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○○鎮守府騒動記14

[1] 投稿者:葵 投稿日時:2015/10/5 08:35 (Mon) No.552


<14・艦娘として>


‘かぽーん・・・’

速吸「ふあぁ・・・」

早霜「いい湯ね」

速吸「出てきたご飯も美味しいですしお風呂もきれいだし、鎮守府以外にこんな施設があるなんて驚きです」

早霜「ここは元々資源の予\備貯蔵施設として建てられたの、ここ以外にも領海内には同じようなものが幾つかあるわ、尤もこんな旅館みたいになってるのは武蔵さんの趣味みたいなものだけど」

速吸「でもなんで海図に載ってない島に建てたんです?」

早霜「それは大本営にも秘密にしてることだもの」

速吸「・・・え?」

早霜「ここに貯蔵してるのはあくまでも【この鎮守府だけで使用する】資源の貯蔵施設なの。だから他の鎮守府なんかに送る分とは別途、つまりヘソ\クリね」

速吸「そ、それってばれたらまずいんじゃあ・・・」

早霜「提督は、よかれと思って準備しておいたんです! でごまかすつもりらしいわよ」

速吸「ええぇ・・・」



武蔵「ん? 先客がいたか」

速吸「あ、武蔵さん」

早霜「いま上がりですか?」

武蔵「うむ、久々に良い仕事ができた。その様子なら堪能\してもらえたようだな」

速吸「はい、お陰様で」

武蔵「それは結構\結構\・・・・・・どうした?」

速吸「あ、いえ・・・昼間に大けがをしたと聞いたので」

武蔵「ん? ああ、見ての通り痕も残っておらんさ。我ながら無茶をしたものだ」

早霜「徹甲弾を指に挟んで殴りかかるなんて無茶を通り越して自殺行為ですよ」

速吸「な、殴ったって」

武蔵「あの時は中々に昂っていたからなあ、おかげで提督や叢雲達に説教を喰らってしまった、反省はしているさ。だが、だからこそそういった無茶もできるというものだ」

[2] 投稿者:葵 投稿日時:2015/10/5 08:47 (Mon) No.553

武蔵「この身は艦艇、とりわけ戦艦とあらば戦うが定め。その中で朽ちようとその果てで砕け散ろうとそれが本懐・・・」

速吸「でもそんなの・・・!」

武蔵「最初はそう思っていたさ、人の身をしようと自分は兵器なのだと・・・だが提督はそんな考えの私を本気で怒ってくれた。兵器としてではない、『武蔵』という名の人の私を」

速吸「提督さんが・・・」

武蔵「そんな提督だからこそ皆が慕っている、それは前の鎮守府からも変わらないことだ」

速吸「前の、鎮守府?」

武蔵「ん? 誰からも聞いていないのか」

早霜「私も今の鎮守府からなので、簡単には聞いていますが」

武蔵「ふむ、ならせっかくだ。少し昔話をしよう・・・といっても一年未満の事なのだがな」



<つづく>





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