プリプレイ ( No.1 ) |
- 日時: 2014/06/17 00:16
- 名前: ベネディクト
- hoku:大丈夫。キャラの成長は完璧だ。
自信たっぷりに言ったのは、出目と侵食率の高さに定評のあるhokuさん。 どんなキャラクターをやらせても、ジャーム化、死亡、あるいは悪墜ちの展開が常に脳内にあるという。 本作、『ダンジョン』シリーズでは、かつての教官を助けるために戦う炎使いのチルドレン、高戸達人のPLである。
シャウト:うん、こっちもだ。相棒の達人の戦闘力は心配してないけど……。
続いて口を開いたのは、悪いほうの可能性を考えるに当たっては右に出るものの無いシャウトさん。 プレイヤーとして、PC陣の戦術を考える立場になっていることが多いが、判断ミスとは言えない裏目を引くこともしばしば。 本作、『ダンジョン』シリーズでは、達人を相棒とするレネゲイドビーイング、ウィン=T=ドラグィエのPLだ。
白魔術師:ベネさんのシナリオ、だからな……油断はできん。
不安を口にしたのは白魔術師さん。『白う』『白さん』などの愛称で親しまれ、「このキャラシートはできそこないだ、食べられないよ。もぐもぐ」などの名言を持つ。 本作、『ダンジョン』シリーズにおいては、銃使いの自由人、ヴィントのPLをつとめる。
ベネディクト:誤解があるようなんですが。
苦笑しつつ、私、ベネディクトは答える。本作『ダンジョン』シリーズのGMと同時に、リプレイ執筆を行っている。 ホワイト、グレー、ブラックの3色のモードを持ち、モード次第でシナリオの難易度は激変する。 ちなみに、今回はややホワイトよりのグレーである。
白魔術師:何が? ベネディクト:別に、殺しにかかってたりするわけではないんですから。油断しろとは言いませんが、もうちょっと気楽に楽しんでくれていいんですよ? シャウト:ダウト、ベネさん殺意高いじゃん。 hoku:さすがにベネさんを擁護できんな……まあ楽しむつもりではあるが。 GM:素直じゃない人たちですねえ(笑)
銀狼:ベネさんがGMじゃあなあ……ま、みんな頑張れー。 シャウト:銀さんが一番頑張ってよ、セルリーダーでしょ!?(一同笑)
最後に、銀狼さん。『チェシャ狼のねぐら』管理人にして、固有結界『無限の少女(アンリミテッド・ロリータワークス)』を持つ男である。 本作、『ダンジョン』シリーズでは、野望を秘めたセルリーダー、黒鵺切羽を演じる。
GM:まあ、なんやかやとさておいて、成長は終わっているようなのでトレーラーから行きましょう。
トレーラー
音の王が放つ衝撃が、セルを揺るがす。
失われた記憶、おぼろげな過去。
それらがわずかに明らかとなったとき、彼らは何を想うのか?
そして、彼らを戦わせる、DMの目的とは?
ダブルクロス The 3rd Edition 『ダンジョン&ディシプリン』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
切羽:確認。成る程ヴィントさんが主役か
GM:PC1の達人からハンドアウトもぺたりこ。
高戸達人用ハンドアウト ロイス:平坂 仁(ひらさか じん) P:傾倒 N:不安 平坂仁は、君の教官であり、今は同じセルの先輩に当たる。君は彼にはついつい傾倒してしまう。 ある日、彼は君に尋ねた。「君の前の教官、助けることができるとしたら、君はなんでもするかい?」と。 それに対して、君は――。
達人:現教官が野郎なのでPLのやる気が……いや、なんでもないっす。 GM:ひでえなあ。(笑) 達人:ふむ、現教官には推奨感情でロイスを取得。Pが表で。 GM:はい、わかりました。
GM:続いてPC2にして今回の1、ヴィントさんのハンドアウト。
ヴィント用ハンドアウト ロイス:音無涼太 P:親近感 N:脅威 DMからはあれ以来音沙汰も無く、いつもどおりの日々を過ごしている君の前に、 音無涼太と名乗る男が現れた。君の記憶には無い男だが、どこかで会ったような気もする。 彼は、君の命を狙ってきた。どうにかその場は切り抜けたが、その力は驚異的だった。 君はセルリーダーである黒鵺切羽にこの事を報告した。
GM:そしてPC3、セルリーダーの切羽のハンドアウトです。
黒鵺切羽用ハンドアウト ロイス:DM P:感服 N:猜疑心 君のセルメンバーであるヴィントが、何者かに狙われている。 それに対処しようとした君は、セルの主要メンバーに連絡をつけたのだった。 だが、そのときDMからの連絡が入る。 「おまえたちは手を出すな、これはヴィントと涼太の問題だ」と。
切羽:んー、色々裏が見えそうかな。とりあえずDMはのし上がるために利用するつもりなので、DMには有為/隔意で有為でロイスを修得します。 GM:マスターエージェントを利用できるときが来るのか、見ものですね。
GM:ラスト、ウィンのハンドアウト。
ウィン・ドラグィエ用ハンドアウト ロイス:DM P:執着 N:隔意 達人の様子が少しおかしい。君はそんな気がしていた。 しかし、そんなことを考えている間にも、また事件は起きた。 仲間であるヴィントが狙われている。今は、それをなんとかしよう。
ウィン:えーっと。じゃあDMへの感情は……P:好奇心 N:恐怖にしておきます。 GM:はい、問題ありません。
GM:と、このようになっております。各自シナリオロイスは結んだので、次はPC間ロイスだー。
ヴィント:まあ、リーダーか……P:連帯 N:不満(扱いに まあ、こっちもPが基本表かな 達人:ヴィントにはP:連帯感、N:隔意。Pが表だ ウィン:えーっと。あたしは達人に既にロイス取ったよ。整理した時に GM:んー、被ってるならそのままでいいですよ。卓中にひとつ多くとってください。 ウィン:はーい。 切羽:ウィンには有為/不安で有為が表かな。
GM:ロイス取得は済んだかね? ではちゃきっと始めていくぞー。 一同:はーい。
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オープニング ( No.2 ) |
- 日時: 2014/06/17 00:17
- 名前: ベネディクト
- ■オープニングフェイズ
シーン1 シーンプレイヤー:ヴィント
ヴィント:まあ、登場(コロコロ……)5、普通だ。
GM:いつもどおりに仕事をこなす日々の中、君はひとり、街に出かけていた。というところからシーンはスタートするよ。 GM:まあ、何か用事があったのでしょう。買い物とか、任務とか。 ヴィント:OK
GM:さて、そんな街中の群集の中から、ひとりの男の姿が、なぜかくっきりと目に映ります。 ヴィント:「あ〜、いいね〜、自由って。少なくとも命がけのダンジョンで遊ばせられるよりずっと……?」 GM:長身のその男が目に入ると同時、周囲はまるで時間が停止したかのように静まり返り、群集は活動を停止させています。 ヴィント:げ、いきなりか! GM:ええ、ワーディング、ですね。男は君に声をかけてきますよ。 GM:「よう、ヴィント。久しぶりだな……つっても、お前は覚えちゃいないだろうが」
ヴィント:「…………ああ、うん。見覚えは無いかな」
GM:「俺の名は音無涼太。だが、俺の名前とか、おまえの記憶なんてのは二の次さ。重要なのは――」 GM:と、右手のひらをヴィントに向けて、言葉を続ける。 GM:「俺がお前を、殺したいってことだ」
GM:というわけで、肉体による難易度20の判定をどうぞー。突然目に見えない衝撃が襲ってきますよ。 ウィン:やっぱり攻撃してるじゃないですか、やだー!? 切羽:あぁ、殺し愛か ヴィント:むむ
ヴィント:……達成値は6。はいはい、死ぬ死ぬ
ウィン:GM−、あたし今から登場しても間に合わないよね GM:オープニングなので他のPCの登場は不許可ですね。
GM:失敗したので、2d10+40点のHPダメージ、ですね。君は目に見えない衝撃をまともにうけてズタボロになる。 GM:ダイス目は……17。よって57点のHPダメージです。 ヴィント:…… ウィン:ちょ。でかい 切羽:40とか、ぱねぇ ヴィント:(無言でダイスを振る) ヴィント:出目は10。リザレクトでいきなり侵食あがったよ、ちくしょう。
GM:「この程度じゃあ死にはしねえよな。まだリザレクトはできるだろう?」 ウィン:やばいヴィントさんマジやばい、にげてー! GM:「おまえを少しづつ追い詰めて、殺してやる。せいぜい恐怖に怯えていろ」と無表情に言いますよ。 切羽:まぁ、さすがにOPで殺されはしないでしょう GM:そういい残して、彼は立ち去っていきます。瞬間退場ですね。
ウィン:……いきなり使ったー!? 切羽:しかし、PC1は大変な目に遭うんだなー
ヴィント:「……やろう、やるだけやって逃げやがって……はぁ〜、しばらくは厄日が続きそうだぜ」
GM:では、ヴィントがそう言ったところで、ワーディングが解除され、往来は活気を取り戻し、シーンエンドとなります。
GM:さて、続いてのシーンは……。
シーン2 シーンプレイヤー:切羽
GM:あ、ヴィントは当然リーダーにこのことを報告したよね。したという体で進めます。 ヴィント:うん、まあさすがにするよ。 GM:では、ヴィントからの報告を受けた切羽が、自分の仕事部屋でDMからの通信を受け取るところからスタートします。モニターの向こうには相変わらずフードを目深に被ったその姿が。 切羽:「この間は楽しいレクリエーションを用意していただいてどうも」 GM:「いや、礼には及ばんさ」切羽の皮肉を無視しているのか、本気なのか、DMはそう返します。 GM:「最近、調子はどうじゃ、おぬしのセルは?」 切羽:「そうですね。特に問題はありません……あ、些細な問題が一つありますね。報告した方がよろしいですか?」 GM:「ほう、聞こうか?」 切羽:「実は数刻ほど前、ウチのヴィントが謎のオーヴァードによる襲撃を受けました」 切羽:「なので、早急に処置をしたいと考えていた所です」 切羽:「アレが壊れるならそれまでですが、一応、手を出したものにはそれ相応の報復はしておきたいので」
ウィン:当人がいない間に凄い物騒なことをリーダーが言っているぅ 切羽:FHですし
GM:「ふむ、なるほどなるほど……」 GM:「その件だが……お前たちのセルは『手を出すな』」 GM:きっぱりとした口調でDMは言いますね。 切羽:「……それは、何故です? 差し支えなければ理由をお聞かせ願いたいのですが?」 GM:「これはあの二人の問題だからだ」 GM:「それだけだ……良いな、手は出すなよ?」 GM:一方的にそう言って、通信が途切れます。 GM:と、これで何もなければシーンは終了しますが、リーダーとして何かやっておきますか? ウィン:とりあえずDMからそういう旨のことを言われたのは伝えてほしいかな 切羽:「ちっ! 気取られたかなー。あれが死んだ後釜を名目に駆け引きしたかったんだけど、な」 切羽:「まぁ、良いか。ここで消えるなら所詮、それまでの駒だったってことか」 切羽:「……あ、皆に連絡回しとかないとね」 切羽:で、メンバーにDMの意向をメール送信します。一括で GM:はいな。ではシーンを終了しましょう。
GM:次は……たっちゃん、君のシーンだ。
シーン3 シーンプレイヤー:達人
GM:シーン開始前に、君の現在の教官である平坂について少々説明しておきましょう。 達人:お願いします。 GM:平坂仁は30代半ばぐらいの、やせぎすの男で、セル内では他のメンバーのサポートや、レネゲイド関連の研究にあたっています。 GM:セル全体のサポーター、便利要因という感じですかね。 達人:レネゲイド関連の研究か……確かに俺の欲する技術を持っていそうだ
達人は、ジャーム化したかつての教官を救いたいと願っている。しかしまだ、それをPCの誰にも話していない。
GM:彼のコードネームは『マルチタップ』。なんでもそつなくこなせる人です。
ウィン:ホントに色々やれそうなコードネームだ。
GM:では、シーンは回想からスタートしますよ。ほわんほわん。
GM:訓練所で、達人は疲労で倒れこみます。前の教官がジャーム化してすぐのことなので、焦りもあったのでしょう、無理な訓練を重ねた結果です。 GM:そんな君を、平坂が助け起こします。 GM:「これ以上は無理か。侵食率も大分上がっている。そろそろ休め」 達人:「僕は……まだやれます」と言いながらも、全身からプスプス煙が出ています GM:「無理はするなよ。君にジャームになってもらっちゃ困る……君がジャームになったら、それだけ『彼女』を助けるのが遅れると思え」
ウィン:達人の前の教官は女の人のようです GM:君の前の教官は女性だと決まりました。設定を任されたので。 達人:「っ! 分かり、ました……」とうな垂れて言う 達人:もっと強くなりたいと願っているのに、思うように成果が出ない。もどかしい 達人:この時の俺の能力はジャーム:クラスターより低いだろう GM:それは、今は大分強くなったのですね。ともあれ、平坂は気遣うように言葉をかけます。 GM:「ああ、焦る必要は無い。ジャームなんてのはな、力だけしかない。そんなのは強いとは言わないんだ。オーヴァードは人の心を持ったまま、人のまま強くなれる……だから、今日はもう休みなさい」 達人:「はい……ありがとうございました。……教官」 ウィン:……いい人に見える。危険だ>マルチさん
GM:平坂教官の言葉が、前の教官と重なってフラッシュバックし、現在。 GM:今君は、かつての教官が収容された地下施設のブロックに足を踏み入れている。 GM:そこに、平坂も現れます。 GM:「よう、達人。調子はどうだ? 任務は今のところ成功続きらしいが、教官としちゃあ心配でな」と、あえてなのか、普段の軽い調子で話しかけてきますね。 達人:「……まったく問題はありません。ドラグィエもよくやってくれています」
ウィン:あたしの知らないところで相棒があたしを褒めてくれるとか嬉しすぎるんだけどそれを知らないっていうね GM:達人は新手のツンデレなんですよ。多分。 ウィン:そうかなぁ……?(苦笑)
GM:「そうか……ところで、『彼女』を元に戻す方法……見つかったかい?」 達人:「いえ……まったく手がかりすら掴めていません」 達人:と、奥歯を噛み締めるように言う GM:「君の前の教官、『彼女』を助けることができるとしたら――君はなんでもするかい?」複雑な表情で彼は言います。 達人:「当然です。その為ならば俺は――なんでもします」 GM:「そうか……その思いに飲み込まれて、ジャーム化だけはしないようにな」 GM:「まあ、この話はまた今度にしよう。たとえばの話であって、今すぐって話じゃないからな」 ウィン:どうしよう。普通にいい人に見える。どっちにしろ悪い予感しかしない ウィン:本当にいい人だった→何かのきっかけで死んでしまう。相棒のロイスが危ない。つまり相棒が危ない。実は悪い人だった→相棒が危ない。うぐぐ。ダブルクロスはほんとに地獄やでぇ
どうやらウィンのPLの悲劇スイッチが入ってしまったようである。
達人:「……は、了解です」 GM:「……それじゃあ、僕は別の検体に用があるから、そろそろ行くよ」とタバコに火をつけながら奥へと歩いていきます。 GM:で、シーンはこのまま終了していきますが……。 達人:(そうだ……俺はあの人を救うためならなんでもする……!)と内心で呟いたってことで終了したい 達人:教官の所へ向ったかどうかはあえて言及しない
GM:うむ、了解。では、シーンをカットしましょう。
シーン4 シーンプレイヤー:ウィン
GM:ラストはウィンだが、このOPはちょっと控えめです。 切羽:胸がか
違います
GM:達人のOPの翌日ぐらいかな。多分達人も考え込むことが増えたでしょう。平坂さんが思わせぶりなこと言ったからね。 GM:というわけで、どうも、達人の様子がおかしい気がする。話しかけても上の空である。 ウィン:ふむ。ではその実例を ウィン:「あいぼー!ご飯もってきたよー!」 達人:「…………」と腕組んで俯いている ウィン:と、頑張っている相棒のためにせっせと自作したオニギリを包んだモノってことで>差し入れ ウィン:「……? あいぼー? 起きてる?」 達人:あ、登場じゃないからね。例を示しただけだからね! ウィン:うん、例だよね。あくまで! 息の合ったコンビネーションである。 ※ダブルクロス3rdでは、登場するごとに侵食率が上昇し、ジャーム化しやすくなる。つまり、シーンに登場する回数はできるだけ少ないほうが良いのだ。達人は侵食率が上昇しやすいタイプのアタッカーなため、なおのことである。
GM:まあ、良かろう。ミドルで手加減しなければ良いか。
達人:「…………」 GM:しかし返事は無い、とそんなことが何度かってところかなw ウィン:「……あいぼー? あーいーぼー?」 切羽:ただのあいぼうのようだ 達人:眉間に皺を寄せてさらに考える。もっと考える ウィン:(……寝てるのかなぁ……あ、でも起きてる。眉間に皺よってる) ウィン:「……ここに置いとくね。お腹すいたりしたら無理しないでねー」 ウィン:と言って、置いてとてとてと行くのですが、翌日、そこには手をつけられていないオニギリがあってションボリした、みたいな
GM:とまあ、そんなことがあったりして、時を戻して現在。君がそんなことを気にしていると、セルリーダーの切羽さんからメールで連絡が入るわけです。 ウィン:では、ご飯食べてるときに、リーダーからのメールに気付くです GM:うん、それで行動を起こせば終了なんだ。ヒカエメェ。 ウィン:んー、ではもうちょい ウィン:「……DMから……?……ヴィントさんと風……違うちがう、えーっと……なんとか太郎さんが喧嘩してるけど、手を出す、な?」 ウィン:「……え。ヴィントさんが怪我した?」 ウィン:と、メールを読んで。目を見開きます
ウィン:「……ご飯食べてる場合じゃなかった!」と言って、駆け出します
GM:ふむ、理解しました。では、シーンを終了しましょう。
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ミドルフェイズ1 ( No.3 ) |
- 日時: 2014/06/17 00:18
- 名前: ベネディクト
■ミドルフェイズ
GM:シーン5 合流 シーンプレイヤー:切羽 切羽の連絡と招集に応じて、PCたちが集まるシーンを想定。基本的に全員登場となる。
GM:って感じのミドルです。
切羽:場所は、セルのアジトでもあり、切羽が運営する芸能事務所の社長室のがいいかな。分かりやすい GM:うみゅ、わかりました。
GM:まあ、皆さんで情報交換というか、ヴィント襲撃やDMの意向なんかについて話してるといいよ。途中でイベント起こすから。
達人:事務所の表向きの社長は別なのだろうか 切羽:そだねー。私的には切羽は色んな会社を運営したりしてる感じーーーー大株主的であり、スポンサーみたいなのを想定してるが 達人:18歳で芸能事務所運営ってのは怪しすぎるしな
ウィン:えーっと、ではあたしはヴィントさんを探すようにして登場 達人:俺はなんと最初からいたのだ。腕組んで俯いて壁際
ウィン:では、ヴィントさんを探してもいないのでヴィントさんと仲がいい(と私は思っている)リーダーの執務室へ ウィン:パタパタパタ、と走りつつ、直前で走っているのはちょっといけないな、と思って念のためにコンコン、と心持ち強めにノックしつつ「リーダー、今いるー?」 切羽:「どうぞー」 ウィン:「入るよー……っと」と言って、入ります。 切羽:「はぁい、ウィン」と、落ち着いた様子で切羽はウィンに声をかける。 ウィン:「おはよ、リーダー!」 切羽:「遅かったわね。まぁ、やれることも少ないから別に構わないんだけどさ。あなたの相棒はもう来てるわよ」 達人:そう、横を向いたら壁際に俺が居る。
まるで仕事人的なダークヒーローのようである。
ウィン:「ん。ちょっとヴィントさん怪我したって聞いたから、探してたらね……相棒もおはよっ!」 達人:「ああ」とドラグィエにはそっけなく返事をする
ヴィント:「よう、俺をかくまう素晴らしいプランは決まったかな、うん」とか言いつつ俺も入る
ヴィント:「普段なら返り討ちにしてるとこなんだがねぇ……シャクだが、ありゃタイマンじゃ分が悪そうなんだよな」
ウィン:「あ、来た。怪我平気なの、ヴィントさん?」と上目使いで心配そうに言います ヴィント:「心配するなよ、お嬢ちゃん。あー、でも出来ればボディーガードは頼みたいね」 そう二人が話しているところに、切羽の無情な一言が。
切羽:「悪いけど、今回の件に私たちは首を突っ込まないから。死にたくなけりゃ、自分でなんとかなさい」 ヴィント:「え?」 ヴィント:想定外の答えに呆然 ウィン:「あ。えっとね、なんかあのおじいさんから指令が来たみたいなの」 ウィン:と、補足説明的にかくしかかくしか ヴィント:「……おいおい、俺ってそんなに給料泥棒? って、ああ、そういうこと」 達人:話は大体は聞いている。だが俯いたままだ
ヴィント:「……なあ、リーダー」 切羽:「ん、なに?」 ウィン:チラチラと相棒の方を気遣わしげに見ますが、とりあえず事件の当事者であるヴィントさんが話しているし、そっちを見る
ウィンはよほど達人のことが気になるようだ。相棒だからこそなのか、それとも。
達人:今の俺は、ずっと平坂教官の言葉が頭で繰り返されているって感じだ
ヴィント:「普通さ、そういうこと言われても『けど、仲間の命と比べたら上の命令なんて無視。手を出してはいけないけれど……個人的に音無を始末しても構わないんだろ?』とかカッコいいこと言って決めてくれるとこだよね」 切羽:「だが断る」 ヴィント:「……なのに、どうして即答なの? 俺に死ねっていってるの?」 切羽:「まぁ、冗談はさておいて」
冗談になっていない気がするが、FHという組織はこんな一面もある。仲間を切り捨てることも無いとは言えない。目的がカチ合えば、別のセル(FH中の組織の1単位、支部のようなもの)同士で抗争が起きることも良くあるのだ。
ヴィント:「結局、アンサーは変わらないと」 達人:「……どうした、ドラグィエ」とこれもまたいつも通りの返し方 ウィン:「……リーダーもなんだかんだいってヴィントさんのこと、心配なんだよ」と、こっそりヴィントさんにだけ耳打ち 切羽:「コラそこ! 勝手な事を言わない!」
GM:リーダー、照れているのか本気なのか。(笑) 切羽:ノーコメンツ。
切羽:「一つだけ、あたしたちが手を出さずに力を貸せるかもしれない方法がなくもないわ」 ウィン:「手じゃなくて風を出すとか?」と言ってみる。 切羽:「違うわよ。とんちをやってるんじゃないんだから」 切羽:「向こうからあたしたちに攻撃させるの、んで、あたしたちは正当防衛で応戦するの」 ヴィント:「まあ、此処へ引きこもってればくるでしょ、何時か」
GM:あ、良いタイミングだ。ではそこで甲高い轟音が巻き起こります。セルの内部で起こった音のようですね。
ヴィント:「……あー、どうもビンゴ。いや、ジャックポット(大当たり)らしいぜ」 切羽:「ちょっ!? 嘘でしょ!? こんな、早っ!?」
GM:音の発生源に向かえばシーンは一度切れます。 ウィン:「……えーっと、なんとか太郎だっけ。その人の攻撃?」とヴィントさんに聞きつつ ヴィント:「音無涼太郎だったかな? まあ、違いないだろうな……」
※音無涼太である。太郎ではない。太郎ではない。
ウィン:相棒、リーダー、ヴィントさんを護るように風のフィールドを演出で展開しておきます。心なしか相棒の方に傾いて、ヴィントさんが一番狙われているようなんで、カバーリングの準備はしつつ 切羽:「まー。いーか。向こうから来てくれたみたいだし、行くわよ皆」 達人:「……迎撃する。それでいいな、セルリーダー?」 ウィン:「ん、りょーかい!」と元気よく言います 切羽:「おっけー。ただ、先手はくれてやりなさい。じゃないと、正当防衛にならないから」 GM:ある意味、もう先手はとってますがね。(笑)
達人:「了解だ。ドラグィエ、防御は任せる」 ヴィント:「ちゃちゃっと退治して俺の自由を取り戻さないとね……行くぜ、相棒」呪われし銃をホルスターから抜いて ウィン:「あいあいさっ!」と相棒に頼られただけであたしはうれしいちょう嬉しい。尻尾あったら振るわ GM:とまあ、皆さんが音の発生源、一階へと向かったというところで一度シーンを切らせてもらいますよ。
シーン6 襲撃 シーンプレイヤー:ヴィント
GM:ただし全員登場。
ウィン:あ、そういえばあのまま駆け出しちゃったけど……ヴィントさん怪我しているし、癒しの歌をするタイミングとかある?
GM:登場の侵食率アップのあとだしなー。とかいいつつPCフレンドリーに許しちゃう私GM>癒しの歌 GM:ただし、1回だけなー。 ウィン:わーい ウィン:まぁ、私はヴィントさんの傷が思ったより深そうだと気付いて、歌うのも変なので ウィン:変則的だけど、応急処置したってことでいいですか、GM? 前回、相棒にやったような演出で>癒しの GM:許可る。
※許可る=許可する の短縮形。チャットではこういう短縮形を用いるのがプチ便利。
ウィン:「ヴィントさん、怪我、大丈夫?」 ウィン:って言いつつ、絆創膏をせっせとぺたぺたぺた
GM:そんなことがさっきのシーンであったらしい>絆創膏 GM:んじゃあ、改めてシーンを続けるでよ。
GM:レガリアのアジト、何人かが倒れている入り口付近で、二人の男が対峙していた。片方はヴィントに襲撃をかけた男、音無涼太。
GM:そしてもう片方は、達人の現在の教官、平坂仁。彼らはなにやら問答を交わしているようで、遠くからでもなんとなく、会話内容が聞こえてきます。 ウィン:聞き耳立てています
はしたない子である。
GM:「貴様……なぜ貴様がここにいる!?」と、涼太は驚いているようですね。 切羽:様子を伺っている 達人:(……!)と教官の姿を確認する GM:「当たり前だろう。――――に、手を出されるわけにはいかないからね」と平坂が応じる。 ヴィント:ハヌマーンパワーで聞き耳。イージーはないがな! GM:んじゃあ、そんなことをやってる間に涼太が君たちに気づくね。 ウィン:あ。肝心なところを聞きそびれちゃった感じが
GM:「っ! 来たか、ヴィント……だが、この場では……」と歯噛みしながら彼は君たちと平坂を交互に見やる。 ウィン:あ、平坂さんの声の調子とか、わかりません? ウィン:小馬鹿にしたような感じ、とか GM:んー、なんかそんな感じに近いが、彼は君たちの前でも大体は飄々としているので、普段どおりとも言えます。
達人:教官の言ったことが気になる。伏せてあるってことはこっちには聞き取れなかったってことだろうが GM:ですねー、ちょっと声が小さかったのか、聞き取れなかったようです。 ウィン:ふむり 達人:じゃあ、(なんだ……なんのことを話しているんだ……!?)と動揺する。 GM:まあ、それらしいイージーがあるんなら聞かせてあげても良い程度の内容ですが。ないよねw ウィン:ううー。蝙蝠の耳生やしたいなあ……。 ウィン:ああ、でももう言った後だし、イージーフェイカーで補聴器作ればよかった……
GM:達人は気になるでしょうが、今はよく分からないでしょうね。
ウィン:んー……(なにやら考え込むような間)平坂さんとか、色々と裏がありそうだけど、怪しきは疑うべからずだい。胸の奥。 達人:教官の戦闘能力はどれほどのものなんだろうか。音無は警戒している様だが…… ウィン:あの様子だと、相当高いよね。あいぼーは見たことがあるん?>平坂さんのいいとこちょっとみてみたいー GM:さーねー。もうちょい進めばなんとなくはわかるようになってるよー>戦闘力 達人:GMがそういうのだから、俺は教官が戦闘しているところを見たことがないんだろう、たぶん GM:あ、そうですね……達人が訓練とかの中で知る限りでは、君が死に掛けながらこなして行ったメニューぐらいは、手本として楽々突破して見せてくれたね。けど、戦闘しているところは、達人にはわかりませんね、やっぱり。 達人:なんとなく能力は掴んでいるけど、どれほどの力を持っているかどうかは分からないってことね。了解 GM:まあ、かなりのものだと思っていてかまわないよ。
ウィン:んー。各能力値が平均で10ぐらいいってそうだ……>平坂さん 達人:『教官』は本当に強かったというPLの脳内設定 ウィン:ん……達人の前の教官さんは、ほんとに強かったんだろうね。平坂さんが代わりに来たってことだし…… 達人:常時2回行動とか他にも(ry ウィン:あいぼー、それは、もしかしなくともエネミーだよね GM:地下でむきむきとエネミーエフェクトを生やしてるんですね、わかりますのだ。 達人:きっと、マスターエージェントを名乗れるくらいの実力はあったんだよ ウィン:あいぼーがどんどん自分を追いつめている気がする不思議
そういう人がPLだから仕方ない。
切羽:「平坂。ソレが、この騒ぎの元凶?」と話しかけておこうかな。 GM:お、話しかけますか。では平坂が応じます。 GM:「おうさ、リーダー。遅かったじゃないの。何人かやられたから、治療室に送っといたよ」 GM:「死人は出ちゃいないから、ま、安心していいよ」 切羽:「ご苦労様。いつも助かるわ」 GM:切羽と平坂がそんな会話をしていると、涼太の背後から黒いドアのようなひずみが出現します。
GM:そこからフード姿のDMが現れ、ドアが消えますよっと。 ウィン:……バロール……か、ウロボロス? 切羽:「成る程、ね」 ヴィント:「あれだよねー、爺さん……俺の事そんなに嫌い?」 達人:「お前は……!」 GM:「ふん、居たのか仁。まさか堂々とこのセルにいたとはな……」 GM:DMは君たちのことを無視して、平坂を注視しているようですね。フードの下で目は見えませんが。 GM:平坂は、それには答えず肩をすくめるだけです。 ウィン:「(……名前で呼んでいる……?)」と興味を持ちつつ、ヴィントさんとあいぼーの近くに相変わらず待機
ウィン:あ、GM。ちょっとイージーフェイカー(万能器具)でボイスレコーダー作って、DMの声を改めて録音とかしてみてもいい? 直接この場で話すのは初めてだし GM:んー、結構複雑な機械だよなー。RCで10以上出してもらおうか。話して逃げ去るまでのわずかな時間で作れたかどうか。 ウィン:ん…… 8で失敗。あーうー GM:残念、作製に手間取っている間に動きがあるよ。
GM:「涼太、この場は引け。奴までいるのでは、厄介な事になる」 GM:涼太「……くっ、わかりました……おい、ヴィント! 忘れるなよ、俺が、おまえを狙っていることをな!」 GM:と言い捨てて、DMの瞬間退場Uで退場していきます。 GM:演出的には黒いドアをまた作り出して、そこから去っていきますね。
達人:「……ちっ、逃げたか」 切羽:「だってさ、あんたも大変ね」と、涼太の言葉を受けて、他人事みたいにヴィントに声をかける ヴィント:「……狙われるなら女の子がいいんだけどね」 GM:「やれやれ、気楽に言ってる場合じゃあないぜ、ヴィント君?」と平坂が気楽な調子で口を開く。 ヴィント:「……まあ、確かにねぇ……これじゃ、外も気軽に歩けない」 達人:(……教官とダンジョンマスターは面識があったというのか)とか、しばらく考え事しています。
GM:「彼らは、このセルの場所を知っている……これからどうなるか、大体想像はつくだろ?」 ウィン:「……ヴィントさんがこのセルにいるなら、あの人はここを襲ってくる……ってことで、いいのかな、せんせー?」と手を挙げて平坂さんに確認を取ってみる GM:「そうだよ、そーいうこと。ウィンちゃんは賢いなあ。百点をあげちゃおう」はっはっは、と頭なでながら言うよ。 ヴィント:「……よーするに、だ」 ウィン:「ほわー」となでなでされながら ヴィント:「適当に返り討ちするのにふさわしい場所に引きこもってやられる前にやれと」 GM:「そういうことになるな」 達人:「教官、音無とフードの男……ダンジョンマスターは共通の目的を持って行動しているのでしょうか」と、セルメンバー相手にはまず使用しない敬語で話しかける GM:ん、じゃあ話をいったん切って、達人の方に反応しよう。 GM:「ん、そうだな。僕の見立てじゃあまたちょっと違うんだが……」と、言いかけたところで口を止める。 ウィン:「?」撫でられる方も止まると思うし、怪訝そうに見上げます>平坂さん
GM:「いや、あいつらに関して、僕が今語るべきことはないね。あろうはずもない」これは少々冷たい雰囲気になって言う。微笑だが、空気が凍った、という状態ですね。 ウィン:「……」 達人:「……分かりました」 GM:「ははっ、ま、良いんだよ。ようは襲ってくるんだから、ぶちのめせば。それだけさ」妙に上手いウィンクなどしつつ、一転おどけた調子になる平坂。 達人:(なにか知っているのか……教官は) ウィン:「そーですね。あいぼーもヴィントさんもあたしが護るよ!」と意気込む GM:「相手がマスターエージェントだからって、びびる必要はないんだぜ? FHは、力あるものの欲望を最大限尊重する組織だ、気楽にいこうぜ」
ヴィント:「となると……何処で待ち伏せるかね」 ウィン:「んー。やっぱりこのセルの内部、だけど……今日みたいに怪我人出すの、嫌だよね」とヴィントさんに GM:ふむ、そういう話になってくると、集まってきたセルメンバーたちが口々にこんなことを言います。 ウィン:あ。そういえば結構いるんだっけ>モブ
モブとはひどい。トループと言ってくださいトループと…………あれ?
GM:A「ウィンさん、そんなナメたこと言わないで下さいよ!」B「そうだ、俺たちだって、オーヴァードだぜ!?」 達人:「音無が狙っているのはヴィントだ。他のセルメンバーは退避させるのが良いのではないか?」 GM:C「俺、ウィンさんの写メとったぜ!」D「組織の力は数の力だろ? 俺たちがいなくてどうしようってんですか?」 ウィン:Cィ……(笑) ウィン:「え。でも……あ、Aさん怪我してる。ちょっとじっとしてて」 切羽:「そうね。それが得策かもしれないわ」 GM:「おっと、そいつはちょっと彼らの言うとおり、彼らを舐めすぎだ。僕たちはセルの一員だ。セルのセキュリティも、その効果的な動かし方も良く知ってるんだぜ?」と、平坂が苦言を呈しますよ。 GM:具体的に言いましょう。このセルの防衛能力を生かさずに音無と戦いたいならどうぞ、と言ったところです。 ウィン:「う……ごめんなさい」と素直に謝る>平坂せんせー 達人:そうか、こいつらを盾にして音無に接近戦を挑むというわけだな ウィン:あいぼー……(笑)
ひどいPL発言である。
切羽:「まぁ良いわ。残りたい奴は残りなさい。腕に自信がない奴は後で社長室に来なさい。出張の任務を見繕ってあげるから」 ウィン:おぉー、リーダー格好いい。 GM:まあ、防衛とか、しなくてもいいよ? GM:私はPCの望みを最大限尊重するからね。そのぐらいの展開はできる。 GM:ただ、方針を決めるのは情報収集してからでも遅くないんじゃないかなー? と言いたいだけでね? GM:まあ、いいんですよ。これから出る情報でも方針を変えないとおっしゃるならば、セルメンバーたちは皆さんの気遣いに感謝しつつ裏社会の闇にしばらく隠れますから。 達人:「俺たちは奴に直接戦闘を挑む。お前たちは防衛に努めてくれ」とモブセルメンバーに言う 切羽:「平坂ー。取り敢えず負傷者の治療費と欠損した建物の修繕費用の見積もり作って、出来たら社長室に持ってきてくれるかしら?」とだけ言って社長室に戻ろう。 GM:平坂は「はいよー」とだけ答えてささっとお仕事を始める。 GM:というところで、シーンを切りますよっと。
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ミドルフェイズ2 ( No.4 ) |
- 日時: 2014/06/17 00:19
- 名前: ベネディクト
GM:んでは、次のシーンからは情報収集ですね。情報項目は以下のようになっています。
音無涼太について 情報:FHで判定。
GM:最初はこれだけだ。情報を得るたびに新しいのがちょっとづつ出てくるから頑張ってね。 切羽:誰から行く? あたしからでも良いけど ウィン:えーっと、じゃああたし、FH系列はちょっと強くなったし、達成値にもよるけど ウィン:あたしからでいいかな? 切羽:どうぞー。 ウィン:あたしはコネ:FH幹部取って、情報のFHを2にして、サポートスタッフも取得したから結構いけるよー ウィン:ってことで、難易度聞けますです?>GM GM:1桁ではない、とだけ。 ウィン:ふむ……うーん。財産点はないけど ウィン:まぁ、最初だし……10とか12……かな、と踏んで ウィン:えーっと、幹部のコネ使いますね GM:2桁でもないとだけ。 切羽:!? ウィン:え。え?>3ケタ? ウィン:ま、待って?GM?なにそれこわい ウィン:えーっと。調べてもわからないことがわかるってこと?
GM:冗談です。
ウィン:はふ……お、おどろかせやってー ウィン:うー。頑張れ、あたしのダイス…… ウィン:(コロコロ……)8は、サポートスタッフも使って10で。 GM:んー、届かない。 切羽:ありゃ ウィン:んじゃ、トボトボと医務室辺りで応急手当キットでも用意しておこうってことで、今調達してもOK? GM:ん、いいよー。
達人:俺も情報:FH2で要人への貸しがあるけど、20行くかどうか微妙だな ウィン:8だからほぼ期待値か……でも事故るとアレだし。サポートは温存しておこう……出目4は 6……あうあう 切羽:ほんと、ダイス運が弱いねぇ
GM:んじゃ、次は誰が情報収集やるねー。 切羽:あたし行ってみる? 侵食値は然したる問題にならないし ウィン:リーダーけっこー情報能力高いし、お願いしたいー 達人:次からの成長は、主要な情報技能は伸ばしておいた方がいいな、これは
切羽:んじゃ、FH幹部のコネつかって情報収集チームをとりあえず使って、達成値を見てサポートの有無は決めよう 切羽:なら、情報収集チームを使って判定しようかな。これなら固定値7。ダイスは2つだけど。 ウィン:ほにゃり 切羽:まぁ、失敗したらごめんで情報収集チームで殴り込んでみようかな 切羽:(コロコロ……)あ、クリティカルした。達成値は合計20ですね。 ウィン:おぉー! りーだーかっくいー!! GM:うん、わかりますね。とはいえ、12の情報ひとつしかないんですが。 ウィン:底が高い!?>12だけ
GM:音無し涼太について 難易度12の情報:『音速界計画』の被験者03号。ハヌマーンの音波操作能力に特化して改造を施された。また、現在はDMの計画を手助けしているらしい。ヴィントへの襲撃も、その一環と思われる。そして、彼は改造手術の影響で、わずかにではあるが、レネゲイドに蝕まれ始めているらしい。
GM:以降、『音速界計画』について情報収集が可能になります。
達人:もうひとつ隠された情報があるんだろうが……さすがに20以上は厳しいな ウィン:これは音速界計画を調べるとちょっとボーナスが乗る的なギミックだとみた! GM:ああうん、そうだねー。隠された情報はあるけど、最高難易度45ぐらいかな。開けなくても問題ない。 GM:『音速界計画』については 情報:FHまたは裏社会で判定です。
切羽:「成る程ね。まだ、何かありそうではあるけどーーーま、取り敢えずは襲撃者の情報を得られただけ良しとしますか」 ウィン:共有は迅速にってことで ウィン:トボトボしながらリーダーのとこに行って、何かわかった、りーだー?って聞きに行きます 切羽:「いいタイミングね、ウィン。今、丁度メールしようとしてたとこ」 切羽:で、かくかくしかじかと音無の情報を伝えます。 ウィン:「さっすがー!」とぺかーと笑顔になりつつふむほむと聞きます ウィン:「音速界計画……かぁ」 達人:45の情報か……音無の正体についてとかかな……まぁ、後々分かる情報だろう ウィン:ヴィントさんとの関係っぽいよね>45 達人:教官から聞かされたりはしていないよね>音速界計画 GM:うん、されてないねー。皆初耳です。 GM:さて、まだまだ情報はありますよー。 達人:「音速界計画……初耳だな、それは」 達人:では、俺が音速界計画について調べてみよう。情報:FHで要人への貸しも使う ウィン:「あ。あいぼー!」と元気ない時にあいぼーの顔を見てパアァァッ、と嬉しそうな顔に 達人:侵食率は55に。ダイスボーナスは得られないか…… 達人:(コロコロ……)ん、9か。微妙な数値だ。 GM:んー、達成値を二桁にしてから出直すように。って言われましたね。 達人:じゃあ俺は生かしておいた某国の要人に連絡するも、芳しくなかったという感じだな GM:生かしておいた、と来ましたか。FHらしいですね。 ヴィント:音速計画とやらを要人への貸しを使って、FHで判定。 ヴィント:……4d振って、出目が4とか。達成値5。 GM:達成値を二桁にしてから出直してください。 達人:君が連絡した要人は空想上の存在に過ぎないのではないでしょうか ヴィント:なにそれ怖い
ヴィント:まあ、しゃあない……って、登場判定わすれてたw ヴィント:(コロコロ……)10。おいwww 切羽:…… ウィン:こんな(ry GM:さっすがー。いやー、主役だけに張り切ってるねえ?
GM:ふむ、全員一周したね。ではシーンを切り替えますよっと。 GM:情報収集はまだ終わっていないので、二週目どうぞー。 ウィン:じゃあ、先にあたしが音速界計画でいいかな ウィン:FHじゃない情報が出ると、やりにくいし 切羽:どうぞー。 ウィン:うー……コネ:FHだけ使うと言っておきます。登場……あ、ちょうどいい! 侵食率61になったー ウィン:FH幹部を使えば4dだー! ウィン:いっきまーす ウィン:クリティカルして、達成値 13! 切羽:おぉ ウィン:お。やった。10超えたー! わーい。ほめてほめてー GM:ほめてやろう。ジャストで二つとも情報が出てしまう。 ウィン:わぁい! 達人:「よくやった、ドラグィエ」と頭にポンと手を乗せる ウィン:褒められて凄くうれしいや。わーい!
GM:では、音速界計画についての情報です。
難易度11の情報:ハヌマーンの速度強化と、音波操作能力を施術によって強化し、戦闘能力を高めようという試みを実行に移した計画。 難易度13の情報:被験者リストには、01号ヴィント、03号音無涼太などの名前がある。
ウィン:「……ええっと、ハヌマーン、の……」 ウィン:「……え?」って感じで、13の情報に気付いてピタリと手を止める 達人:「……どうした」とドラグィエの様子を見て言う ウィン:「……え、えっと」 ウィン:と、ヴィントさんは近くにいるかな。本人がいない間にこういう話したくない ウィン:っていうかそういえばシーン変わっていたのか。でも必然的に全員登場?>このシーン GM:それはまかせるよー。 ヴィント:まあ、出てももいいなら出よう GM:まあ、どうせまだ情報収集は続くし、出てもいいよ。 ウィン:しかし、これで敵のDロイスが一つわかったね。十中八九、音界の王だ 達人:音界の王か……不遇Dロイスはやはりエネミーに持たせるに限るな
達人:とりあえず、俺は出ておこう。会話しちゃったし、侵食率を60にまで上げておきたいしな……10だ。ブッ GM:まあ、出ておくことをオススメしましょう。特にヴィントは。 ヴィント:でよう 切羽:まぁ、流れ的に場所は社長室っぽいし、でとかにゃまずいよなー
ウィン:では、ヴィントさんがいないのに勝手にヴィントさんのこと言ってもいいのか、迷っているところにヴィントさんが来た、みたいな?
ヴィント:それでいこう。「よう、何か分かったかい?」と声をかけながら入っていく。 ウィン:「あっ」と本人登場にビクリ、と身体を跳ねらせるあたし。別に悪い事してないけど、こういう時ってこうなるよね 達人:じゃあ、俺はすでに情報を見た後という体(てい)で振舞おう 達人:「……どうするんだ、ドラグィエ」 ウィン:「……」 ヴィント:「あー、どうしたの?」 ウィン:「ヴィントさんのことだし……」と少し迷ってからフルフルと首を横に振って、ヴィントさんに情報を ウィン:「ヴィントさん……自分の過去とか……覚えてる?」 達人:俺はヴィントをじっと見ている。境遇が似ているんでな
GM:ああ、それについてはGMが教えてあげましょう。 GM:ヴィントが昔のことを思い出そうとすると、一部の記憶にもやがかかる程度のことです。大丈夫、正常だよ! GM:ていうか、思い出すべき過去なんか無いし? みたいな? ウィン:そんなファミ通の攻略本だよ!みたいな言い方しなくてもいいじゃないですか。やだー!>大丈夫! 達人:なんだ、俺か>一部の記憶にもや
なんだ、おまえもだったのか。
ヴィント:「うーん……まあ、うろ覚え? かな」 ウィン:「そ、そうなんだ……」 ウィン:「……じゃあ、音速界計画のこととか、『覚えている』?」 ヴィント:「……なんなんだ、それは?」 ヴィント:少し額に手を当てて、応える ウィン:「……え、っと。これ」 ウィン:と言って、携帯端末を差し出します
ヴィント:「……01号ね……ふーん、道理で記憶がぼけてる訳だ」 ヴィント:「…………つまり、アイツとはそん時に何かあって追われている訳、か」 切羽:「成る程ね。今回のはさながら、どちらの兵器がより優秀かを決めるものかっていうテストってことか」 ヴィント:「言ってくれるね……けど、この計画もう続いてないんじゃないの? 現に俺とかブラブラ遊びまわってるし、データの提供とかしてないぜ」 切羽:「さぁね――あたしはあたしの観点から見たものを口にしただけ」 達人:「兵器、か。確かにそういう見方もある」 切羽:「何にせよ、あたしが必要としているのは強い力と意志を持つ逸材だけ」 切羽:「これからも今を続けたいなら、勝って価値を証明して見せて頂戴。これは、あなたの山場よ。ヴィント」 ヴィント:「……俺はただ自由に生きられればいいんだけどね……まっ、しゃあないか」 ヴィント:「勝って見せるさ、俺もまだ死にたくない」 切羽:「ん、今はそれでいいわ。せいぜい気張りなさい」
ウィン:「……ヴィントさん、ほんとにあの涼太って人のこと、覚えてない?」 ヴィント:「……まあ、ね」 ウィン:「……そっか。じゃ、何か思い出したら、お願いね!」
この後、PCたちは応急手当キットなどを調達して、ヴィントのHPを回復させた。 GM:調達が終わったところで、情報収集のシーンを打ち切ります。 GM:で今のシーンのあと、ちょっとヴィントには自分の部屋にでもいてもらって良いかね? 休憩中ってところで。 ヴィント:お、了解。
GM:では、続いてのシーンに入ります。
シーン7 DMの話 シーンプレイヤー:ヴィント となります。
GM:では、ヴィントが部屋で一息ついていると、いつの間にか部屋にはフードを目深に被った人物がいますよ。 GM:「涼太について、知ったようだな?」その表情は、フードに隠れてうかがい知ることはできない。 ヴィント:「……なんだよ、爺さん。俺にようかい?」 GM:「……話しておくことがある」 ヴィント:「ふーん、じゃあ聞こうかな」 GM:「強化施術後、お主と良太はしばらく、共に過ごした。実験施設の中ではあるがな……実験者たちが、意図してロイスを作り出そうとしたのだろう。実験体にジャーム化されては困るということじゃ」 ヴィント:「…………」 達人:実験体だったのか……俺も、もしかしたら覚えてないだけで、ヴィントの事を知ってたのかもな。
GM:「だが、涼太が覚えていても、おぬしはそれを忘れてしまっている。原因は、今は言わずにおくがな……」 ヴィント:「昔何かがあってアイツは俺を恨んでいるってのは……まあ、想像はついてるよ」 ヴィント:「で、アンタは何しに来たんだ? それだけいっておわりかい?」 そう訊くヴィントに、しかしDMが返したのは意外な言葉だった。
GM:「いや、あやつがおぬしを狙うのは、『憎しみからではない』」
ヴィント:「どういうことだよ……?」 GM:「あやつは、おぬしのことを誰よりも想っておる。じゃからこそ――いや、言っても仕方が無いな……無理な話かもしれんが、それだけ、忘れんでやって欲しい」 ヴィント:「……分かったよ」 達人:兄弟みたいな関係だったのかもな。俺も似たようなものだし……そう考えるとなんだかヴィントに親近感が湧いてきた気がする ウィン:だーくほーす……!?
さすがにウィンも、PC内部に奪・達人のライバルがいるとは思っていなかったらしい。
GM:「あやつから、逃げることだけは、せんでやってくれよ……? では、おぬしが生き残ることを、祈っておく」 GM:そう言い残して、黒いドアから退場していきます。
ヴィント:「……たっく、めんどうごとは……嫌い、なんだがな」と言ってベッドに横たわる。 GM:と、ヴィントがぼやいたところでシーンを終わりましょう。 ウィン:っていうか、えーっと……DM的には、この戦いでヴィントさんが強いショックを受けることを望んでいるのかな? GM:さあ、どうなのでしょうね?
達人:そういえば、結局前回のドラゴンの正体は何だったんだろうか GM:ドラゴンの正体か……そいつは、エンディングで明らかになるかも分からんね?
GM:次のシーンは……おう、まだ肝心の情報収集がひとつ残っていたじゃあないか。 GM:トリガーによって解禁される情報収集項目。 GM:音無の襲撃について 情報:FHで判定。
切羽:んじゃ、情報収集チームつかって判定しておこう 切羽:ただ、出目が良いから、この辺で落ちそうだなぁ 切羽:……5+7で12、ほらね GM:12とかまたしてもジャストじゃないですか……。
GM:音無の襲撃について 情報:FHで判定。
難易度10の情報:集団を率いて襲ってくる予兆がある。 難易度12の情報:古い細菌のサンプルを、DMのセルが大量購入したらしい。
ウィン:ちょ、ちょっと嫌な予感がしてきた>細菌 達人:大量購入とのことだが、具体的な数やその用途については分からないってことかな ウィン:やばい。なんだろう。寒気がしてきた。こわい。このセッション怖い GM:うん、次のシーンでわか……コホン、なんでもないです。 ウィン:あ。死ぬ。死んじゃう>次で実践 GM:なんのことやらさっぱりですぅ。
達人:というか、DM手出しするなって言ってたのに、集団で襲撃とかヴィントフルボッコの可能性もあるんじゃないか? ウィン:いや、もうセルに手出しされたし、OKっちゃOKじゃない? GM:さあて? ウィン:うー!や、やりにくい。 GM:いやまあ、みなさんはDMの言葉の真意も、目的もまだ知らないわけですしねえ。もうちょっと踊っていただかないと。
GM:さあて、全部の情報が開示されちゃった感が漂っているので、ミドルの山場にいくよー。
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ミドルフェイズ3 ( No.5 ) |
- 日時: 2014/06/17 00:20
- 名前: ベネディクト
- GM:ではミドルの山場、概要からいくよー。
シーン8 集団襲撃 シーンプレイヤー:切羽
切羽:あ、あたしか ウィン:ああよくわかった ウィン:GMはあたしを殺す気なんだー!
GM:状況説明に入ります。 GM:まず、当然ながら全員登場。前のシーンの翌日。セルのアジトに、大量のRBが襲撃を仕掛けてきた。というところからシーンがスタートします。 ウィン:RB……だ……と? 切羽:「団体さんのごとーちゃく、ってね」 ウィン:「……なんかやーな予感……」 達人:「数が多いな。さて、他のセルメンバーで対抗できるか……」 達人:たぶん、モブメンバーはここで活かすべきなんだろうな 切羽:「信頼はしているけど、主格はあたしたちが狩らなきゃ辛いでしょうね。それ以外ならさしたる問題はないと思うわ」 GM:まあねー。防衛戦を行ってもらうことになります。 ウィン:「……できるだけ、皆も護るよ!」と言って、風の力を演出で展開〜
GM:で、襲撃がきたところからシーンが始まったわけですが、外に出ようとすると、皆さんは途中で平坂さんと合流します。 ウィン:やぁ、奇遇ですね平坂さん。……うん GM:「相当な数が来てるぞ! 最も戦力が集中してるのは正面入り口周りで、建物の左右裏口まで完全に囲まれてる……」 ウィン:おぉ、緊張しているバージョンの平坂せんせーだ。かこいい ウィン:「そんなにいっぱい……」と、あたしも緊張しておこう GM:「戦力を分けて各敵を撃破していくべきだと思う。このセルは防衛能力もある、なんとかこっちよりも数を減らせばあとはどうにでもなる」 切羽:「そう、じゃあ各班を裏口に回しておいて」 GM:「すでに準備はしてあるよ」 切羽:「そ、助かるわ」
GM:というわけで、このミドル戦闘のギミックを説明します。 GM:セルにはPCたちの他に、戦闘員と平坂という戦力がいます。戦闘員たちは戦力1のものが3部隊。平坂の戦力は3です。 GM:そして、正面入り口の敵は戦力4。左右はそれぞれ2。裏口は3という戦力をそれぞれ有しています。 GM:ラウンド開始時に、これら戦力を好きな戦場に配分してもらいます。戦力で上回られている場所では、クリンナップごとに1戦力につき1d10プラス5点のダメージをアジトに受けます。 拮抗していれば変化なし。こちらが上回っていればクリンナップごとに1戦力低下していく。 ただし、こちらの戦力は基本的に低下しない(防衛戦のため)
ウィン:上回っていれば、かぁ 切羽:ふむ ウィン:あたし達自身は、どういう扱い?
GM:そして、PCたちは好きな戦場に出て、戦闘を行える。目の前の敵を倒すと、戦闘を継続してその場の他の敵を倒すか、撤退して他の戦場へ向かうかを選べる。また、その際他の戦力に指示を飛ばして、戦場を移動させることもできる。また、ラウンドごとにシーンは変わるので、登場しなければならない。
ウィン:にゃー!?>ラウンド毎に GM:PCたちが戦闘に参加して勝つと、敵戦力は1低下する。なお、PCたちが出た戦場での敵の数や出てくるエネミーの種類は、その戦場での彼我の戦力差で決まる。大きいほど多く出てきます。 切羽:成る程
GM:そして……勝利条件と敗北条件を示しておきます。
勝利条件:敵戦力が全ての戦場でこちらを下回る。敗北条件:アジトのHP35点を0にされた時。
ウィン:35か……1戦力ってことは、例えば4に対して3だったら……1d10+5が三発ってこと? GM:そうなりますね。 達人:敗北したらどうなる? GM:敗北条件を満たした場合……ゲームオーバーではありませんが、クライマックス戦闘が不利になります。 切羽:うい、だいたい分かった
ウィン:あ、もうちょい質問。こっちの味方と同じ戦場に出させて、援護してもらうことは? GM:PCが戦うのは、その戦場の『戦力差』分のエネミーです。 ウィン:ほむ。つまり確実に勝てるようになる、と ウィン:あとは、1ラウンド内であちらを全滅させられなければ、こっちが勝ったことにはならず、リセット? GM:ああ、大体敵一体を倒せば戦力は1減ります。ただし、全滅させないと0にはなりません。確実に1は残ります。 ウィン:なーるほど 切羽:正面に達人とヴィントの範囲攻撃陣で出向いてもらって、左右と裏は確実に減らせる。もしくは防衛できる布陣が楽かな? ウィン:あ、そうか。もう1つ。私達って分けて行動できる?>PC GM:まあ、戦力配分は自由です>分けて GM:むしろ分けないと辛いんじゃあないかな……。
達人:そういえば、このシーンでDMのセルが大量購入した古い細菌の用途が判明するんだったな。戦闘に影響あるものでなければいいが
GM:ん、あ……それと、戦力0でも一応敵は出ますが、そこのエネミーはかなり殲滅が楽な敵です。 PC一同:了解ー。
この後、二十分ほどの相談があり――。
ウィン:じゃあ、GM
ウィン:正面は4vs4 平坂・戦闘員A 右は2vs2 戦闘員B・C ウィン:左を切羽&ヴィント 2vsPC 裏口をウィン&達人 3vsPC
ウィン:ってことでいこーかと。なんで、左、裏口でPCの戦闘がそれぞれ、戦力差2、戦力差3で起きます。たぶん GM:ふむ、合ってますね。じゃあ戦力差2のところから処理していきましょう。
切羽:「ふふ。さぁて、総員! 死ぬ気で戦い、そして、勝ってきなさい!」 ウィン:「よーっし、守りは任せてね、あいぼー!」 達人:「ああ……守りは任せる」 達人:で、ここでドラグィエにロイスを結んでおこう。Nは前回と同じで:隔意。Pは前回のことを踏まえて、誠意とする。Pが表だ 切羽:「ヴィント! あたしたちも行くわよ」 ヴィント:「ああ、何がアイツを駆り立てるのかは思い出せないが……やんなきゃなんないよな」 ヴィント:と、覚悟を決めて、続こう
GM:では、まずはヴィントと切羽の戦場ですね。 切羽&ヴィント:登場したー。
GM:では、君たちの方に向かってきた敵戦力は空を飛んでいる影のような黒いものが一体。そして巨大化した細菌のようなグロテスクなモノが二体です。 GM:すべてばらばらのエンゲージに存在していますね。 ウィン:こわー!? 切羽:ふむ ウィン:戦力2でこれかあ……ちょっと……マズいかも? GM:まあ、敵はたったの3体です。 ヴィント:……まあいい、ケリをつけようか。早めに GM:行動値が……細菌が10、影が……17ですね。 GM:セットアップから参りましょう。
達人:何だ3体か。ヴィントが経験点前借してスターダストレイン取得+スピードスターで全滅できるな!
経験点の前借は認めておりません。
GM:では、セットアップ、こちらは影が影の武具:光の銃で黒い銃を作ります。 ヴィント:スピードスターを。
GM:では、行動値順に行こう。影からだー。 GM:マイナーでオリジン:ヒューマン。メジャーでマルチウェポン+原初の赤:吼えたける爪+コンセントレイト:ウロボロスで優しすぎる単体攻撃をヴィントに。理由は早そうだからだ。 ヴィント:きなさい GM:達成値は…… 24ですね。 ヴィント:ドッジ失敗。
GM:ダメージは21点装甲値無視。 ヴィント:回復してたおかげでなんとか耐える。 GM:んじゃ、行動終了です。次はヴィントさんどうぞ ヴィント:まあ、細菌もといキノコを ヴィント:コンセント+小さな塵で攻撃。 ヴィント:……達成値30。 GM:ドッジは失敗。 ヴィント:ダメージ52、装甲は有効 GM:装甲などあってもなくても死にます。 GM:次だ次ー。まだ一体残ってるぅー! というわけで細菌がマイナーでオリジン:コロニー。メジャーで原初の赤:流血の胞子+コンセントレイト+ハザードコール、切羽さんの方を攻撃。 ウィン:きゃー!?>毒と浸食率上昇
GM:達成値は…… 21。出目ェ……避けられたらどうする気だ、やる気ねぇ……。 切羽:いやー。多分当たる……失敗。 GM:ふう。んじゃあ、ランク3の邪毒と、侵食率+5をどうぞー。 GM:あ、この邪毒は、変則的だけどシーンが変わっても、戦闘が継続している限りは続くので悪しからず。 GM:シーンが変わろうが戦闘は終わらないゆえの処理ですー。 切羽:ん、これって完全獣とかはこのミドル中持続? それとも使い直し? ウィン:毒が続くし、その辺も続くよね、GM GM:んー、戦闘中継続のものは続く。シーン継続のものは途切れる……としたいがまあ継続でいいでしょう。 GM:完全獣化、重いモンね。 切羽:うい、了解です ウィン:やったねリーダー!
切羽:マイナーで完全獣+破壊の爪 切羽:と、ハンティングで菌とエンゲージ 切羽:これだけで侵食率が92 切羽:フラグは、フラグたる由縁か>これが終わったら? 切羽:ではメジャーでコンセント+渇きの主で菌を攻撃します 切羽:お、そこそこ回った。達成値は44。 GM:んー……当たったー。 切羽:ダメージは…… 34点装甲値無視 GM:34じゃあ落ちるなあ…… GM:細菌が二体ともやられたでござる。 GM:まあ、これでこちらの1ラウンド終了。 切羽:クリンナップはこのタイミングの処理でいいのかな? 邪毒 GM:ええ、ここでどうぞ。 切羽:HPが24になりました
GM:では、次は戦力差3の残り二人、達人とウィンの戦場にいこうか。 GM:ここの敵は、影と細菌が2体ずつ。別種ごとに2エンゲージになっております。 GM:影、細菌 影、細菌 ってことですね。 GM:セットアップから。影が光の銃をそれぞれに。
達人:登場の侵食率は1に抑えられた。1エンゲージも壊滅できれば理想的だな。侵食率は72
GM:んじゃあ行動値からして影が二連行動だー。 意気込んだは良いものの、ウィンを狙った射撃攻撃は、雲散霧消や隆起する大地に弾かれて、二回あわせて1ダメージという結果に終わった。
続けて細菌2体が動き、ウィンを邪毒にしたものの、二体目の達人への攻撃はドッジされてしまう。
GM:くう、そちらの行動だ、やるがいいさ! 達人:では、最後に攻撃を仕掛けてきた方にマイナーで移動してエンゲージ。演出的には回避から即座に接近 達人:そして、メジャーでコンボ:【ヴァニシングフレイム】だ。 達人:達成値は……38だ。 GM:ドッジーは……ダメでした。 達人:成長で火力が上がっているんだ。これなら行けるぞ! 達人:(コロコロ……)46の装甲値無視ダメージ。右手を大きく払い敵に向けて炎を放つぞ GM:46は……全滅、ですわ……。 GM:強烈な炎で焼かれて消し炭になった。 GM:戦力2減少、と。ではこっちもラウンド終了。邪毒ダメージを受けておいてクレー。
■第二ラウンド
GM:今の敵戦力は正面が4、左1、右2、後ろ1ってところですね。 GM:どう戦力を配分しますか? ウィン:んと、全ての場において戦力を上回るなら、クリアだよね GM:ええ、ただしPCは戦力の数値上は0なので、戦闘部隊と平坂を配分しなければなりませんが。 ウィン:うー、それは辛いんだよなぁ……2つほど0を作ることになりそうだし ウィン:ひとまず今回は正面を削って、右を1以下にして、終了かな 切羽:ふーむ
ここから、しばらく相談が続き――。
ウィン:一応、今のところあたしが考えているところを整理すると ウィン:今、敵は4・1・2・1の配分できているはずです 切羽:正面の戦闘員を右へ 右の戦闘員2人を左へやって、平坂を裏口へやる。これで、0が二つ。中央にはあたし、ヴィント、ウィン、達人 ウィン:このうち、4に平坂さんと戦闘員を1人、1のところに1人ずつ配置する。2はあえて放置 ウィン:さらに、戦力差が0になった三つの点にヴィントさん、あいぼー、リーダーをそろぞれ派遣して、全滅させる ウィン:これで3つの拠点の敵勢力は0になるはず。次の手番で0・0・2・0になるなら ウィン:戦闘員を0のところに1つずつ配置、2のところに平坂さんを配置すれば、チェックメイト、のはず……GM、合っている? ウィン:最大の問題は戦力差が0の場合、エネミーが1体で出てきてくれるのか。次点の問題は、エネミーが予想通り、あのモロいキノコなのか、だけど GM:うん、そうだね。ダイスが裏切らなければいいね? 殲滅に全て成功すればそうなるよ。
ウィン:少なくとも、ヴィントさん、あいぼーは戦力0ならいけるはず。リーダーは残念だけど、口が裂けても保証ができないんだけど…… 達人:うむ。1体だけならば、俺とヴィントは確実に終わらせることができるだろう。ただ、セルリーダーは攻撃力の固定値が低い、そこが懸案事項だ ウィン:ついでに、1d10+5のダメージの最大値は15、だったら2発食らっても30だから、それで35を上回ることはない。で、少なくとも2つを片づけたら、次に上回れる心配は絶対にない ウィン:かつ、次で確実に全滅させることは簡単だと思う 達人:いざという時のための範囲攻撃担当でもある。俺が正面に行くさ
GM:ふむ、相談も長引いていますね。 達人:俺の侵食率はもう82。ベネさん相手なんだから、作戦を練らざるを得ないわぁ ウィン:ですよねー>相手はベネさん GM:私はこのダンジョンシリーズでは今のところグレーベネっすよ。 ヴィント:なにそれこわい
※グレーベネ 経験者相手の通常バランス。舐めすぎてると死ぬ程度のいたって普通のバランスでGMをやる。他に初心者対応のホワイトベネや、殺戮上等なブラックベネなどがいます。
GM:んじゃあ、まとめると、戦力を分配して戦力差0を3つ作って、そこにPCアタッカー各一人投入ということで……ウィンはどこに? ウィン:ん……あいぼーと一緒に出よう。先手は取られるかも知れないし、侵食率もまずい。
GM:んじゃあ、それでいこう。まずは登場を。 GM:そして、まあまずは達人からいこうか。達人とウィンは戦力4の正面だね。 達人:よし、行くぞ……8上昇。90に。 GM:戦力差0の敵だが、予想はドンピシャだ。予想しやすかったかな。あぶれた細菌が一体だけだ。 ウィン:やったー! GM:こっちが先手だからねー。いくよー。
達人:「残るはこいつか……」
GM:では、セットアップを飛ばしてこちらの行動からだ。 切羽:「行ってきなさい。あなたにはあたしなんかよりも守らなきゃいけない大切な人がいるでしょ」 GM:まったく同じ行動パターンで、またしてもウィンを狙う。
これはあっさり命中して、侵食率上昇と邪毒がウィンに入るが……
GM:さあどうぞ、攻撃してください。固定値で死ぬ気しかしませんが。 達人:「……行くぞ!」 達人:マイナーでエンゲージ。メジャーで【ヴァニシングフレイム】 達人:達成値は……58だ! ウィン:すごい達成値だ…… GM:ドッジする意味が無いと見た。ガードガード。ダメージカモーン。 達人:ダメージは……これまた58点装甲値無視。 GM:吹き飛んだよ……。
ウィン:「……やったね、あいぼー!」とそれには喝采をあげます 達人:「ああ。後はヴィントとセルリーダーか……」 ウィン:「うん。二人なら大丈夫、だよ」 GM:達人がしとめると同時に、多分近くで鳴ってた戦闘音が止んだりしてますね。平坂さんたちが敵を片付けたのでしょう。さあ、次行こうかー。
GM:次はヴィントさんの戦場。がーんば。
ヴィント:登場の侵食率上げて……セットアップでスピードスター使うぜ GM:うん、どうぞー。 GM:行動もそっちが先だ。遠慮なくぶちかましてきなさい。 ヴィント:「さあ、いい加減にショータイムといこうぜ!」 ヴィント:ショータイム=音無とのバトル。ようはてめーらなんて前座ですらねぇよ! ということ。
前座ですらないとの宣言どおり、あまりにもあっさりと敵は吹き飛んだ。
GM:ラスト、切羽、ごー。 切羽:1しか侵食率上がらず。
GM:じゃ、こっちからいくぞー。 GM:同じ行動ー。
切羽:うん、ドッジ失敗 GM:では、侵食率が5アップー。 切羽:じゃ、キノコにエンゲージしてメジャーでコンセント+渇きの主 切羽:達成値47。 GM:ガードガード。 切羽:ダメージは…… 33装甲値無視。 GM:それは……倒れるね。 切羽:で、HPが8回復 GM:邪毒で9……実質1ダメージかチクショウ……。 GM:3箇所全滅しやがりましたのでー。次の配置で全箇所で戦力を上回りますね。その想定は皆さんしていたので手順は省略しましょう。 GM:ふん、情けないRBどもよ……。さよう、雑魚敵の面汚しめ。とかGMが言いつつ。
GM:では、勝利条件を満たした事になりますので、このシーンをエンドします。 ウィン:わっほい! 切羽:長かった GM:うん、長かったなー。では、次のシーンはクライマックスとなります。
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クライマックス ( No.6 ) |
- 日時: 2014/06/17 00:23
- 名前: ベネディクト
GM:では、防衛戦に勝利を収めた君たちはとうとうクライマックスフェイズに突入することになる。というわけでまずは全員登場の侵食を振るが良い。 PC一同:はーい。(コロコロ……) 切羽:侵食値115かー ウィン:104ー ヴィント:101 達人:侵食率は109に
GM:さあて、では状況の説明から入ろう。
■クライマックスフェイズ
シーン9 涼太の願い シーンプレイヤー:ヴィント 全員登場。敵の攻撃の勢いが目に見えて落ちてきていた。戦闘は続いているものの、あきらかに、戦局が決定付けられている。
GM:それでは、戦況が覆らないところまできたとき、あなたたちは当然ながら、外に打って出ての戦いを終わらせたところです。ここでは最後に全員が集まったものと思ってください。 PC一同:了解ー
ウィン:「あ、ヴィントさん、大丈夫だった?」と、最後はあたしとあいぼー以外は1人ずつで攻略してたので、ヴィントさんは平気だろうか、と少し心配だったってことで 切羽:「大丈夫よ。ウィン、こいつ、殺しても死なないから」 ヴィント:「そんなに頑丈じゃねーよ、リーダー」 ヴィント:「まあ、安心しなよ。あの程度の敵にやられるほど遅くはないぜ」 切羽:「それだけ言えれば平気ね。さ、後は貴方の頑張り次第よ」 達人:「……まだ油断はできないぞ」と腕組みしながら言う GM:達人の言ったとおりに、そんなことを話しながら弛緩した空気が、ピンと張り詰めます。
GM:皆さんの前に一人の長身の男が現れる。『音界愚王』(デミ・ソニック)音無涼太が。
ウィン:「!」と、あいぼーの傍に GM:「ずいぶんと防備の整ったセルだ。さすがだな」その目はヴィントひとりを見据えています。 達人:「来たか、音無涼太」 ヴィント:「まあ、ね」 GM:「戦力は落ちたが、『おまえたち』を引きずり出せたなら、それでいい。俺の目的は、ここで果たす」 ウィン:「……お前達?」と、油断しないで構えつつ。思わず聞き返しちゃいますよ? ヴィント:「俺の目的、ねぇー……一応確認しておくかな……お前の目的はなんなんだよ、音無」 GM:「おまえたちは、自分たちの真実を知らない。だが、ここで教える意味は、無いどころか害悪だ」とウィンと達人の方を見ながら言います。 GM:「そしてヴィント、俺の目的が知りたければ――」
GM:「――俺に勝つことだ!」涼太の体から強烈なワーディングが立ち上り、クライマックス戦闘が開始されます。
達人:「お前に教えられるようなことなど……」と言ったところで、『教官』が脳裏に思い浮かぶ。言い切れない GM:というわけで、衝動判定をどうぞー。難易度は普通に9で。 ヴィント:「――はっ、定番のセリフだねぇ……いいぜ、乗ってやるよ」 ヴィント:「俺の自由は、俺がこの手で掴みとるっ!」……衝動判定は成功! 達人:俺も成功だ。この程度で暴走するほどヤワじゃない。 ウィン:あたしも成功だー。 切羽:当然成功。
GM:ふむ、全員成功ですか。しかし、それなりに侵食率は上がったようですね。
切羽と達人はこの時点で侵食率が120%を超えた。
達人:そういえば、Sロイスを結んでいなかった。対象は『教官』にしておく ウィン:あ、あたしはあいぼーに結びます ヴィント:Sロイスは当然音無で ウィン:……短期決戦、って行きたいところだけど……一筋縄ではいかないよねぇ。やだなぁ、怖いなぁ GM:まあ、君たちの頑張り次第でしょう。それでは戦闘を開始します。セットアップから。なお、こちらの行動値は……24ですね。配置は、皆さんが1エンゲージで、音無とは5M離れています。
ヴィント:セットアップはまず戦いの予感。行動値に+40。そしてスピードスターも当然使うぜ GM:まあ、こちらは何も無いです。 ウィン:あいさ。じゃああたしは限界突破で……んー…雲散霧消かなぁ GM:侵食率の重さに苦しむが良いわ!>雲散雲散 ウィン:へーきだもーん。
GM:むう……では他にセットアップは無いようなので、イニシアチブから。とりあえず音無はヴィントの速さは知っているので加速する時で割り込みますよ。 ヴィント:ええい ウィン:ででですよねー
達人:「なるほど、このスピード……! ヴィントに匹敵するか!」 ヴィント:「ちっ、こっちの動きを……!」 ウィン:「ヴィントさん、下がって!」 ウィン:と言いつつ、風の領域を展開する。シルフィード準備準備
GM:まずはマイナー何もナシ。メジャーでコンボ:衝撃の王 サイレンの魔女+アースシェイカー+音界の王+マインドエンハンス+更なる波! 対象は当然皆さん全員です。
GM:16dx9+9 DoubleCross : (16R10+9[9]) → 10[1,1,1,1,1,2,2,3,5,5,7,7,8,8,9,10]+6[1,6]+9 → 25 GM:ふむ、達成値はこんなものですね。リアクションをどうぞ……あっと、スピードスターの効果中だから、ヴィントさんはリアクション不可でしたねぇ。
ヴィント:うん、できない GM:命中すればラウンド中のダイスを減らしますよー。 ウィン:うー。一応ドッジ! 達人:ダイスペナとは厄介なエフェクトを使う……俺もドッジを試みる
切羽:うードッジドッジ GM:PCは、データにこだわるほどダイスが切り捨てられるのでね。狙ってみました。
ヴィント以外の3人がドッジするも、全員失敗に終わる。
切羽:数値的には悪くなかったんだけどなー 達人:ダメダメだ…… GM:ふむ、では命中ですね。当たった時点でラウンド中のダイスが-3個です。 切羽:きゃー GM:ではダメージ……。 GM:ダイス目は15。+47で62点装甲値無視です。 ウィン:たかーい 切羽:たけぇ GM:音界の王は伊達ではありません。 ウィン:……やるよ、シルフィード!
ウィン:雲散霧消+隆起する大地 ウィン:54点軽減、8点ダメージで ヴィント:それならたえるー GM:硬い硬い。全員耐えてしまいましたね。
GM:「ヴィント、お前の次の手は読めている。かかって来い!」では、行動終了です。 GM:お次は圧倒的な行動値のヴィントさんどうぞー。
ウィン:「……この風……平衡感覚が……」と、あたしはふらつきます ヴィント:「……関係ないね、俺は……あるがままに、望むがままに戦うまでだ!」 ヴィント:マイナーでライトスピード!
切羽:「ありがと、ウィン。でも、無茶だけはしないでね。達人! 支えてあげなさい!」 達人:「分かっている……!」
ヴィント:メジャーでコンボ【ジャックポット】【組み合わせ(マスヴィジョン+コンセント+小さな塵)】 ヴィント:命中は……28? ダイスペナが効いてるな。
GM:ふむ、ペナがきいているようなのでリアクションしましょう。ドッジです。 GM:うーん、クリティカルせず。ダイス目9で達成値は17です。ダメージをどうぞ。 ウィン:うわ。結構高い。固定値8かあ。 GM:強いですよー、彼は。>固定値
ヴィント:よし、ダメージは……109点!
GM:さすがにそのダメージは『空蝉』でダメージを0にします! 「読めていると言った!」 ヴィント:二発目いくぜー……達成値は38
ヴィント:「じゃあ……これはどうだ!」 GM:くうう、その数値ではつらいが、ドッジ……また回らず、 命中。 ヴィント:振り向きざまに、狙いを定めて撃とう ヴィント:ダメージは…… 124! ウィン:おー!いい出目 達人:復活や無効化エフェクトを複数剥がすことができれば、かなり楽になるだろうが……どうだ
GM:ぐあー! 痛い痛い! だがそのまま喰らいましょう。ここでEロイスの効果が発動します。 ヴィント:ほう
GM:Eロイス:死は甘きもの ダメージを受けるたびに、与えた相手の侵食率が3点上昇します。音無のワーディングに含まれる自傷の衝動にヴィントは呑まれかけます。
ヴィント:「ちっ、めんどうな事をしてくれるじゃない……!」
GM:あー、イタイイタイ。腹に風穴が開きますが、一発では倒れませんよ。 GM:「さすがに、あれだけの加速を続けてはできんな……」 GM:空蝉が使えなくなったです。当然ですが。 ヴィント:「まっ、それはお互い様なんだがね……」
GM:くうう、辛いな。こちらの行動。
GM:「この傷では、長引かせられんな。いくぞ!」
達人:そうか、音無の衝動は自傷か。さすがに自分を攻撃したりはしないか
ウィン:「(来る……あたしの風で、どれぐらい耐え切れるか……!)」 GM:マイナーでこちらもライトスピード。メジャーでコンボ:衝撃の王に疾風迅雷を組み合わせて回避不能にしますよ。 ウィン:げぇー!? ライトスピード! ウィン:しかしやはり、ハヌマーンピュア……! GM:達成値は18ですが、回避不能なのでガードしたければどうぞ(笑) PC一同:…………
GM:ドッジは不可能なのでダメージー GM:2dで……19は62点装甲値無視です。
ウィン:62か……流石に、HP32以上はいないよね? 切羽:流石に死ぬかなー ウィン:いや、波紋の方陣があるから、一人は助けられそう
しばし相談の後。
ウィン:じゃあ、メジャー放棄でヴィントさんをかばいつつ、波紋をあいぼーに飛ばすよ! ウィン:侵食率は129に。 ウィン:「……っ。ヴィントさん、伏せて!」 切羽:「そう、それで良いわ。ーーーよく判断したわね。ウィン」 ウィン:そして、風で風を消し飛ばす!波紋の方陣!対象は相棒!
ウィン:7d10だ……てやっー! ……27ぁ!?
切羽:こちらは倒れるが、音無のロイスを切って復活
GM:まあ、7dで41以上はちょっぴり辛かったね。 ウィン:うぐぐ……判断ミスった……
GM:ふっふっふ。では、処理が終わったらまだ二発目が残っておりますのでがーんば。 ウィン:ひとまず、音無さんに取ってすぐにきって立ち上がりますです…… 達人:音無にロイスを取得して即昇華して起き上がる GM:音無大人気。
GM:では、二回目です。さきほどとまったく同じコンボで。 GM:お、命中は28ですね。 GM:ドッジ不可なのでダメージもいきまーす。 ウィン:うわぁ……
いい声である。こういう発言を聞くためにGMをやっているといっても過言ではない。
GM:出目が低くてさっきより下がった。59点装甲値無視。 ウィン:低い……けど、無理だ……さっきの波紋ミスったぁ…… GM:ニヤニヤ。 切羽:んじゃ、DMのロイス切って復活 ウィン:くぁー……!DMを昇華! 達人:ヴィントのロイスを切るぞ ヴィント:まあ、自由へのロイスをきる 達人:しかし、これでロイス4個か。後、二撃が限界かもしれんな
GM:ふむ、では行動終了です。 GM:ええと、行動値8組ですが、ウィンが行動放棄したので、達人さんだけですね。
達人:了解、戦闘移動して接敵。メジャーでコンボ:【ヴァニシングフレイム】にプラズマカノンを追加して攻撃する! 達人:よし、繰り上がる出目だ。達成値41! 達人:「そちらが仕掛けてきたんだ……。こちらも反撃させてもらう!」 GM:回避回避ー GM:回って回って……31、ですか。命中です。 ウィン:危なひ 達人:ヒヤヒヤさせるなぁ……ダメージだ 達人:ダメージは……67点装甲値無視。炎を思い切り叩きつける! GM:では、その炎に身体を焼かれながらも、《蘇生復活》でなんとか立ち上がりますよ。 GM:うーむ、ちょっと足りなかったぜ。 ウィン:ヴィントさんの2回目の出目の良さに救われたか…… 達人:「ヴィントの攻撃によるダメージが響いているようだな……」 GM:「確かに、あれは効いたが……まだ、この程度で倒れるわけにはいかん!」 GM:あ、侵食率の3点上昇はお願いしますねー。
達人:侵食率は計17上昇して139。プラズマカノン入れると一発当たり14上昇するんだった 達人:(くっ、まだだ……まだ俺は踏み止まらなければ……!) 切羽:けど、DMの通達があるから、やっぱり攻撃していいものかどうか迷う……。 GM:迷っているようなので、後押ししてあげようか。イニシアチブで加速する時Uを使用しましょう。 切羽:加速したー!
GM:メジャーでコンボ:衝撃の王。今度は疾風迅雷は抜きで。
GM:「音の王の力、まだこんなものではないぞ!」 GM:ただし、マシラの如くが入りますよっと。 達人:これはなんとしても回避したい。回避できないと死ねる! 切羽:攻撃力は上がった ウィン:GMェ……くぁ、完全に読みが甘かった…… GM:今までに数倍する衝撃が君たちを襲う! では命中です。 GM:命中は…… 27 切羽:回ったなぁ GM:ふむ、ちょうどいいあたりでしょうかね。 ウィン:あれ。ダイス多くないかな。ペナルティは?(マシラのダイスペナルティ GM:ああ、失礼。忘れてたので振りなおします。 ヴィント:「ちっ、速いにもほどがあるぜ!」 GM:(コロコロ……)30 GM:なんか、上がりましたー(笑) ウィン:なぜ上がったし 切羽:上がった。だと
達人:対象が単体になるが……誰を対象にするんだろ? GM:対象はみなさんですよ? 別に変わりません。 達人:あれ? マシラって対象:単体のエフェクトじゃなかったっけ 切羽:あ、ほんとだ>単体
GM:(ちっ、気づいたか……)謎のEロイスの力だと思ってください。 GM:Eロイスの存在には気づかせたくなかったが……仕方あるまい。 GM:ひとつしか見えてねーよーともだえ苦しむさまが見たかったのに。 達人:経験点が増えるよ! ウィン:やったね!
ヴィント:達人のロイスを切って立ち上がろう。
切羽:「、、、、ふぅ。流石に手出を出さないで見に徹するのはキビしいわねー。いい加減しんどいわ」 達人:俺はもう立ち上がれないな……(ぐっ、こんな時に……!)と胸を押さえて蹲る。伏線(キリッ ウィン:むう、こちらもまずいかも……相棒は倒れてしまうのだし。倒れておこう…… ウィン:(息が……できな、い) 切羽:「ウィン、無理しないで良いわ。休んどきなさい」 ウィン:「……あ、あ、た」と、立ち上がろうとしますが、倒れます
切羽:「さぁて、久しぶりに本気を出す練習でもやるとしますかー」 切羽:では、あたしのターン GM:練習とか言ってる。どうぞー。 切羽:マイナーで完全獣+究極獣+破壊の爪+ハンティングスタイルでエンゲージ ウィン:究極入りましたー! 切羽:侵食率は(コロコロ……)153まで上昇。 GM:究極入りまーす!
切羽:「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーッ!!」
切羽:雄叫びのち、メジャー、コンセントレイト+渇きの主でアタック GM:当たらなければどうということはない! 命中カモーン! 切羽:命中は……52 ウィン:高いよ。いい感じだよ GM:よーし、パパフィジカルエンハンスに目覚めちゃうぞー。 ウィン:えっ GM:嘘です。
GM:ドッジの達成値は……22。悪くないが、さすがに無理だね。 切羽:ダメージは……60の装甲無視、やはり、ブラッドバーンを得るべきか GM:ふむ、しかしHPは1なんですよねえ……。 切羽:でも、使いたかったんです>究極 GM:では、究極の獣と化した切羽の攻撃の前に、吹き飛ばされ、倒れますよ。
GM:「強い、な。これほど強いやつらに守られている……なら、安心だ」涼太は仰向けに倒れこんだまま、呟くように言います。 GM:血の気の失せた顔に、浮かんでいたのは――微笑み。
ウィン:りょ、涼太さーん!
GM:「だが、まだきっと足りていない。もっと強くなれよ、おまえたち。俺など相手にもならないほど強くなった、その時こそ――」 GM:最後まで言葉を言い終えることなく、涼太は息絶えます。ヴィントの疑問に、とうとう答えることのないままに。 GM:……これで、戦闘を終了します。
切羽:「……ヴィント。彼の遺体の処置はあなたに任せるわ。好きになさい」
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バックトラック ( No.7 ) |
- 日時: 2014/06/17 00:24
- 名前: ベネディクト
- GM:では、謎は多く残っていますが、ひとまずバックトラックを行いましょう。
達人:了解。今回は1倍振りで帰還できるかな
GM:Eロイスは2つです。使いたければどうぞー。 ウィン:使います! 切羽:使いますよ勿論 達人:使わせてもらう ヴィント:当然使う。
(コロコロ……)
達人:侵食率124でロイス4個かぁ……チャレンジしてもいいのだろう? ウィン:1倍振りします。 GM:1倍か3倍か、ですか。>チャレンジ 切羽:142でロイス3かー。一倍ぶりで戻れるかしら
切羽、それは数学的、物理的、量子力学的に無理だ。
切羽:いや、不死者だから120以下になればいい GM:ああ、不死者だったね。それでも無謀だけど。
達人:よし、1倍で行ってやるぞ! (コロコロ……)ダメでした……! ダメでした……!
ヴィント:こっちは1倍ぶりかな(コロコロ……)ん、88で帰還だ。
ウィン:4dで……27が出た。一倍振り成功……oh
GM:出目がよろしいことで……。
達人:追加振りするよ。4d……32とか。
ウィン:そして相棒の出目が情緒不安定すぎる……うぐぐ。ロイス一つ守っていれば…… 達人:なぜ、この目が最初に出ないのか。私は不思議で堪りません。侵食率は71になって帰還
切羽:まぁ、妥当に2倍振りしますかねー……42。ちょうど100で、不死者で帰還成功。 ウィン:あたし、不死者よりも起源種が良かったかな……高き空に住まう龍は起源種だよ!だからあたしも起源種だい!って言い張ればよかったのかなぁ……
※起源種 エフェクトレベルの上昇が早くなるDロイス。レネゲイドウィルスの起源となったウィルスを宿していることを示す。
ウィン:まぁ、言っても仕方がないのか。しかしこのGM、殺意ブラックである…… GM:殺意とか言われてますが、第二話までは様子見です。その証拠にまだグレーベネです。 GM:では、みなさん成功したようなのでエンディングフェイズに入りましょう。
PC一同:はーい。
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エンディング ( No.8 ) |
- 日時: 2014/06/17 00:25
- 名前: ベネディクト
- GM:こちらの想定では、最初に切羽さんのエンディングで、DMが今回の背景を少し語る、というシーンとなっております。よろしいでしょうか?
切羽:はいはい。了解です GM:では、エンディングフェイズを始めていきましょう。
■エンディングフェイズ
シーン10 シーンプレイヤー:切羽
DMと通信で会話するエンディングとなります。ことの処理をひとまず終えた君の部屋に、DMからの通信が入ります。
GM:「涼太は、死んだか……」毎回のくぐもった高い声が、わずかに沈んで聞こえます。 切羽:「えぇ」 GM:「……あやつは、手術の影響で、自我を失い始めていた」ぽつり、とDMは語り始めます。 切羽:んじゃあ、黙って耳を傾ける GM:「緩やかな、しかし確実な自己の喪失を前にして、あやつが選んだのは……おまえたちの礎になることじゃった。ジャーム化しながらも、最後の一片だけは自我を残して、死んだ」 GM:「どういうことかわからんだろう?」 切羽:「そうですね。あたしには分かりかねます」 GM:「ああ。だが、よい。いずれ知ることになる。というより、今言ってもわからないか、信じまいし……信じたとしても、意味が無い」 GM:「おまえたちが、今よりも強くなったとき、すべてを教えよう……では、な」と言って通信を切ろうとしますが……何か、言っておきたいことなどあれば。 切羽:「そうですか。ーーー分かりました。ですがきっと、その日はもう間近かもしれませんよ」 切羽:「それまでは、あたしも深くは聞かないことにしましょう」と、通信をきる前に静かに伝えておこう GM:「そう願う。すまんな」ブツン、とモニターに映るフード姿が消え去りますね。
GM:本当に殺すつもりであれば――最初にヴィントに遭遇したときに殺せていましたからね。皆さん気づいていたとは思いますが。 切羽:「まぁ、今回の戦いで手ゴマの強さが分かったし。そろそろ、考えてみようかしら」と、窓の外を眺めながら呟いて終了します
GM:これで切羽のエンディングシーンは終了です。
シーン11 ウィン&達人のエンディング
GM:それでは次は……達人のエンディング予定ですね。想定では、オープニングのようにかつての教官が居る地下施設で、今の教官である平坂とのエンディングですが、他の希望などありますか? ウィン:…… 達人:ドラグィエと……いや、教官と話そう ウィン:今、だいぶ落ち込んでいるけど、あいぼーを見守りたいし、遠くであいぼーを見ていていいですか? ウィン:うん、それがいい>教官と GM:いいですよー、ちょうどウィンの想定は達人次第、としようと思ってたので。 ウィン:ははー、まぁ、ではあいぼーの様子見ながらということでー GM:とまあ、まずは達人+ウィンなエンディングを行きましょう。ウィンは遠くで見ている、と。 GM:では、かつての教官が収容された地下施設でのエンディングです。 達人:了解。……まぁ、感覚の低い俺ではドラグィエの存在に気づかなくてもおかしくないか
GM:戦いの後、この場所を訪れた達人は、先に来ていた平坂の姿を見つけます。 GM:「おつかれさん」と、一本の缶ジュースが投げられた。
ウィン:缶ジュースは定番ですよねー
達人:「は、ありがとうございます」とジュースを受け取る GM:「君も強くなったな。前の教官……彼女はやはり、優秀だったようだ」懐旧のこもった口ぶりで、彼は話します。 GM:この地下施設には、ジャーム化し、作戦行動が不可能になったと判断された者達が収容されています。そういう場所なのですね。 ウィン:下手をすればここ送りか……ごくり
GM:平坂は、ジュースではなくタバコを呑んでいますが、二人並んで、達人の前の教官が収容されたブロックの前でたたずんでいます。 達人:「…………そう、ですね」とそう思ってないって感じで言う 達人:実際、今回はレネゲイドを抑えきれずに倒れた。まだまだ未熟だ
GM:「この前の話、覚えてるかな? 彼女を元に戻すためになんでもするかってことだ」と、打って変わった薄ら笑いを浮かべて言います。もちろん、達人のその暗い様子を察してのことです。
達人:「もちろんです。あの方を救えるのであれば、俺は……」 GM:うん、と頷いてから「ジャーム化。レネゲイドの、オーヴァードのなにがまずいかっていうと……この一点に尽きる」表情は薄ら笑いのまま、しかし目だけは真剣な様子で君に語りかける。 GM:「こう思ったことがあるだろう? 『ジャーム化なんてものがそもそも無ければ』ってさ」 GM:「親しい人間がジャーム化した経験があれば、誰でも思うことだ」 達人:「……はい、そう思っていました」 GM:「僕はね、そいつを現実化したいのさ。『ジャーム化なんてなくなれば良い』ってね。科学の力に、不可能はあっても、永久の不可能はない。いつか必ず科学は追いつく。僕が追いつかせてみせる……ジャーム化の撲滅っていう欲望(デザイア)に」 達人:「それが実現すれば……あの方は、『教官』は」と期待を瞳に宿らせます GM:「ああ、当然彼女も助ける。ジャーム化の撲滅は、そのためにも、他の何百、何千っていうジャーム化したオーヴァードを救うためにも。何をおいても優先されるべきことだ。だから、いずれは君にも協力して欲しいんだよ」 ウィン:(……何をおいても、か) 達人:「断る選択肢なんて俺にはありません。……俺の力が必要とされるのであれば」 GM:「ただ、そのためには――」と、ここではっと奇妙な方向を向きましょうか。具体的にはウィンさんが隠れている方向ですね。 達人:では、俺も釣られて教官の視線の先を見る ウィン:「っ……!」 ウィン:では、ビクりとしつつ、身じろぎすらしません。逆に動けない GM:「――ああ、話の続きは、また今度にしよう。もっと君が強くなってからだ。今のままじゃあ、まだ彼女を助けるためには力が足りないぜ?」 達人:「……は、ご教授痛み入ります」 GM:言い残して、平坂はすたすたとその場を立ち去って行きます。ただし、先ほど視線を向けた方へと。 達人:では、俺は『教官』が眠る区画に視線を向けていよう。
ウィン:こ、こっち来たー!? GM:で、ここで角を曲がって、達人の視界からさえぎられたところで平坂とウィンが遭遇しますね。 ウィン:「……」 GM:「よお、ウィンちゃん。表情硬いなあ。拾い食いでもしたのかい、いけない子だなあ」 GM:いつもの微笑とも薄ら笑いとも付かない表情です。 ウィン:「話、続けなくて、いいんですか」と、視線を逸らしながら言おう GM:「ん、ああー、いいんだよ。つい熱くなっちゃったけど、よく考えたらまだ時期じゃなかった」 ウィン:「……そうですか」と、心の中がよくわからないほどに、複雑に吹き荒れている感じで GM:「何か大きなことをしようとすると、必ずと言っていいほど邪魔が入るものなんだ。その邪魔を蹴散らすにはね、力がいるんだよ。今は、まだ足りない」 ウィン:「……その"力"のために、また誰かを犠牲にするんですか?」 GM:「使い古された言い方だけどね……誰かを救うために、犠牲はつきものなんだよウィンちゃん。もちろん、犠牲は少ないほどいいんだぜ?」 ウィン「…………」 GM:「ま、犠牲が0なら、それが望ましいんだけどねぇ……世の中、上手くいかない……いや、上手くできてるから、『そう』なのかな?」と呟きながら、退場していきます。
ウィン:「……だから」 ウィン:と、彼が去っていった後に、俯きながら言います
ウィン:「『護らなくちゃ』……いけないんですよ」
ウィン:上手くいくとか、いかないとかそんなんじゃあない。犠牲者のために犠牲者を出したら、結局犠牲者だけが増えていくだけなんだ。そうしないために。犠牲者を限りなく0へ……
ウィン:(……それしか、ない。それはわかっているのに) ウィン:「……なにやってんだろ、あたし」と、しゃがみ込んで、頭をうずめますです GM:ウィンの悩みはさらに深まったようですね。 達人:俺はドラグィエの方向に背を向けて、『教官』のいるブロックを見続けている
GM:では、これで達人&ウィンのエンディングを終えましょう。
GM:では、ラストー。主役ー。ヴィント、おめーさんのことですよ。
シーン12 シーンプレイヤー:ヴィント
GM:戦いを終えた君の前に、フードを目深に被った人物が現れる。というところからスタートしますが、よろしいですか? ヴィント:OK GM:では、君の目の前に現れるなり、DMは口を開きますよ。
GM:「どうしても、言っておかずにはおれんから、ひとつだけ言っておくぞ」フードの上から、その表情も、感情も推し量ることはできない。
ヴィント:「……なんだよ」 GM:「涼太とおぬしは、同じ研究施設で過ごしたことがある。そう長い期間ではなかったはずだが……あやつは、おぬしのことを友達、と呼んでおった」 GM:その言葉をきっかけに、君の脳裏に、ひとつの記憶がフラッシュバックします。 ヴィント:お…… GM:それは、まだ幼さを残している頃の、音無涼太と過ごした記憶。殺風景な白い部屋で、しかし君が確かに笑顔でいた記憶。おぼろげな、しかし大事な記憶だと君にはわかります。 GM:しかしその記憶は、霞がかかったようにすっと消えていく。
ヴィント:「ああ――少し、思い出せた」
GM:「だが、消えてしまうじゃろう? 今はほとんどを忘れたままでも良い。だが、おぬしらがより強くなったそのときこそ、真実を取り戻す意味がある」 ヴィント:「……たっく、今更自分たちで殺した奴のことなんて思い出したくないんだが……どうもそういう気にはなれないんだよな」 GM:「……せめて、涼太のことを、忘れんでやってくれ。それだけだ。ではな」 GM:黒いゲートを開き、DMはその場を去っていきます。
ヴィント:「……しゃあない、だったら望みどおり強くなって……真実って奴を掴むさ」
つぶやいたヴィントの側を、一陣の強風が通り抜ける。
ヴィント:「……ったく、自由ってのは……難しいね」と、音無のことを思い出しつつシーンエンドで。
GM:はい、では最後にマスターシーンを演出したいと思います。またしてもシーンプレイヤー? はDMです。
シーン13 マスターシーン
GM:暗闇の中、フードを下ろした人影が、呟きます。 GM:「流星、涼太。わしはおぬしらを利用した。おぬしらの想いは、わしが必ず果たすぞ……」 GM:「奴の下らぬ計画は、必ず壊してみせる」 ウィン:流星……?まさか、あの龍って…… GM:ご明察です。あの龍は元々オーヴァード、ということのようですね。 ウィン:そういうことか……。 達人:なんだろう。俺、思いっきり利用される気がする。
GM:「ヴィント、切羽、ウィン……そして達人よ。おぬしらが、真実を手にしたそのときこそが――」 暗闇の中の人影は、やがてその場から気配もなく消え去り――シーンが、終了します。
GM:というわけで、今回のシナリオ『ダンジョン&ディシプリン』を終了します。
GM含む一同:『お疲れ様でしたー!』
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