トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
バイバルス家譜 (関係者編)
日時: 2022/11/30 21:47
名前:

ゼリア

ルドルフの正妻。シュナイゼルとアンナの娘。
山麓朝の内紛に巻き込まれるのを避けるためメロディアの王女との縁組を拒否した、ルドルフに代わって嫁ぐ。
ルイシュカの母として、実質的な「ゴットリープ女帝家」(ゼリア=バイバルス家)の祖とも目され、後世において「賢母ゼリア」の伝説を残す。


クレメンス

ルドヴィカの最初の夫。ゴットリープの没落名家出身。縁組はルイシュカが決定。
ルシタニアとルシアラの父。いわゆる良き夫にしてよき父の模範というべき人物。だが強さに欠け、女傑のルドヴィカからの強力なプレッシャーに苦しむ。
むしろ娘によって引退させられた義母のルナマリアに同情共感していたとされ、ほぼ同時に死んだ事について、心中説も強い。彼女の胎内の子と共に。

ルシアラ

ルドヴィカの次女。父はクレメンス。
母に対し姉が副官タイプなら、彼女は参謀タイプ。


クリスチアン

ルドヴィカの二度目の夫。クレメンスの弟。
当時の政治状況からのルドヴィカ自らの選定だが、兄とは違う権力志向。バイバルス家の権力を握ろうとするも、ルドヴィカに拒否され、以後は放蕩の限りを尽くす。
一応はルパートとルメリアの二人を儲けた形になっているが、彼の子ではないとも噂される。最後は二人の義娘にまで手を出そうとして、ルドヴィカに殺されたとも。

ルシアラ

ルドヴィカの次女。

ルパート

ルドヴィカの長男。父はクリスチアン。
玄祖父ルドルフ以来のバイバルス家の直系男子。当然に曽祖父以来の男性当主への期待を自他共に持つが、アルスタルコスの死もあって、最終的にアルシノエの婿としてテルモピライ家に出される。
父の軽薄と母の激情を兼ねてか、性格はかなり不安定。アルシノエとの間に息子アルバートを儲けるが、最後は妻と妹に利用される形で、母に対する叛乱の首謀者として自裁させられる。

ルメリア

ルドヴィカの三女。

アルスタルコス

ルシタニアの最初の夫。テルモピライ家の庶子。
ルシタニアとの子は無く、個人的なエピソードもほとんど無い。
しかし彼の早い死が縁組政治の玉突きを起こし、以後の動乱の要因になったという意味では重要な人物。当時の両家の内情からして暗殺説も高い。

アルキピアデス

ルシタニアの二度目の夫。

アルシノエ

ルパートの女主人。

アルバート

ルパートの息子。

ルキエラ

ルキオラの妹にして叔母。ルドヴィカの四女。
妻のルシタニアがルキオラを妊娠中、アルキピアデスが義母のルドヴィカと通じて妊娠させた、いわゆる不義の娘。
それでもテルモピライ嫡流の血を引く存在であるため、従兄にして甥でもあるアルバートに代わり、テルモピライ家の次期当主に。
最初はルシアラを母と思っていたが、真相を知るや、実の母であるルドヴィカに対する刃傷未遂を起こす。その罰も兼ねてマックリィの婿入先の一つに。
クレメンスの血を持たないためか、異父姉のルメリアと違った意味で、性格は苛烈で直情。但し姉にして姪であるルキオラには上手く外されっ放しで、苦手としている。

Page: 1 |

Re: バイバルス家譜 (関係者編) ( No.1 )
日時: 2022/11/21 13:02
名前: 鬼末忠次
参照: http://onisue-chuuji.blog.jp/

ある意味、ルドヴィカは「男運」がない気もしますね。まあルドヴィカの相手を務めるには相当な英傑か「従」に徹することができる男でないと無理かもしれませんが。
Re: バイバルス家譜 (関係者編) ( No.2 )
日時: 2022/11/21 19:37
名前:

まさに矛盾するテーマですよね。

下手に自信がある男なら、自分が「主」になろうとするのはむしろ当然ですし。

Page: 1 |