トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
ハーレムバスタード  第六章 庶子の時代へ U A
日時: 2023/01/01 14:16
名前:

「おい。凄い賑わいだな」

大聖堂の盛況ぶりに驚く、警備騎士たち。

「ああ。凄い顔ぶれだぜ」

「ここで大魔法でも使われたら、それこそ一網打尽だからな。警備にも力を入れろとなるわな」

離れからやってくる一人。

「やれやれ。全くランゴバルト老には手を焼くぜ」

「どうした」

「孫娘が居たっていうんだ。だから探せとかうるさいのなんの」

「ランゴバルト老の孫って、確かバーミアに駆け落ちしたって例の」

「ああ。レナス家の嫡次男と一緒にな。とにかくあの件ではランゴバルト老が滅茶苦茶に怒ってるからな」

「だからだよ。だからそれっぽい娘を見たら何でもそう見えるんじゃないのか?」

「違いない」

大笑い。しかしその中で。

「おい。そこで何やってる?」

大聖堂の周りを動いていた、警備の一人が不審な影を見とがめる。

それに気付くや、素早く逃げ去ろうとする影。

「待て!」

集団で追おうとするが、姿を見失う。

「今のは何だ?」

「ルシアラ様に知らせるか」

「そうだな」

次の瞬間、音もせずに破裂する一弾。声も無く瞬時に倒れる一同。

Page: 1 |

Re: ハーレムバスタード  第六章 庶子の時代へ K ( No.1 )
日時: 2022/12/17 19:38
名前: 鬼末忠次
参照: http://onisue-chuuji.blog.jp/

おお! これは急展開ですね! ちょっと想像がつきませんでした。いやほんと雲山朝にとってはチャンスですからね。さて雲山朝の女帝はどう駒を進めるかですね。
Re: ハーレムバスタード  第六章 庶子の時代へ K ( No.2 )
日時: 2022/12/17 19:45
名前:

やはり最後にはクライマックスをって感じですね。

出来るだけのオールスターで行きたいと思っています。

Page: 1 |