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○○鎮守府騒動記18

[1] 投稿者:葵 投稿日時:2015/10/10 00:01 (Sat) No.567

<18・見え隠れするモノ>


【鎮守府本館・執務室】

提督「・・・秋刀魚が食べたい」

叢雲「いきなり何言い出してんのよ」

提督「ほら、人間無性に食欲が沸くじゃない? なんかこうピーンときたのよ。何人かに北方辺りで獲ってきてくれない?」

叢雲「あんたは私たちをなんだと思ってるのよ。んなことより、報告書には目ぇ通したでしょうね?」

提督「・・・ん?」

叢雲「この前の東南鎮守府の子達の事よ! 話聞いて纏めたって言ったでしょうが!」

提督「おお! そういえばそんな事を言われてた気が」

叢雲「ったく・・・どうせだから口頭で済ませるわよ」

提督「お願ーーい」

叢雲「彼女たちによると当初の目的地である遠征地点までも問題なく到着、資源を確保して帰路についている最中だったそうよ、‘それ’に出くわしたのは」

提督「その言い回しだと上位艦種・・・ってわけでもなさそうね」

叢雲「目視したとはいえ結構\距離はあったらしく詳細な外観は分からなかったらしいけど・・・・・・‘姫’クラスらしいわ」

提督「・・・・・・」

叢雲「ただ、サイズが駆逐艦程度で北方で確認されている陸上型とも違うみたい。尤もそんなところでうろついてるとは到底思えないけど」

提督「それとは交戦しなかったのね?」

叢雲「らしいわ。遭遇した時に目が合って随伴艦を差し向けられた、救助されるまでそいつらにはしつこく追い掛け回されたらしいけど肝心の奴はそれ以降出てきてないみたい」

提督「他に目的があったか、それとも単なる気まぐれか」

叢雲「その子達にも提督以外には話すなとは言っておいたわ。うちでも天龍達には伏せてる、大本営には報告しておく?」

提督「いえ、とりあえずは‘それ’のことだけは伝えないでいいわ。直接接触したわけじゃない以上は不確かな情報を伝える意味はないからね」

叢雲「了解、大淀にはそう言っておくわ」

[2] 投稿者:葵 投稿日時:2015/10/10 00:15 (Sat) No.568

‘こんこん’

大淀「失礼します」

提督「おや、いい所に」

叢雲「大本営への連絡は済ませちゃった? まだなら追加でお願いしたいんだけど」

大淀「大丈夫ですよ。それと提督、大本営から通達事項が幾つか」

提督「また補給の上乗せ? もう嫌になっちゃうわーー」

大淀「いえ、今度北方方面に新たな補給鎮守府を建築するとのことで応援要員を送るようにとのことです」

叢雲「あら、よかったじゃない。これで少しは楽できるんじゃない?」

提督「その分、平時のノルマが跳ね上がりそうでこわいけどね、後は?」

大淀「・・・大本営に出向中の艦娘達が昨日付けで本国より出発、数日中に戻ってくるとのことです」

叢雲「あら」

提督「・・・そう」

大淀「提督、ちょうどよい機会ですから‘会合’を開いてはどうですか。前回から少し期間が開いていますし」

提督「・・・そうね、うん。現在演習遠征に向かっている鎮守府にも連絡しておいて、あと諸々の準備の手配もね」

叢雲「了解」

大淀「了解です」



<つづく>





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