亡命王子 |
- 日時: 2014/06/16 12:16
- 名前: 陣
- 2010-05-30 (Sun) 09:26:44 [投稿者名:塵 ]
『クライシス』においてドモスの名将陣の中に加わっている事が判明した、ヒルクルスの通り名(?)。
「元王子」でなく「亡命王子」となっているところを見るに、ドモスあるいはロレント個人による「継承権承認」も伺えるわけで、その辺りの政治的なニュアンスの有無もポイントの一つ。
ただしドモスとして第一にヒルクルスに期待するのは、あくまでも「軍事的能力」のはずであり、自分自身の能力への自負も強く、イシュタールへの早期帰還に特に拘っていない模様の、ヒルクルスとしてもむしろ大いに望むところのはず。
特に「能力主義」で名高いロレントに評価され、実際に戦績を積み重ねることは、彼の「能力」を改めて実証することであり、それは同時に、彼の「帰還」の可能性を常に考慮しないわけにはいかない、イシュタールに対する「示威」の意味でも決して軽くはない。
その意味でロレントにしても、別にわざわざ公的な「支持」表明を出す必要は無く、通常の礼において「殿下」の称号をヒルクルスに与えていれば十分。
それでこそ現在のイシュタールに対する「遠隔操作」にも大いに役立つというわけで。
2010-11-10 (Wed) 20:41:01 [投稿者名:塵 ]
いろいろと見所の多い『大空の調停者』の中でも興味深かったことの一つが、フィリックスが「ヒルクルス王子」と言っていた点。
これは『シスター』のシギンたちと同様、イシュタールで「王子」と言えば、ヒルクルスの事を長く指していた事の名残とも思えるというかですが、周囲の内面描写を踏まえるに、いまだ彼が自分の立場に対し、いささかの「座り心地の悪さ」を感じ続けているとも取れるというか。
もちろん仮に会ってみたところで何がどうなるでもないことは、いささかの苦労を身に付けてきた模様の彼も承知でしょうが、何らかの気持の整理を付けるためにも出来れば一度会ってみたい感じで。
そしておそらくその辺りの心理を最も理解しているのが、長い付き合いのウルスラのはずで、これまでにも相当「しっかりしろ!今のイシュタールの王子はお前なんだぞ!」と何度となく叱咤し続けていた様子が目に浮かぶというか。
2011-04-29 (Fri) 13:03:42 [投稿者名:塵 ]
『シスター2』において、ヒルクルスを公の場で初めて「イシュタールの亡命王子」と公言したのが、リンダと判明。
なにせ「読めない」彼女の事だけに、シャクティとは逆の意味で、何がしかの意図があったかどうかは分かりませんが、その論功行賞と人事も含めての、その後の政治的な波及がなかなかに注目。
あるいは『キャッスル4』にまでつながってくるか否かも。
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