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ハーレムバスタード  第五章 ゴットリープの女帝 I
日時: 2022/11/20 00:30
名前:

「楽しまれてるみたいですね。ルシタニア様もルドヴィカ様も」

いささか皮肉交じりのルキエラ。それに対し。

「うん! すごいのよマックリィさまったら! あのスゴイお祖母さまをアンアンさせちゃって! お母さまも泣きながらエンエンしちゃってー!」

あくまで屈託ない調子で語るルキオラ。

「…それは良かったですね。で。ルキオラ様は?」

「うん。最初はイタかったけど。すぐキモチよくなった! マックリィさまったらあたしのアソコをペロペロってしてくれてー!」

「…」

「だから! あたしもしてあげたの! マックリィさまのアレをパックリって! そしたらマックリィさまもアンアンって! すっごくかわいかったんだから!」

思い切り吐き捨てるつもりが、むしろ身体をムズムズさせ始めるルキエラ。落ち着こうとばかりに、やっと目の前の茶を含む。

「それは…」

その様子の変化を見てか、急に身を乗り出すルキオラ。

「だ・か・ら。ルキエラちゃんにもして欲しいの!」

「…何を?」

「マックリィさまを! ルキエラちゃんのオムコさんにも!」

思わず口の中の茶をブーッと噴き出すルキエラ。

「な、なんですか!? それは!」

噴き出した茶を正面から浴びながら、お構いなしに話続けるルキオラ。

「だーからー! いっしょになかよくたのしもーよー! ルキエラちゃんもー!」

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Re: ハーレムバスタード  第五章 ゴットリープの女帝 I ( No.1 )
日時: 2022/11/19 23:07
名前: 鬼末忠次
参照: http://onisue-chuuji.blog.jp/

重婚ありの世界ですからね、こういう発想もありですよね。問題は後継者のこと。レナス家もそれで一波乱あるわけで。女帝には考えがあるでしょうが。
Re: ハーレムバスタード  第五章 ゴットリープの女帝 I ( No.2 )
日時: 2022/11/19 23:35
名前:

まあ複数の家付妻が対等のレナス家や二重王国と違い、こちらはバイバルス本家の実力が歴然の圧倒的ですからね。
だからルドヴィカもルキオラも「正主人」としての余裕が出来るわけで。

その意味で一番難しいのは、ケーニアスの婿入三家かもですね。
見方と状況でそれぞれの優劣も変わってきそうなだけに。

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