ハーレムバスタード 第二章 招かざる婿殿 G |
- 日時: 2022/10/15 12:58
- 名前: 陣
- (おい。聞いたか。あのドゴールのババア。マジであのガキに手を出しやがったそうだぞ)
(本当か。全くあのババア良くやる)
(まあババアと言ってもまだ四十前だがな。あのガキ。ゴットリープじゃ五十過ぎのともヤッてたらしいぜ。それも娘や孫との三代丼で)
(げ。まさに汚物だな。最低の)
(しかしただの火遊びじゃないぞ。あのババア。マジであのガキのガキを産む気らしい)
(おいおい。本気か。やっぱり自分のガキ、いやジュリウス様が亡くなってからおかしくなってるのは本当かもな)
(だが考えてみろ。あのガキ自体の生みの母が先代当主の未亡人だろうが。少なくともレナス家としてクレームを付けるとは思えんがな)
(そもそもあのガキのヤる相手を決めてんのは、ガキ本人じゃない。側に付いてるあの小娘なアマだ。レナスの意図ってのもあるんだろうぜ)
(レナスの意図って何だよ。あのガキに今更ババアを孕ませるメリットが連中にあるのか。そもそもババアをドゴールに戻れなくしたのは連中だろうが)
(まあ色々あるだろうが。考えられる一つは元のドゴールの連中をババアの元に結集させる事だろうな。この前の戦役では相当の損害が出た。レナスの連中として、出来れば元のドゴールの連中も手駒に使いたいのが本音だろうさ)
(その受け皿にこのエルヴィーラを? ふざけやがって!)
(ともあれ。たとえあのガキのガキがババアに出来たところで、エルヴィーラの継承権まであるわけじゃない。あのガキと同じにな。ジュリエット様がある限り、エルヴィーラの継承権はあくまでジュリエット様の御子の物だ)
(そうなればどうしてもジュリエット様にはあのガキをモノにして貰わなければならんか)
(ああ。前のが忘れられんというのは美徳かもだが、政治には有害なだけだ。これ以上あのガキにこの家を食い散らかされる前に、何とかガキを咥え込んで貰わんと)
(いくらあのアマでも、ジュリエット様のお断りは出来んだろうしな)
(それこそ。鼻を摘んでもだな)
(この場合。むしろアソコを押さえてでもだろうがな)
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