たのきゅう |
- 日時: 2023/03/18 13:29
- 名前: 健
- 参照: http://
- 大雑把にやってみます
ミレイ「たぬき?」
スザク「た・の・きゅ・う。日本の昔噺です。」
ルルーシュ「そういえば、昔いくつか聞いたことがあったな。」
※むかしむかし、あるところにたのきゅうという男がおりました。たのきゅうは、家で待つ母親のために山道を急いで帰りました。
しかし、その道は恐ろしい蛇がおったのです。そこへ蛇が現れました。
蛇(皇帝)「きさま、何物だ。」
たのきゅう(玉城)「た、たのきゅうといいます。」
すると、蛇は
蛇「ほほう、たぬきか。」
たぬきならば、何かに化けてみせよとおどす蛇に、たのきゅうは能の面を被って誤魔化しました。
蛇「たぬきよ……お前は何が苦手じゃ?ワシはたばこのヤニが苦手なのじゃ。」
たのきゅう「私は、小判が苦手です。」
蛇「そうか、ではこれはお互いの秘密じゃぞ?」
そういって、蛇は去って行きました。ところがたのきゅうは、これは恐ろしい大蛇を退治する良い機会だと思い、麓の人達に教えました。
教えられた蛇は怒り狂い、たのきゅうの家にありったけの小判をほうりなげ、たのきゅうは苦しむ振りしました。
仕返しに満足した蛇は帰って行き、たのきゅうは大金持ちになりましたとさ。
シャーリー「咄嗟に嘘をついて、危ないところを切り抜けた上にお金持ちになっちゃうんだ。」
リヴァル「嘘も方便とはよく言ったものだな。」
スザク「でも、木こりの泉では嘘をつくと必ず酷い目に遭うって教訓でしょ?」
ルルーシュ「ああ、鉄の斧を落とした木こりが正直に応えると、返してもらうばかりか金と銀の両方の斧をもらったヤツと、嘘をついた木こりが鉄の斧も取られたからな。」
スザク「他にも、夕顔長者って言う話があって……意地悪でお金持ちの兄が、貧しい働き者の弟に嫌がらせをしたら、その弟がお金持ちになったって言うのもあるんだ。」
カレン「人間、楽しようとすると痛い目を見るのは木こりの泉と同じね。」
ライル「…………それにしても、最初のたのきゅうが蛇を騙したイメージ、どういう訳か凄く気分が良かった。」
ルルーシュ「ああ、何故か俺もだ。」
玉城「俺もたのきゅうみたいに金持ちになりてえな。」
扇・南・杉山・井上・吉田「お前(アンタ)じゃ、ばれて丸呑みされる。」
小学校の頃、担任の先生が休みだったときに代わりの先生が授業の代わりに話してくれた昔噺で覚えてました。
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