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ハーレムバスタード 外伝 女帝の愛人 A
日時: 2023/06/01 06:58
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「ああん!ルキオラさまあ!」

自分を組み敷いている相手の口から自らの口を話し、思い切り嬌声を張り上げる最年少の少女。
名門テルモピライ家の少女当主ルキエラ。政変でゴッドリープを追われた前当主アルシノエの姪で、いま上になっている相手ルキオラと父を同じくする半年下の同父の妹。
そして同時に母方としては叔母。なぜなら彼女からすれば異父の姉ルシタニアが妊娠中その母であるルドヴィカに父が孕ませた不義の子だからだ。
普通ならば表沙汰にするのも憚られる忌むべき存在。それでも父アルキピアデスがテルモピライ家の嫡流男子である事実は間違いない。よって何よりも血の濃さに拘るテルモピライ家としては、前当主のアルシノエが息子と共に追放された後、ルキエラの当主就任を自ら要請せざるを得ず、その異父姉の一人にしてアルキピアデスの元婚約者でもあったルシアラをも後見役として迎える事になったわけである。
ちなみに彼女にとって父方の伯母となるアルシノエの息子アルバートの父はルドヴィカが二度目の夫クリスチアンとの間に儲けた唯一の息子であるルパート。いわばそちらもルキエラから見れば年上の甥。同時に両家において男子としては最上位。血統においては両家の当主を兼ねる資格もあるわけである。

「いやああん! ルキエラちゃあん!」

改めて組み敷いた妹にして叔母の口を奪い、舌を絡ませ、幼い乳首を相手のそれに擦り付ける少女。
最大実力者バイバルス家の跡取娘ルキオラ。五代前の伝説の当主ルイシュカに始まる女系継承の嫡流。その家の勢威もあって今回の三家婿入における正室、いや正主人と目されており、夫となったマックリィと関係を結んだのも一番早い。
その経緯についても色々と説があるが、屋敷に引き入れたマックリィの相手を祖母と母がしているのを覗き見している内に女となり、それに気付いた祖母にそのまま引き込まれたらしい。
性格は一言で言えば小悪魔。本来ならば魔性の夫を独占したくなるのが普通だろうが、むしろ逆に自分の目の前で夫に多くの女を喘がせさせ、自分も楽しむというタイプ。よって祖母と母が夫と関係を続けるのを公認するどころか、その友人たちも引き入れて子供を作るのも大いに奨励。その唯一の見返りは自分に子供たちの名を付けさせる事。その意味では幼くとも大悪魔と呼ぶ向きもまた多い。
メンテ

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