・多分。

――神代伊代那の場合。
やっぱり、居た方がいいかな・・・。
ううん、居ますっ。
その方が・・・夢がありますからっ♪

――美空桜の場合。
おいおい・・・。
そんなこと・・・居るに決まってんだろぉっ!
そーじゃなきゃ、ちっさい頃、誰がクリスマスプレゼントくれたんだってことになるじゃねぇかっての!


――加賀美奈の場合。
馬鹿馬鹿しい・・・。

――神代伊織の場合。
んーっ・・・。
まぁ、『信じる者はすぐ割れる』っ!
・・・じゃなかった、救われるの精神でいいと思うよー♪

――萩の狐の場合。
くだらん幻想だ・・・。

――八蜘蛛の場合。
お生憎様、そのような者など八蜘蛛様には無用だわ。
何故なら・・・八蜘蛛様が他人の力を借りねば手に入れられない物なんてないものっ!

――ロシナンテの場合。
フゥハハハハーッ!
くだらん妄想に付き合う暇などないっ!

――門番の場合。
・・・どうでも・・・いい・・・zzZ

――サーディの場合。
くだらない、信じるだけ無駄よ・・・。

――風香の場合。
そうだな・・・。
もし居るとするのならば、今日まで姿を目撃されていないという、その身のこなしの軽さを是非伝授してもらいたいものだな。

――なぞちゃんの場合。
絶対に居るですっ!
だって、なぞ、ちょっとだけみたことあるですっ!
去年、なぞのとこに来て、プレゼントくれたですっ!
・・・今年も、来てくれるかなです?

――フロッシュの場合。
居る・・・ということにしておきましょうか。
その方が、色々と波風立ちませんし。

――籠野なよりの場合。
本当は・・・知ってるけどね。
でも、私は居るって信じたいなぁー。

――籠野りよなの場合。
・・・居ることにしておきたいです。
・・・居ることに、したいです。

――ロカ・ルカの場合。
ふっふーんっ♪
カミサマ信じて十ウン年っ!
得体の知れないなんかありがたい物を信じることにかけちゃぁ一人前のあたしに不可能なことはないのだっ!

――トゥイーティ・プラムの場合。
サンタクロース、キラーい。
だってー、あたしと遊んでくれないんだモーン☆

――リゼの場合。
どうせ、居ないんでしょ?
それぐらい知ってるんだからね。
・・・でも、ちょっとだけ、信じたい・・・かな。

――榊鈴音の場合。
18にもなって、なんて笑われちゃうかもしれないけど。
私は信じてるよ♪
その方が楽しいしねっ♪

――神谷カザネの場合。
居るっ!
絶対、ぜったい、ゼッタイ、ぜぇーったい!
居るよっ!
見たことは・・・まぁ・・・ないけど・・・。
でも、絶対に居るんだからねっ!

――富永エリナの場合。
・・・思う分には、自由よ。

――川澄シノブの場合。
そうだなぁー・・・。
まぁ、居ることにしといた方が面白そうかな!

――鬼龍院美咲の場合。
・・・昔、見たんだ。
だから、絶対に・・・居るっ。

――エルフィーネの場合。
そうね・・・。
居ても居なくてもいいわ。
私には関係ないもの。

――まゆこの場合。
うーん・・・。
居る、というより居て欲しいかなぁー・・・。

――ミアの場合。
・・・居ると思うよ。
確かに実際に見たことはないけど、でもだからと言って居ないと言い切れないとも思うし。

――えびげんの場合。
ふふふっ・・・。
サンタさんは居るわっ!!
いいコにしていたコの所には何歳になったってちゃんと来てくれるよっ!
(そして、珍しい銃とか、実弾とかくれるんだっ♪)

――登和多初香の場合。
・・・バッカみたい。
だいたい、サンタクロースというのはね・・・。
(以下、サンタクロースが居ない理由を30分ほど語られましたが、省略させて頂きます。)

――ナビィの場合。
居たって問題ないんだし、居てもいいって私は思うよ。

――オルナの場合。
そんな人物、今まで見たこと無いわ。
100年以上生きてきて1度も見てないのだから、居ないと見ても問題ないと思うのだけど・・・。

――エマの場合。
見たことはないけど、あたしはきっと居るって信じてるよっ♪

――カナリアの場合。
そうですね。
私はどちらでも構いませんが、ナビィ様が居ると申されるのでしたら、きっと居ますわっ。

――リネルの場合。
・・・くだらん。
そのような得体の知れん者に頼らずとも、私は望みの物を望み通りに手に入れるのに十分な力を持っているからなっ!

〜オマケ〜
――御朱明空の場合。
俺、ゼッテー居ると思うんだ!
だってよっ!
俺がガキの頃、毎年布団の中でワクワクしてまってたら必ず来てくれたんだぜっ!
ありゃぁゼッテーサンタクロースだろっ!

――御朱冥夜の場合。
残念だが、興味がないな・・・。
まぁ、どちらかと言えば居ないと思っているが、他人とこの件で話し合う気はないな。
[28]投稿者:「謹賀新年、着物姿でご挨拶。の巻」 14スレ目の74 投稿日:2010/01/02(Sat) 00:28 No.462  
――那廻早栗の場合。
あっ、えとっ・・・。
明けまして、おめでとう・・・。

――アーシャ・リュコリスの場合。
明けましておめでとー♪
今年もよろしくね!
・・・うーん、やっぱりいつもの服装の方が動きやすいなぁ。

――エリーシア・モントールの場合。
明けましておめでとうございます。
・・・たまには、こういう服装も悪くないわね。

――クリステル・ジーメンスの場合。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
・・・それはさておきアーシャとエリーの着物姿って、予想以上に素敵ね。
誘っておいてなんだけど、少し妬けちゃうわ。

――天崎涼子の場合。
ふっふっふっ!
覚えておきたまえ、STHな涼子さんは着物も完璧に着こなせるのだ♪
今年は幸先のいいスタートが切れてよかったじゃないか♪
かっかっかっ♪
・・・と、あけおめ。

――天崎奈々の場合。
・・・・・・あけおめ。

――神代伊代那の場合。
明けましておめでとうございます。
今年も皆様にとっていい1年となりますように。
・・・たまには、こういう着物もいいですね。

――美空桜の場合。
うぉぉー!
ちっくしょー、動きにくいぞぉー!
・・・おっ、あ、ああっ、あけおめっ。
だぁーもう、さっさと着替えてぇー!

――加賀美奈の場合。
明けましておめでとう。
・・・なによ、似合ってないならハッキリといいなさい。

――神代伊織の場合。
うーん!
巫女装束もいいけど、こーいう着物もいいねー!
あっと、あけおめーことよろー♪

――萩の狐の場合。
明けましておめでとう、今年もよろしく。
・・・これでいいのか?

――八蜘蛛の場合。
ふふふ・・・。
この八蜘蛛様から新年の御祝いをしてもらえるだけ、ありがたく思いなさい。

――ロシナンテの場合。
たかが新年を祝おうなぞ、人間とは不思議な生き物だなっ!

――門番の場合。
お正月・・・寝てても・・・いい日・・・じゃっ・・・zzZ

――サーディの場合。
たまにはこんな姿でバカ騒ぎをするのも悪くないわね。
・・・これから始まる、絶望と狂気の宴の前座に丁度いいわっ!

――風香の場合。
暗殺者が祝い事をしていいものか・・・。
まぁ、明けましておめでとう、今年もよろしく。

――なぞちゃんの場合。
あけましておめでとーですっ♪
なぞ、お正月にはお年玉貰えるって聞いたですっ!
・・・くれる、ですか?

――フロッシュの場合。
新年、明けましておめでとう御座います。
今年もよろしくお願いいたします。
・・・ひねりが無くて申し訳ありません。

――籠野なよりの場合。
あけおめー♪
着物とか着るの、実は初めてなんだけど似合ってるかなぁ?

――籠野りよなの場合。
明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。
・・・と、やっぱり着慣れない格好は恥ずかしいです。

――ロカ・ルカの場合。
ふふふっ!
あんた達ツイてるねー!
新年早々このあたしの晴れ着姿を見れるなんてさ♪
とりま、今年もよろしくネ!

――トゥイーティ・プラムの場合。
あけおめー☆
じゃーおとしダマ、チョーダイ☆

――リゼの場合。
・・・あ、明けましておめでとう。
どうせ、似合ってないとか思ってんでしょ?
いいよ、別に・・・。

――榊鈴音の場合。
ふぅー・・・着物姿って思ってるより疲れるね。
やっぱり、着慣れてる服の方がいいかな。
・・・っと、あけましておめでとう!

――神谷カザネの場合。
あけましておめでとー♪
今年も楽しい年にしようねっ!
・・・うぅー、やっぱり着物は奇麗だけどちょっと動きにくいなぁ。

――富永エリナの場合。
・・・今年もよろしく。

――川澄シノブの場合。
あけおめっ!
今年もいい1年にしよーな♪

――鬼龍院美咲の場合。
あけましておめでとう。
・・・やはり、着物はいいものだ。

――エルフィーネの場合。
あっけおめー♪
ねーねー!
エルねー、お年玉ほしいなー♪

――まゆこの場合。
ううー、着物って見てる分には奇麗だけど、着るのって意外と大変なんだね。
・・・とと、あけましておめでとう、今年もよろしくね♪

――ミアの場合。
えと、あけましておめでとう。
・・・で、いいのかな?

――えびげんの場合。
あけましておめでとう!
ところで、着物姿の私ってどうっ?
・・・ちなみに、褒めたってお年玉とかあげないからねっ!

――登和多初香の場合。
慣例だから、で諦めるのは癪だけど。
明けましておめでとう、今年もよろしく。
・・・全く、ボクにはこんなことをしている時間なんてないのに。


――ナビィの場合。
あけましておめでとー♪
着物姿なんて初めてだけど、似合ってるかなぁ?
にしても、オルナって凄いなぁ・・・。
こんな動きにくい服装でいつも走り回ってたんだねぇ・・・。

――オルナの場合。
はい、明けましておめでとう、今年もよろしく。
・・・1年に1回とはいえ、100回以上も繰り返していると有難味も薄れてくるわね。

――エマの場合。
あけおめー♪
今年もいい年にしようねー♪
・・・と、挨拶終わったしもういつもの服に着替えていいよねっ?

――カナリアの場合。
あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願い致しますわっ♪
ところでこの着物、似合ってます?

――リネルの場合。
ふんっ!
着物を着てやっただけありがたいと思いなっ!!

〜オマケ〜
――御朱明空の場合。
あっけおめーっ!
でさでさっ!
着物がビシッと着こなせる男ってカッコイイって思わねー?

――御朱冥夜の場合。
やはり、こういう着物はあまり好きになれないな・・・。
着慣れた服の方が落ち着けていい。
・・・と、今年もよろしく。
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