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ハーレムバスタード  第六章 庶子の時代へ V C
日時: 2023/01/09 19:20
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「さあて。最後は」

ルキオラの声と共に、最年長のルドヴィカに集まる視線。いま終わったばかりのジュスチーヌも含めて。

それに対して、思わずタジっとなる「ゴットリープの女帝」。

「あ、あたしはもういいわよ。だってこの子はもう。あたしの娘と孫の婿じゃない」

それに対しキッとした視線を向けるルキエラ。まだ痛々しげに股間を押さえながら。

「なによ今更。その娘婿とヤッてあたしを産んだくせに」

「あ、あれだって。最初はアルキピアデスが無理矢理…」

「そお。じゃあムリヤリならいいのね。そおれ。やっちゃえー!」

未来の当主の号令の元、強引に前当主をベッドに引っ張り上げ、ドレスの前をはだけさせるゴットリープ一同。

「ああん。御祖母様。やっぱりカッコイイ…」

さっきの母に対するのと同様、今度は祖母の胸に思い切り吸い付くルキオラ。そしてそれに吸い寄せられるように反対側の胸を口に含むルキエラ。

「ああー!」

孫娘と末娘の双方に胸を吸われ、激しく喘ぐ母の口に近づくルシタニア。

「御母様…」

やがて口を合わせ、舌を絡ませ合う母娘。そして開いた股間に顔を近づく、その秘部を舐め始めるルシアラ。
そのままマックリィを呼び、貫かさせ、改めて結合部を舐め啜る。


そんな家族の狂態を見ながら、様々に感想するエルヴィーラ組。

「す、すごい…」

「乱れてるわねえ。都会って」

「なあに。ここまで乱れてる家なんて他に無いさ」

「己の心と書いて忌まわしいと読みます。この方はただ正直なだけなのでは」

「そうね。そう考えるとむしろ尊敬したくなりそう」


やがて。外から聞こえてくる楽器の音色。

「お。ビオラがやっと来たな」

「今までどこに行ってたのかしら」

「中に入られれば良いのに」

「あいつはそういう奴なんだよ。ほっとけ」

祖母の胸から口を離し、マックリィに質問するルキオラ。

「ねえ。マックリィさまあ」

「なあに」

九人も女を抱き、いままた三十以上も年上の相手をしながら平然と答える少年。

「マックリィさまにとって。ビオラってどういう人なの?」

マックリィに対し目を向ける一同。それに対し。

「ビオラは。ビオラだけはねえ。そういう目でボクを見ない」

思わず苦笑を漏らす一同。

そんな話に関係なく、相変わらず外から流れてくる音楽。

三十以上も年下の孫婿兼娘婿に激しく貫かれつつ、扉の方に目を向けるルドヴィカ。

(まったく。ルメリアに似て強情な子だこと。でもいいわ。いつか必ずあなたもこの中に入れてあげるんだから…)

やがて発する嬌声。あたかも外の曲のクライマックスに合わせるかのように。

「ああー!!」

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Re: ハーレムバスタード  第六章 庶子の時代へ V C ( No.1 )
日時: 2023/01/09 19:52
名前: 鬼末忠次
参照: http://onisue-chuuji.blog.jp/

マックリィにとって、そういう目で見ないでくれる存在って、それだけでありがたいんでしょうね。性的対象として見られるって子供心恐怖でしょうし。まして男児ですし。まして性被害を実際に受けているわけですし。
Re: ハーレムバスタード  第六章 庶子の時代へ V C ( No.2 )
日時: 2023/01/09 20:23
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「ありがたい」とは「有難い」とも書きますよね。

「過ぎたるは及ばざるが如し」とも言いますが、これこそ究極にしてアンチテーゼともなるのか。

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