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ハーレムバスタード  第六章 庶子の時代へ U N
日時: 2023/01/05 21:04
名前:

「シェリー!」

何者かと激しく組み合っている、シェリーに声を掛けるクリエート。すかさず投げ短剣を投げるや、それを軽く跳ね返し、そのまま姿を隠す相手。

「何者だ!?」

その問いに対し。

「罪華!」

「なに!?」

後から追い付くダリアナとステラ。

「ゴットリープにまだ罪華がいたのか!?」

「分からない!」

その周りに現れる幾多の影。

すかさず背中を合わせ、それぞれの武器を構える四人。

「どこの罪華か知らんが。しつこい奴らだ。弟の門出に始末してやる!」



そして彼らから見えない位置で対峙する二つの影。

(なぜお前がここにいる。こちらの邪魔をする気か?)

(邪魔なんかとんでもない。ただ愛弟子の晴れ姿を見にね。ただしそれだとこっちの契約にも差し支えるんですよ。申し訳ありませんが。ここでは手を引いていただけませんか?)

(ふざけるな!! お前のような痴れ者が現れたお陰で、ただでさえこっちの商売が昔から上がったりなんだ! いっそここで始末を付けてやる!)

(やれやれ。ですね)

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Re: ハーレムバスタード  第六章 庶子の時代へ U N ( No.1 )
日時: 2023/01/05 21:27
名前: 鬼末忠次
参照: http://onisue-chuuji.blog.jp/

んん? やはりこれはヴラッドヴェインでしょうか。だとしたら案外人間らしいところがあるということかもしれませんね。あるいは他にも目的が。罪華はかなり古い集団なのでそれなりのプライドがありそうですね。ヴラッドヴェインより古いんですよね、確か。まあ返り討ちに合うのは目に見えていますが。
Re: ハーレムバスタード  第六章 庶子の時代へ U N ( No.2 )
日時: 2023/01/06 21:43
名前:

とにかく罪華の再登場編を、ですね。

推敲版では『アサシン』組のアクションも充実したいところです。

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