Link Fedora8 サーバにRAID1を導入

[Linux]

Fedora8サーバにRAID1を構築した時の記録です.
HDD2台(200GB,120GB)でLVMを構築中の現在の構成を
新しいHDD2台(250GB,500GB)でRAID1+LVMに変更します.

LVMも複数のHDDをひとつにまとめることができるなど
RAIDと似たような機能を持ちますが,
LVMはディスク管理の簡略化を目的としており
信頼性向上を目的とするRAIDとは異なるものです.
RAID1は複数のディスクに同じデータをコピーし分散させることで
ディスクが1つ壊れた際も他方のディスクでのシステム運用が可能です.

システム構成図は以下のとおり.

更新前構成
080612_1.png

更新後構成
080612_2.png

行った操作の概要


  1. 旧HDDのLVMの論理ボリュームサイズを縮小

  2. LVM上にext3ファイルシステムが構築されています.
    そのため,ファイルシステムを先にリサイズし,
    その後,論理ボリュームサイズを変更します.

    ・インストールCDからシステムを起動し,レスキューモードに入る
    ・ボリュームグループを有効化
    # lvm vgchange -a y /dev/VolGroup00
    ・ファイルシステムのチェック
    # e2fsck -f /dev/VolGroup00/LogVol00
    ・ファイルシステムのリサイズ(320GB⇒60GB)
    # resize2fs /dev/VolGroup00/LogVol00 60G
    ・論理ボリュームの縮小
    # lvm lvreduce -L 60G /dev/VolGroup00/LogVol00
    ・2台目(sdb)に入っているデータを1台目(sda)へ移動
    # pvmove /dev/sdb1 /dev/sda2
    ・2台目のディスクをボリュームグループからはずす
    # lvm vgreduce VolGroup00 /dev/sdb1

  3. fdiskで新しいHDD2台のパーティション作成

  4. とりあえず,旧HDDの1台目にデータをまとめたところで
    旧HDDを取り外します.
    その後,新HDD2台を取り付けfdiskでパーティションを作成します.

    ・/boot 用の200MBと / 用の220GBのパーティションを用意
    (2つのディスクで同じ大きさのパーティションを準備)
    # fdisk /dev/sda
    # fdisk /dev/sdb

  5. mdadmで新しいHDD上にRAIDを構築

  6. ・mdadmにてraidの構築
    # mdadm --create --auto=yes /dev/md0--level=1 --raid-devices=2 /dev/sda1 /dev/sdb1
    # mdadm --create --auto=yes /dev/md1 --level=1 --raid-devices=2 /dev/sda2 /dev/sdb2

    ・RAID運用状況の確認
    # cat /proc/mdstat
    Personalities : [raid1] [raid6] [raid5] [raid4]
    md0 : active raid1 sda1[0] sdb1[1]
    200704 blocks [2/2] [UU]

    md1 : active raid1 sdb2[0] sda2[1]
    234388224 blocks [2/2] [UU]

    ・/etc/mdadm.confの作成
    # echo 'DEVICE /dev/hd[a-b][1-2]' > /etc/mdadm.conf
    # mdadm -Ds >> /etc/mdadm.conf

  7. LVMで新HDD上に論理ボリュームを作成

  8. 構築したRAID1のパーティション上にLVMを構築します.
    60GBの論理ボリュームとスワップ領域2GBを作成します.

    # pvcreate /dev/md1
    Physical volume "/dev/md1" successfully created
    # vgcreate VolGroup01 /dev/md1
    Volume group "VolGroup01" successfully created
    # lvcreate -L 60G -n LogVol00 /dev/VolGroup01
    Logical volume "LogVol00" created
    # lvcreate -L 2G -n LogVol01 /dev/VolGroup01
    Logical volume "LogVol01" created

  9. 旧HDDの論理ボリュームを新HDDにコピー

  10. 旧HDD(sdc)を取り付け,新HDDに/bootのパーティションと
    論理ボリュームをコピーしました.
    #dd if=/dev/sdc1 of=/dev/md0
    # dd if=/dev/VolGroup01/LogVol00 of=/dev/VolGroup00/LogVol00

  11. インストールCDを起動し,システム更新

  12. 後はインストールCDから既存のシステムの更新を行い,
    grubブートローダを/dev/md0上にインストールしました.

途中でだいぶつまずいて時間がかかりましたが,
何とか新システムを稼動できました.
もっとお金があれば,RAID60を構築したいですね.

2008,06,12 : 02:33 | 修正


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