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○○鎮守府騒動記17

[1] 投稿者:葵 投稿日時:2015/10/9 00:17 (Fri) No.565

<17・信頼関係>


武蔵「・・・さて、ここからなのだが正直言ってしまうと笑い話になってしまうのだが」

速吸「わ、笑い話!?」

早霜「そういう流れには思えませんが」

武蔵「まあ、聞け。無論その事は大本営の知るところとなってな、第一鎮守府のが提督より階級が上という事もあって当然処罰が下った。尤も向こうも向こうで色々と口外できない事実がわんさか出てきた上に未だ戦況が絶対有利となったわけではない現状、そして提督の指揮官としての有能\さもあって極刑は免れたわけだ」

武蔵「だが当然処罰は下った、当時はまだ計画段階でしかなかった補給路の確保を目的とした拠点建設の任に就かされた。これに提督は異を唱えることも無く第二鎮守府から一人去ることが決定した」

速吸「それが今の鎮守府なんですか?」

武蔵「うむ、でここからが面白いところでな・・・」



叢雲「ちょっとそこの」

早霜「あ・・・」

叢雲「部屋にいないと思ったらこんなところで、とっとと寝なさい。朝一にはここを出るんだから」

速吸「あ、あの・・・もう少し待ってもらっていいですか? 武蔵さんの話が・・・」

武蔵「・・・そうだな。もう遅い、この話はここまでとするか」

速吸「そんな〜〜〜」

武蔵「安心しろ、さっきも言ったがここからは笑い話だ。なんやかんやで今現在に至るというオチだ、気になるのなら帰ってから提督に聞くといい、楽しげに話してくれることだ」

速吸「ううーーー」

早霜「尻切れトンボですけど、仕方ないわね」

叢雲「ほら、わかったら寝る寝る」

速吸「はい・・・武蔵さん、お話ありがとうございました」

武蔵「ああ、こんなことでよければ何時でもしてやろう。よく眠るのだぞ」

速吸「はい、おやすみなさい」



[2] 投稿者:葵 投稿日時:2015/10/9 00:37 (Fri) No.566

叢雲「・・・で、何を話してたのよ」

武蔵「なに、前の鎮守府でのことを少しな」

叢雲「・・・余計な事言ってないでしょうね?」

武蔵「ん? 何のことだ」

叢雲「だから・・・」

武蔵「いの一番に秘書官の権限諸々捨てると言って提督に付いていこうとしたことは話してないさ」

叢雲「あのね!」

武蔵「しかしあれには皆驚かされたものだ、全員集められた思ったらいきなりそんな事を言い出したのだからな。いやはや、さすがにずっと一緒にいる者は年季が違うな、あんなことを躊躇無く言い出せるのはお前を含めて二人ぐらいな者だ」

叢雲「いい加減にしないと殴るわよ」

武蔵「おお、怖い怖い。だが正直感謝しているさ、そうしようと考えていても言葉にできない者ばかりであったからな。おかげで全員が踏ん切りをつけることができたし改めて実感することができた・・・提督の為なら何でもできるしやれるということがな」

叢雲「その結果、鎮守府の艦娘全員が野に下るとか正気の沙汰じゃないわね」

武蔵「先導者が何を。まあ、提督も提督で海賊になろうとか言い出す始末だからな」

叢雲「今でもその時来てた大本営の軍人には同情したくなるわ」

武蔵「その結果、民族大移動が如く引っ越しだけで済んだのだ。丸くまとまったではないか」

叢雲「まあね、第一も別の提督が着任してしっかりしてくれてるっていうし」

武蔵「うむ、良きかな良きかな」



<つづく>





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