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ハーレムフロントライン 第二章 王宮 E
日時: 2023/02/25 11:32
名前:

「ああん! アスレーさまあ!」

久しぶりの屋敷。そこでゆっくりと入浴と夕食を済ませた後にやる事となればただ一つ。
広い寝室。広いベッド。その上で馬乗りになってる婚約者。
可愛らしく愛くるしい声を張り上げながら、激しく身体をうねらすマルビータ。
着痩せする体型からは想像出来ないが、その身体は童顔に反して成熟しており、胸だけでなく尻もなかなかに大きい。

生真面目であっても聖人君子ではないアスレーとしては、そのような相手を得られた事に素直に感謝しており、昼はともかく、夜は思う存分その果報を楽しんでいる。
初床は婚約を交わした日の晩からいきなり。義父となるマルローゼに睨まれるかと思いきや、全くのお咎め無しで拍子抜け。どうやら婚約さえ済ませれば問題ではないらしく、ガチガチに見えて意外と柔軟なマルローゼの思考には、感謝と感心をしたくらいである。

特にこのバジルールでの一月近くは、緊張と考え事の連続であり、カエソニアを抱いたのも二回か三回くらいしか記憶に無い。
カエソニアとはそれ以前からの関係であったが、外妻としてなら許すとの公認も貰っている。

何はともあれ。今は心ゆくまで未来の妻の身体を思い切り味わいたい。
そして同時にもう一つの考えも浮かんでしまう。

(兄上も。今頃はジェイングレイ様とこうしてるんだろうか)

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