第一副主人公 |
- 日時: 2014/05/11 12:15
- 名前: 陣
- 2010-10-13 (Wed) 21:14:56 [投稿者名:塵 ]
こう言ったら一部のイシュタール派の方々の憤激を買うかもですが、ある意味「ドモス路線」がますます強化されている現在の展開において、その中に「イシュタール」の名を刻み込み得る唯一の希望の星となっている形なのが、ヒルクルス。
最近では単に「ゲスト」に留まらぬくらい扱いでの『ジェネラル』『ジェネシス』での登場が大きいですが、もしも彼の監視役となるニースケンスの主役作まで作られるとすれば、その副主役性はますますもって強化される。
(この種のハシリは、やはり『ウェディング』のツヴァイクか。)
こうなってくるとシリーズにおける彼の比重は、まさにあの「必殺シリーズ」における「中村主水」にも匹敵。
実際、完全なブランド主役となる『仕事人』以前の、『仕留人』『仕置屋』『仕業人』といった作品における主水は、むしろその時々の主役たちの強力な相方の印象が強く、むしろそっちの方に根強い支持を寄せるマニアも多い。
その意味で初期で一番主役的なのは初登場の『仕置人』で、まさに『シスター』の位置付けなわけですが、ここでの初めての仲間である「棺桶の錠」が「叛乱で父を失い流れ着いた」男であるというのも中々に奇遇というか。
そしてこの轍から考えた場合、三作実現の『キャッスル』は、いわば『仕事人』以前の最多タイトルである、『からくり人』に相当するのではないかという感じ。
いわばグロリアーナが「山田五十鈴」というわけで、こちらもなかなかに面白いというか。
そしてその意味から言えば、同時に『血風編』にも当たるのが『シスター』と。
2011-01-16 (Sun) 01:44:48 [投稿者名:塵 ]
こちらも贔屓の『コードギアス』シリーズ最新作『亡国のアキト』の制作がようやく本格開始。
おそらく「亡命日本人」と思われる、新主人公もさりながら、気になるのは宣伝フィルムでも登場が暗示されている、「枢木スザク」。
展開的には、おそらく彼が最後に立ちはだかる感じが強いわけですが、その場合に肝心なのはここでも彼が一種の「副主人公」ということになること。
これはあくまで二つのTVシリーズの空白期が舞台のようですが、好評ならば『R2』の続編もありうるだけに、そこでも彼の立場から登場が期待出来る。
この辺りはまさにヒルクルスにも通じてくる感じですが、「朱雀神殿」「ユーフォリア」の設定からして、相当に意識されているとも思えるのがポイント。
ただしこちらでは別に「イシュタールはドモスに征服されたわけではない」というのが重要と。
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