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○○鎮守府騒動記15

[1] 投稿者:葵 投稿日時:2015/10/6 19:31 (Tue) No.560

<15・南方方面戦線>

武蔵「・・・今いる半数以上の艦娘はこことは別の鎮守府に最初は配属されたんだ」

早霜「コーヒー牛乳でよかったかしら?」

速吸「はい、ありがとうございます。じゃあ、補給鎮守府なのに艦種とかが揃っていたのも」

武蔵「うむ、そういう事情なのだ。我々がかつていたのは第二南方鎮守府、当時未だに深海棲艦の影響力の強い海域だった。今でこそ落ち着いてはいるが正にそこは連中との‘戦争’をしている、それを肌で感じることができた場所であった」

早霜「でも、ある作戦の成功で勢力図を一気に押し上げたと聞きましたけど」

武蔵「ああ、南方の最前線であった第一・第二鎮守府合同による一大作戦が決行された。私も若輩の身であったが作戦に参加していた・・・・・・正に熾烈だった」

武蔵「敵の攻撃も激しく進軍するのも一苦労だったが皆の奮戦により重要拠点である敵泊地を目前とし敵本隊を叩くのもあとわずかといったところだった・・・・・・だがその時に気づいたのだ」

速吸「敵の増援ですか?」

武蔵「いや、これは私だけでなく別方向より展開した他の者たちも感じたことだったのだが・・・・・・それは第一鎮守府の艦娘達の事だ」

早霜「味方の・・・?」

武蔵「激戦の連続であったが為に皆の消耗は激しく私たちも疲労困憊であった、だがそれを差し引いても彼女たちの疲弊具合は度を越していた」

速吸「・・・・・・」

武蔵「極めつけは最後の一斉攻撃、敵は泊地を放棄して撤退、こちらの被害も軽くは無く追撃を断念しようとした時だ。第一の艦娘が重傷を負っているにも関わらず逃げる敵を追おうとしていたのだ」

武蔵「さすがにそれは見過ごせず止めたさ、そして彼女は肩を震わせて言った、‘敵を倒さなきゃ’と。そして気づいてしまったのだ、彼女たちは提督のためにあるいは自らの意志ではなく・・・・・・」





『無理矢理戦わされていたのだと』


<つづく>





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