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ハーレムエンカウンター 第一章 血塗れの聖地 O
日時: 2024/04/06 07:53
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「ああん!」

いつのまにか一塊になってる四人。既に息子を儲け済みの、若い新たな夫に正面から貫かれつつ、その両胸を左右から娘夫婦に激しく吸われている貴婦人。
時折に胸から離れた口が母の口をも襲い、三枚の舌をも絡ませ合う。

その余りにも淫靡で背徳な光景に、周りの女たちも次々と絶頂に達し、余韻を味わう者、別の相手を求める者と、蠢き続ける。
毒に当てられるとは、まさにこの事。

(まったく…)

自分もその一人でありながら、苦笑を浮かべずにいられないミランダ。
前の夫は父親くらい。そして今度は息子くらい。全くよくやる。
しかももう四人も産んでるくせに、もっと欲しがるかのような貪欲ぶり。長年の知り合いながら、呆れずにはいられない。
同時に、仕事のため避妊魔法を多用し過ぎたためか、今まで子を産む事の出来なかった身としては、羨望せずにいられない。

(あの時は私も…)

先妻の息子夫婦が亡くなった日。その時は自分たちもクラリス家に居た。
そして聞いたのだ。その二人が言い争ってる場面を。偶然に。

(ケダモノ! あなたがあんな犬畜生だったなんて思わなかった! 恥って物が無いの!?)

(ならばあの時に出て行けば良かったろう! あれだけやって子供も産めなかったのに何様だ!)

(ええ帰るわよ! そして何もかも言いふらしてやる! あの子はあなたの腹違いの弟なんかじゃないって!)
メンテ

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