各国の報道は此方にどうぞ。
どの国かちゃんと分かるようにお願いします。

「モンゴル領有会議　合意に至る」
永南葵総統とモンゴル臨時国民政府による協議の結果、南モンゴルを我が国領土として編入、北モンゴルに新たな政府を樹立し独立させることで合意に至った。
領有地確定の協定が結ばれた後発効する。
南モンゴル住民はかつてより我が国への編入を希望しており、これを受けてモンゴル臨時国民政府と交渉していた。
同会議は今後も継続的に開催する見通し。

【デュッセルドルフ・ラジオ演説】
第三次世界大戦でドイツは敗れたのではない。内部から裏切られたのだ。共産主義者とチェコ民族と一部の売国奴が裏切ったのである。優秀で勇敢な古代アーリア人の末裔であるドイツ民族が敗れるはずがない。
プラハ条約は一方的に押しつけられたものであって無効である。ワシントン暴動以前の栄光ある地位をドイツは回復しなければならない。

赤い星通信

・欧州合衆国構想発表、与党進歩的民主党党首発言


「欧州はナチスという禍々しい悪魔によって蹂躙されてきた、だがしかしすべての考えるチェコ人民は、偉大なる欧州人民諸氏とでなればこのような悪夢は繰り返すことは無いだろうと感じえている、何故我々がそのようなことにいたった経緯に関しては欧州は常に団結と対立の嵐によって続いてきた、フランス人はファシズムを打破し、イギリス人やロシア人は我々とともにナチスドイツを国境線まで追いやった、そして今も南米にはドイツの民主的同胞たちが打倒ネオナチに向かい動き出している、我々は欧州に再び光がてらさんとする、キリストの再来、とまでは言わないが、欧州の進歩的な国家群は連合し民主的な欧州を設立しようではないか、かつて悲劇の指導者レーニンが構想した欧州合衆国へ向けて」

・その他ヘッドライン
自由フランス、不屈のイギリス、ロシアのスラヴの同胞よそして考えるチェコよ、囲め！ネオナチの巣窟を！

【大統領、ＦＢＩ長官の疑惑を全面否定】
　大統領は、新たにＦＢＩ長官に就任したミューレンバーグ氏について囁かれている「ゲシュタポ出身者」との疑惑について「彼は、７代前にオーストリアから渡ってきた、最も古いドイツ系移民の子孫であり……旧体制下でも良き農場主であって、ドイツ人でも、ましてやゲシュタポでもない」と全面的に否定し、必要であれば証明書類の調査を行うと明言した。
　しかしながら、ＦＢＩや陸軍の一部にナチ・ＳＳ残党が流入しているとの風説は根強く主張されており、これで沈静化の方向に向かうかは不明である。

【「日本帝国首相」の正体明らかに】
　昨日のダラスの国務省別館ビルに旧日本帝国軍人の格好をした「日本帝国首相トウジョウ」と名乗る人物が現れ、日本語で何事か演説すると言う事件について、ダラス市警が記者発表を行った。
　市警幹部によると、犯人の男は旧日本帝国北米総軍所属のシゲル・マキタ少佐で、日本の敗戦後Ｂ級戦犯として逮捕されたものの、妄想型の精神分裂病を発症した為、ダラス郊外のレスター陸軍病院に収容されていたとの事。同容疑者は現在レスター陸軍病院に再度収容されたとの事だが、当局は病室から脱走した経緯などを含め捜査を継続している。

【再び亜細亜を旭日旗の下に】
松本にある臨時の帝国議会衆議院議場で東条英機が登壇。議場を支配する高揚感のなか、演説で帝国再興のための5カ条を明らかにした。

1．帝国臣民の士気を高めるべく経済の回復を進めること。
2．亜細亜諸国と共存を推し進めること
3．ブラジルの同胞及びナチス・ドイツを支援し、米英に対する反撃の手を緩めぬこと。
4．帝国にとって非協力者の追放。
5．軍事拡大を継続すること。

全国に向けて継戦を決定づける玉音放送があると聞きつけ、全国の地方から民衆が国鉄の夜行列車に乗り、帝都東京の皇居前広場に集結した。日本民主国代表を名乗る非国民集団も結集し、メーデーを強行しようと両者が対峙した。周辺を警戒していた東京警視庁の警察隊は現場に駆け付け、日本民主国側を排除した。これに民衆らは歓びの声をあげた。

【戦艦大和、修理のため佐世保に入港】
呉で建造され、世界最大級の戦艦として帝国の連合艦隊旗艦となって華々しい活躍を見せた戦艦大和。米英による卑劣な奇襲攻撃により、沖縄本島沖の防衛任務の末、大破に追い込まれた。沈むことこそなかったもの、自律航行が困難となり、突貫による修理を那覇港で先週終えたところだった。佐世保の三菱造船所のドッグに入港したあと、数か月かけて修理することとなる。その際、レーダー装備が一新され、防空体制が強化されれば二度と米英に負けることはないだろう。

【京都を除く近畿各県及び四国各県、帰順せず】
政府は全国知事を招集命令を出し、松本の宿泊ホテル内で会談を行う予定だった。しかし、京都府を除く近畿各県と四国各県が拒み、書面で日本民主国側に回ると通達した。これについて東条英機内閣総理大臣は取材記者に対し、憤りの言葉を発した。また唯一近畿各県で招集に応じた京都府は「これだから田舎者は困りはんなあ」と苦言を呈し、歴史上でも天皇陛下が居られる方こそ正統だと証明されていると自ら持論を展開した。

【愛知の航空機製造工場炎上、抵抗勢力の仕業か】
愛知県安城市にある中島飛行機の工場が半焼した。静岡県の工場に続く発生でこれを受けて今日、愛知県警が対策本部を置き、会見を開いた。発表によると原因は放火とみられ、複数の目撃証言が寄せられていることから犯人確保は時間の問題だろう。しかしその背景には組織的な犯行を匂わせるものもあり、特に警戒が必要である。

『アジア、国家が次々と成立』
アジアで成立した国家は北千島を除き五カ国。
この内中華民国と隣国の千島・樺太経済特別区域との外交関係が成立した。
首長総会は
「台湾民主共和国は今後交渉を行うが日本民主国、大日本帝国については保留とする。」
と発表した。

・日本列島で国家乱立
日本列島で二カ国が建国を主張し相互に争っている。
今上天皇陛下を頂点に政府を構成している「大日本帝国」とこれを否定し新たな政治体制を模索している「日本民主国」である。
我が国内の世論は「日本民主国は平和への願いを国際社会に対して強くアピールしており、そちらの方が我々としても安心できるのではないか」（30代大学教員）という日本民主国支持の声と「大日本帝国の方が経済力、軍事力ともに世界トップクラスを誇り、やがてはアジアを繁栄に導く術を知っているのではないか。現実的な見方をすべきだ。」（80代無職）という大日本帝国支持の声が拮抗しているようだ。
一方政府は態度を明らかにしていない。

政府要人のコメント
畔怜謁首相「事態の推移を見守り、日本民族が自主的に且つ双方の合意で解決することを願う。承認等については現段階で判断できる状況ではなく、我が国に対する影響、外務省との協議の結果等を総合的に勘案し、いずれ決定したい。」

勇芳理外務省総長「内閣で一致した行動を取りたい。現時点でコメントすることは差し控えたい。」

外務省報道官「平和的交渉が進展し、平和裏に解決されることを望む。同じ民族同士が対立するのは悲劇と言わざるを得ず我が国としても解決に全力を注ぐとともに中立的な立場として介入する用意はある。」

国家防衛省報道官「日本列島の軍事的状況が非常に不透明であり、念の為沿岸部特に朝鮮半島南部の軍基地建設を前倒しし、新たに警備兵を増員する計画である。」

永南葵総統「日本は非常に重要な地域であり事態の観察が重要であろう。いずれにしろ早急に日本列島を統治する政府を確定し関係の構築を進めていきたい。」

・台湾に熱いエール
永南葵総統は外遊先として台湾民主共和国を熱望しているという。
総統は幼少時に台湾を訪問したことがあり非常に気に入っておられるようだ。
首相等も訪台を検討しているが、「日本という懸案事項の解決が先」（首相周辺）のようだ。
また、貿易省は同国との初の貿易的関係開設に向け検討を開始した。港湾を開放し流通が促進されることで両国の経済成長を狙う。

【デュッセルドルフ・ラジオ演説】
　反省だの平和だの、意味不明な言動を繰り返していた日本民主国は、食糧計画の完全な失敗により争乱状態に陥り、ついに崩壊した。
　我らドイツ人の盟友たる日本民族はナンキンにて百万人を虐殺し、KATANAを用いて百人切り競争を行い、奪い尽くし、殺し尽くし、焼き尽くす三光作戦を基本とし、アジア中から労務者や慰安婦を強制連行し、宣戦布告もせずに奇襲攻撃を行うという戦闘民族の鑑である。
　幸い、日本民主国なる政府は愚劣な一地方政権にしか過ぎず、大日本帝国はいまだ健在である。今後は大日本帝国がアジアをリードしていくだろう。我々もうかうかしてはいられない。

『巨大な未確認物体衝突』
未確認巨大物体が地表に衝突し大きな被害が出た。
首長総会は緊急総会を行い、「災害警戒警報」を発令した。
復興が急がれる。

【抵抗勢力瓦解　陸軍が突入】
日本民主国を自称する抵抗勢力は内部叛乱により脆くも瓦解した。首謀者格と思われる男は既に民衆からは支持を失い、食糧が不足し、部下からも離反された。奈良と和歌山両県境の部落に潜伏し、籠城。万策尽きての悪あがきに対し、陸軍は突入し、1日足らずで制圧した。
これにより日本民主国は総崩れとなり、近畿、四国各県は解放された。また政府の招集令に従わなかった各県知事を更迭し、新たな人事を発表。かくして強固なる帝国の基盤が整えられた。
また静岡、愛知で連続発生した放火事件について、この日本民主国側の幹部らが関与を認めたとして警察が逮捕。実行犯についても岐阜県飛騨山中に逃亡しているとの情報を得て急行し、身柄を確保したとのことだ。

【北千島共和国と国交】
千島列島最北に建国されたアイヌ人系民族政権であり、我が国との国交を求め、使節を派遣してきた。アイヌ人は元々北海道旧土人保護法により保護されてきたが、一部の独立心旺盛なアイヌ人は北海道から樺太・千島へ移住した。政府は国交を開設する方針で、議会もこれを追認する予定。

【樺太・千島経済特区の日本銀行支店、開発債券発行】
日本銀行は樺太・千島経済特区の中心市である豊原に支店を置くとともに同地域を対象に開発債130億円分を発行。同地域への積極投資は政府の方針である。

【仙台青葉区の東北帝大天文台、千島方面への隕石落着を観測】
今日昼、東北帝大天文台研究員が千島方向に箒星が飛翔していったのを発見。落着が予想され、気象庁に通報。そして午後に入り同庁は北千島共和国政府から連絡が入り、隕石災害の発生を確認したと発表した。大きな被害が発生しているものとみており、政府は緊急援助隊の派遣を検討しているとのことである。

【零戦1万5千機生産体制整う】
勤労な諸君の働きにより、遂に年1万5千機ペースでの零戦生産が可能となった。これは米最盛期の戦闘機生産ペースに匹敵し、帝国の国力が向上したことを指し示す指標である。もはや技術力、生産力ともに米を越す日も近いであろう。

【パナマ極左武装集団に対し武力介入はじまる】
　かつてアメリカの友好国として互恵関係にあったパナマの大部分を第三次大戦後の混乱にまぎれて武力により支配するに至った極左「パナマ統一革命戦線（FRP）」に対し、同盟政府が遂に武力介入に踏み切った事が、政府発表により明らかになった。
　FRPは反米・反白人・反資本主義を唱え、市民や外国人の虐殺、略奪、麻薬の密売等の犯罪行為を繰り返しており、同盟政府は度重なる交渉や勧告、警告を行ってきたが、自体は沈静化するどころか先鋭化の一途を辿るばかりであった。
　今回大統領は、外交努力を強調しつつも、最後通告がFRP幹部により拒否された為、「もはや我々にとり看過しうる限度を超えた」と、パナマ市民の安全を確保し、米州の安定に寄与する為、海軍及び海兵隊による武力介入を指示した事を認めた。
　既に海兵隊先遣部隊が首都パナマ市に突入しており、パナマ国防軍のリベラ将軍率いる反革命軍も呼応して各地で反抗を開始しており事態は早急に沈静化に向かうものと思われる。

【デュッセルドルフ・ラジオ演説】
　パナマを牛耳っていた暴徒、FRPどもは友邦アメリカ諸州同盟により完膚なきまでに鎮圧された。我々は諸州同盟の行動を賞賛する。
　いかに恵まれた地理条件を得ようとも、それを生かすことができぬ劣等民族、劣等人種どもには猫に小判、豚に真珠であり、世界に対する害悪ですらある。
　諸州同盟の白人たちこそ新大陸と原住民、黒人奴隷たちの唯一にして正当な主であり、パナマ運河の安定の責任を持つものであるのだ。
　原住民どもが二度と白人に逆らうことのないよう、徹底的に教育する必要がある。そのためには諸州同盟はあらゆる手段の行使を躊躇してはならない。

【ベルリン旧ナチス本部前にてバウアー大統領の演説】

現在メクレンブルク＝フォアポンメルン州からヘッセン州に
かけての州境及びバイエルン北部のあたりでナチスの残党と
小競り合いが起こり、さらに兄弟国家であるオーストリアは
完全にナチス支配下になった。
　ドイツの半分をナチスから解放したとはいえ今だナチスの
存在は大きく、再び我々に牙を見けてくるかわからない。　
しかし、今でもチェコや英国、フランス等々自由を勝ち
取らんとす同志が戦っている。
諸君、我々もナチスの亡霊を永久に追放しドイツを新しく
甦らせようではないか。　フライハイト・ハイル！　

・台湾政府　応答せず　政府指導部不在か
外務省は最近台湾民主共和国政府との通信が途絶えており、我が国からの質疑に対しても全く応答していないことを発表した。
同省は「政府首脳部が空席という情報がある。また、台湾軍の一部が暴走しようとしている。」と見解を表明した上で「110ターンを最終回答期限とする。但し、台湾政府が延長を望んだ場合はこの限りではない」という声明を発表した。

『革命政府発足！労働者に歓喜の声』
革命政府最高議会所在地シュトゥットガルトの紅の広場では新しく革命指導者で最高議会議長のツェツィーリエ・アルブレヒツベルガー書記長は演説を行い、
「労働者の闘争は此処に一つの成果を上げた。
我々は新たなる世界へと踏み出さなければならない。」
と革命と闘争が新たなステージへと歩み出した事を発表した。

【第105回選別プログラム施行】
　デュッセルドルフの特別収容所にて年二回行われる選別プログラムが施行された。
　これは劣等民族の14歳から16歳の少年少女を50人を収容所に押し込め武器を与え、互いに殺し合わせ、生き残ったものを合格者とするプログラムだ。
　試練に耐えたものは人種の出自に関わらずにドイツ国籍を与える。これはプログラム参加者にとっても幸福を掴むチャンスである。
　残念ながら今回のプログラムでは合格者が存在しなかった。
　正確にはスロヴァキア人の少女、フィリオリ・エルクリスが最後まで生き残ることに成功したのだが、殺害数ゼロであり、プログラム期間中は殺し合いをやめるよう参加者に訴えていたため不適格と見なし、銃殺処分となった。

【新パナマ政府と運河条約等で合意】
　政府は、極左武装組織FRPの壊滅後、リベラ将軍によりパナマに樹立された救国暫定政府と協議を行い、パナマ運河地帯の永年租借等を取り決めたパナマ運河条約を諸州同盟が承継する事、また安全保障条約を結び、パナマ政府に対し防衛力を提供する事で合意した。
　パナマでは、いまなおFRP残党によるゲリラ闘争が続いており、全域で戒厳令を布いている状態。パナマ政府側は反政府勢力の一掃に向けて強力な支援を要請しており、政府も軍事顧問団の派遣や重火器の供与等を行ってゆく方針だ。

【電力不足に光明　独資本が進出】
　テキサス州南部ヒューストン郊外に、ドイツ・デュッセルドルフに本社を置く国際エネルギー企業・エーオン社による最新の火力発電所が建設され、稼働を始めた。
　ヒューストンは州政府により重点的な工業化が進められていたが、大戦の影響で稼働ができなくなった発電所が多く、電力不足が懸念されていた。州政府によると、エーオン社は今後も電力需要が上昇するとして継続的な投資を計画しており、州政府としても発電所建設に於いては税制面での優遇などで支援を行うとしている。

【大西洋会談始まる】
　米英仏三か国首脳による、「大西洋会談」が、英国領ニュー・ファンドランド沖の大西洋上に停泊する、英国戦艦「セレンディップ」に於いて始まった。
　軽巡「ナッシュヴィル」に乗り組み現地に向かったエドワーズ大統領は、心配されていた船酔いもなく、初の外国首脳との会談にやる気十分で、「素晴らしい（船酔いの）薬だ！　このまま（イギリスの）皇帝陛下に謁見に行きたいね」等と随行した報道陣相手に軽口を披露した。
　今回の会談は、東ドイツとチェコによる「ベルリン会談」、西ドイツと日本による「リオ会談」に続く第三の首脳会談グループとなるが、大統領は既に北大西洋地域に於ける経済・国防上の協力関係の構築を目標として言明しており、我が国の安全保障、経済政策上大きな意味を持つ事になると思われる。

・「アジアに安定した平和を」総統演説
永南葵総統は南モンゴルの政務庁舎前で演説を行い、「アジアに安定した平和をもたらすべく行動する」と述べた。
また、その具体的方策として「近隣諸国との国家間平和を維持する為の関係構築が先決。」と言明した。
総統関係者の話によると「総統はアジアではなく世界に目を向ける首相の外交姿勢に不信を抱いており、長期的な視点でアジア諸国と確固たる関係構築を進めることが地域平和への近道と考えている総統御自身がこれを阻止すべく国家外交政策に着手した。」と総統の強い信念が見え隠れしている。
国軍総司令部は朝鮮半島南部の厳重警備を解き、通常警備に引き下げたと発表、又南モンゴルの駐屯地を閉鎖し、余剰部隊を北京の新規軍基地に移動させることも併せて発表した。

赤い星通信
・ワシントン革命の激震は続く


ワシントン大革命によるナチスドイツを筆頭とするファシスト陣営はもはや
革命の余波からは避け切れないだろう。なぜならば我等自由なる全ての民族
つまりは民族の自決の権限を持つ全ての民族は、たとえ肌が黒かろぅと白かろうと関係ないのだ。

そして我々はここに大いに叫ぶ、インド革命万歳、インド革命政府万々歳！

・ベルリン条約草案提出、これに対し反戦団体が猛抗議

火炎瓶やライフルで武装した反戦団体が自衛省に向かいながら「ベルリン条約締結反対！
チェコは二度と屈さない！それは永遠なる武装した中立によって成し遂げられる！！」というシュプレヒコール
を鳴らしながら行進、これに対し、チェコ警察省警備部公安隊管理部隊員らが軽機関銃、自動小銃で武装し
反戦団体を粉砕、追撃し、４８名を国家騒乱罪で逮捕した。

その他ヘッドライン
・「東洋は今いつ戦争状態に入ってもおかしくない、だがこれは欧州も同じことだ」国際政治専門家発言
・アフリカ民族の民、民族自決の権限を行使国民政府大いに歓迎。

・日本が台湾を攻撃
外務省によると大日本帝國が台湾民主共和国に対しミサイル攻撃を行ったと発表。
現地大使館の報告によると発射されたミサイルはバイオミサイルとみられ土壌汚染が確認されている。
外務省は「状況を調査中。」として態度を明確にしていない。

・北京市政府庁舎に爆破テロ未遂
北京市警察本部によると、北京市政府庁舎を爆破しようとしたとして80歳代の男を現行犯逮捕した。

赤い星通信　臨時放送

・管理隊、プラハ空港にて革命評議会議長を拉致　警察省、自衛省等の政府機関占拠


臨時放送をおお伝えいたします、臨時放送をおお伝えいたします
本日午前九時プラハ国際空港にて警備中であった警察省警備局警備部
管理隊員ウラーゾフ巡査が革命評議会議長にむけ、けん銃を発砲、
警察省警備局重要特定護衛隊員らはこれに対し所持していた
けん銃で応戦。
護衛隊員らは瀕死の革命評議会議長を引き連れるも重火器
で武装した管理隊員に囲まれ降伏し以後革命評議会議長は
近くの警察署に拉致されたとのことです。

またそれと同時に特車の支援を受けた管理隊員により
自衛省、警察省、国民評議会、革命評議会議長官邸、
大統領府、内務省等の諸施設を制圧したという声明文が
航空機から市民にむけビラでまかれました。

なお本放送は本件の首謀グループを名乗る
「怒れるスラヴ人の戦線」監督下で放送しており等通信施設
は完全に制圧下にありますことを最後に付け加えたく思います」


・怒れるスラヴ人の戦線報道官

「ベリンスルキーは死んだ、にくき売国奴、ドイツに腰を折る愚か者
民族の敵である、祖国はドイツ人いやゲルマン民族に屈した光景を三度見てきた
ベリンスルキーはそれを歴史を再現しようとしている？どんな歴史かと？
ゲルマン民族によるスラヴ民族の虐殺劇だ！
ここ警察省に政府主要機能を移転し、今後計画的な民主的プロセスを経て
愛するスラヴ民族のための祖国を作り上げる、それは果たしていかなる形をしているか？
いかなる困難が立ちふさいでいるか？いかなる暴徒がおしよせてくるか？
それはわからない、しかしひとつだけわかることがある、我々の革命は
数百年後こう記される「愛するチェコ人民、愛するスラヴ民族とともに繁栄を約束した」と」

【台湾事変勃発】
台湾南部地域で潜伏していた国民党政府軍が一斉蜂起。陸軍は直ちに鎮圧作戦を開始した。高雄に於ける原爆投下を受けて本拠を喪失した国民党政府は、最南端の恒春に撤退。海軍からの対地砲撃により壊滅した。また周辺諸島に対する残党狩りも実施し、国民党幹部ら複数名を拘束することに成功した。彼らは近く裁判が行われる。

【台湾高雄にて核実験】
高雄スラム街に対する一掃作戦として核実験を敢行。帝国が新開発した大型戦略爆撃機「富嶽」に搭載した核爆弾は精密に指定された地点に投下。これによりスラム街は一掃された。総督府は高雄に都市再建計画を企画し、雇用対策の一環として地元企業に工事を発注することを発表した。

【日支不可侵条約締結】
深い軋轢を持つ両国だが、台湾事変を受けて急速に接近。台湾残党の引き渡しを求めない代わりに帝国が台湾を併合することへ反対しないことを約束させた。また両国との間の不可侵を約し、不用意な軍事衝突を回避するためのホットラインが開設された。比律賓のマニラで起こったテロ事件では他国の関与が認められ、警戒を強めており、近隣諸国との関係を維持することで当面内政を固める方針だ。

【満蒙及び南朝鮮を確保】
帝国陸軍は生命線確保を第一に掲げ、露残党の侵出から満蒙、南朝鮮を防衛するため、部隊を進駐させた。支那政府は我が国との協定により、当該地域より撤退しており、政府はこれを追認すると閣議決定を下した。

【大東亜会議開催】
東京の有明新国際会議場を会場とする大東亜会議が2週間の日程で開催されることが決定された。大東亜共栄圏構想結実の第一歩とする重要な会議だ。
出席国は議長国の我が国及び極東共和国、満州国、蒙古自治共和国、比律賓自治共和国で、オブザーバーとして朝鮮総督府、台湾総督府、伯剌西爾国が参加を表明した。
亜細亜人による亜細亜人のための亜細亜人の完全なる自治を基本方針とした軍事的・経済的・政治的な強固な共同体を設立することを目指す。

【ベルリン・ラジオ演説】
アーネンエルベのたゆまぬ外交折衝によって、チェコ政府はスデーデン地方の割譲に応じた！
チェコの叛徒どもに支配されていたドイツ人は解放され、欧州の秩序回復への一歩が刻まれたのだ。
もちろん我々の要求はこれだけは済まさない。一度要求が受け入れられればますますエスカレートさせる。最後にはプラハにチェコ人強制収容所を建設させるだろう！

【ドイツ各地で「水晶の夜」が発生】
　９月９日夜から１０日未明にかけてドイツ各地にて反チェコ主義暴動が発生した。
　優秀で勇敢なドイツの青年たちはチェコ人の住宅、商店地域、宗教施設などを次々に襲撃し放火した。
　アーネンエルベはこの暴動について「ドイツ青年による自発的な愛国行動の発露」「煮えたぎる民族精神の正当な蜂起」であると手放しに賞賛した。なお、水晶の夜という名前の由来は破壊されたガラスが月明かりに照らされて水晶のように煌めいていたことから命名された。

　この暴動で177のチェコ人居住区と7500のチェコ人商店や企業が破壊された。併合されたばかりのスデーテン地方でも発生し、暴動中、チェコ人は殴る蹴るの暴行はもちろん、火炎瓶や軍から支給された小銃での殺害も相次いだ。少なくとも296人のチェコ人が殺害されている。
　またチェコ系の墓地、病院、学校も攻撃の対象となり、略奪も多数発生している。
　殺害されたチェコ人の夥しい血や遺体、破壊された建造物の瓦礫などの悲惨な記録写真はアーネンエルベによって大量に印刷され、爆撃機に搭載。チェコ上空を領空侵犯し、プラハなどの大都市にばらまかれた。
　殺人に関与したドイツ青年数十人は逮捕されたが、全員が「薄汚いチェコ人からの正当防衛」であるとして無罪放免となった。
　またドイツ人に怪我を負わせたとして三万人のチェコ人が逮捕され、各地の強制収容所に送られた。

アーネンエルベ副首領深淵のフリードリッヒは「このような悲劇を二度と繰り返されることの無いよう、チェコ問題は早期に解決することが肝要です」とコメントした。

・麻薬取締法成立
国家議会は全会一致で麻薬取締法案を可決、成立した。
国内での麻薬使用、取引、所持、移動が禁止され、厚生部長の許可がある医療機関のみが医療目的に限り保管、患者への処方が認められる。
罰則の最高刑には死刑が設定された。

【ヒトラー・ユーゲント、大日本帝国を訪問】
　ドイツ青年団ヒトラー・ユーゲントがアジアの秩序維持者である大日本帝国を訪問した。歓迎歌「万歳ヒットラー・ユーゲント」が作られるなど日本国民を挙げての大歓迎を受け、親独気運の醸成に大きく寄与した模様だ。
　欧州とアジアの優性民族の力が結集すれば必ずやワシントン暴動以前の理想的世界を取り戻せるだろう。
　http://rasiel.web.infoseek.co.jp/mil/banzai.htm

【対チェコ＝中華民国襲撃の為に公開演習】
ベルリン郊外にて、アーネンエルベ直属の部隊による空陸連携演習が公開された。現在チェコ問題について平和的な交渉が行われているが、悪辣なチェコ政府は強気な姿勢を崩さずに軍備を拡張。愚かにも我がドイツに抵抗しようと画策している。
どうやらチェコの背後には中華民国が存在し、二国で我々ナチス政権を転覆させようと考えているらしい。
今回の演習はそんな愚か者へのデモンストレーションとなり、また不可侵協定失効と同時に我が軍は動き出すだろう。

《フランス帝国成立》
「大暗黒時代の三帝国が揃った」―帝国報道官
我等が誇り高きフランス皇帝家の復興に国民は祝福ムード全開。
また、ヒトラー総統閣下万歳！と皇帝家の復興に尽力したドイツ第三帝国総統アドルフ・ヒトラー閣下に感謝する国民も多く居た。

【ベルリン・ラジオ演説】
我々はイギリスとの関係を考え直す必要がある。
イギリスは確かにワシントン暴動以後は麻薬カルテル取り締まりなどの秩序維持に貢献はしてきたが、イギリス・ナチ党の活動はごくわずかだ。
また我々の欧州制圧事業に呼応してアイスランド・グリーンランドを占領した。
これは我々ドイツの北海進出に対する牽制である。
二国間の不信はドーバー海峡を挟んで核ロケットを向け合うまでに悪化している！
さらに！ 最近活発化してきている「低地諸国独立戦線」の地下ゲリラについて、イギリスが資金及び物資を提供しているという疑いもある。
我々ドイツはイギリスとの関係を、友好国から仮想敵国に変更しなければなるまい。
この狭い欧州に、支配者は一国で十分である！

【アムステルダムの嘆き】
ヒトラー総統の復活を祝すため、低地諸国から２０００人の子供たちを狩り熱め、炎の中に投げ込むという祭典が行われた。子供達を火に投げ入れることに別に意味は無い。
この子供狩りに関して低地諸国では１０万人規模の暴動が発生。
だが、しょせんは武器も持たぬ市民たち、ドイツ軍と武装親衛隊を相手にかなうはずもなく、その場で殺されたり、捕えられて処刑されたりと、それは哀れなものである。
特にアーネンエルベのやり方は残虐そのものであり、一人でも反抗すればその村の住民全員を火あぶりや生き理めにしてしまうというまさに大暗黒時代の再来という状況となっている。
人々はもはや抵抗する気力も失い奴隷のようなありさまだ。