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ハーレムバスタード  第六章 庶子の時代へ U I
日時: 2023/01/01 18:30
名前:

「父上…」

思わず絶句で、続けての声の出ないクリエート。

「クリエート様。これは…」

顔を伺うダリアナ。

「いや。あの純朴な父上と単純な母上たちの事だ。大した意図は無い。せいぜい母親のファシリア様がいないから自分がという程度だろう」

「でも世間は」

「ああ。兄上はともかく、姉上はじめ、他の弟妹たちもな。こりゃまずいぞ」

思わず頭に手を当てるクリエート。

「ファシリア様が聞いたら絶対やらせないはずだ。あの方が動けなくなった事の不味いのはこういうところなんだ」


その騒めきの中、それを掻い潜るかのように近づく影。

「なに奴?」

思わず構えるダリアナ。

「あたしあたし」

それを遮りすかさずクリエートの傍に近付く。

「どうした。ステラ」

「大変です。クリエート様。何者かが大聖堂の周辺で暗躍中。シェリーが追ってます」

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Re: ハーレムバスタード  第六章 庶子の時代へ U I ( No.1 )
日時: 2023/01/02 02:02
名前: 鬼末忠次
参照: http://onisue-chuuji.blog.jp/

クリエートの父親評、これまた辛辣ですね(笑)。クリエートの評の通りなら、なぜ止める家臣がいなかったのか、というところにも脆弱性が。暗躍せし者とは誰か、楽しみです。
Re: ハーレムバスタード  第六章 庶子の時代へ U I ( No.2 )
日時: 2023/01/02 09:35
名前:

そもそもバージゼル自身が筆頭家臣みたいな物ですからね。

そうでないなら「歪んだ結婚体制」なんかやるもんかって。

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